最近、プレゼン塾に子どもが参加させていただいているご縁で、講師の方より小室淑恵さんという方を紹介していただきました。

　彼女の著書を拝見すると、以前勤務されていた資生堂で導入されていた「がんばるタイム」という時間管理の方法が土台にあるように感じます。

「がんばるタイム」とは、

　各社員が前もって決めた業務に集中することを、全社的に時間を区切って行う試みです。その際には、たとえ他の緊急的な雑用が入ってきても排除する。他の人にお願いできる仕事はお願いする。といったことも同時に行います。　

　小室淑恵さんは、資生堂時代のノウハウに加え、「短時間に効果的なプレゼンテーションをする」といった要素を入れて成果を上げておられます。

　雑用を排除すする、人に仕事をお願いするといったことを効果的に行うには、やはり事前の準備が必要になってきます。あてのない行き当たりばったりの仕事では、結局のところ雑用に時間を取られ、自分だけで仕事を抱え込んでしまうといった結果になってしまいます。

上津原マネークリニックにおけるワーク＆ライフバランスへの取り組み

　弊社も開業当初から、お客様のワーク＆ライフバランスについてのカウンセリングに取り組んできました。

　特に大事にしているのは、お金や時間の選択と集中です。

　お客様にはライフイベント表を作成していただくとともに、毎年行動計画表を作成していただきます。これらのワークによって、数年後などの遠い将来のことを考えながら今を考えていきます。

　最大の効果は、今何をするべきかがはっきりとわかることです。例えば、家族旅行のために積立貯蓄をする、有給休暇を確実に消化するために数か月後までの仕事の段取りについて考えるといったことです。

　このようなことが習慣づけば、普段からのお金や時間の無駄遣いもなくなります。

皆さんも、「なんとなく」「行き当たりばったり」をなくしてみませんか？