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上津原 章
ウエツハラ アキラ
(
山口県 / ファイナンシャルプランナー
)
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不景気の中での長期金利上昇
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資産運用の考え方
2009-02-12 11:01
ファイナンシャルプランナーの上津原です。
今日は長期金利の上昇についてお話します。
なぜかというと、私たちの資産運用や、住宅ローンの返済計画にも大きな影響を与えるからです。
2月11日の日本経済新聞の1面に「長期金利、米欧で上昇」という記事がありました。
長期金利として代表的なものは、各国の10年国債の金利です。
アメリカと日本だけで昨年の12月末の金利と比較しても、
米国 2.76% 0.54%上昇
日本 1.27% 0.10%上昇
となっています。不景気の中で金利が上がることは通常は考えられません。ただ、非常時の景気対策で国債をどんどん発行する必要があるため、将来国債が予定通り償還されるのかということに黄色信号がともり始めているのでしょう。
国債の担保は、私たちの税金や国家財産のはずです。景気対策のための国債は、将来の税収増加で返済原資をまかなわなければなりません。景気対策の過程で投入された民間企業への公的資金は、株価の値上がり益などによって投入したお金より多く回収するのが本来の姿です。
国債は、投資している国の金融資産の中で、最も安全性が高いもの(ソブリン)とされています。とはいえ、資産運用には絶対はありません。今後どうなるか、私たちも注意してみる必要がありそうです。
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