上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
手に入れたお金をふやすための情報をどのように活かすか
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今朝早く、初めての方から相談の電話がかかってきました。
「ドイツ株式市場やフランス株式市場の株価が、(現地時間の)夕方4時から急に上がったが、何か理由があるのだろうか。」
といったことでした。パソコンで株価指数の値動きを確認したところ、確かにそのとおりでした。
原因を、日経新聞電子版等で確認してみたところ、
「ギリシャと債権団(国債などの投資家)とが同意が近い」
といったことでした。短期間で売買される方には、大事な情報かもしれません。ただ、今まで何度も同じような発言があったことも事実です。
何が大事なのかは後になってからわかることも少なくありません。よって、入ってくるすべての情報が大事に感じられるのも無理からぬことです。
情報を活かす時に大事なことは、
「自分の投資に対する考え方からして、必要な情報かどうかを見極める。」と
15年以上株式投資をしていて感じおります。5年以上の長期間の投資を心がけていますので、数年後の将来に影響しない情報は確認してからバッサリ切り捨てます。情報をどれだけ手に入れても、100%の成功確率はありえないからです。
お金をふやすにあたり、情報を手に入れることは大事なことです。手に入れた情報は、投資に対する考え方やその背景にある将来設計が定まることで、最大限に活かされるのではないでしょうか。
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当マネークリニックでは、まず、お客さまにとって「ここぞという時」がいつなのかを一緒に確認することから始めます。それが、「お子様の誕生」「マイホーム購入」など人生におけるイベントを書き出した「ライフイベント表」の作成です。また、そうすることで見えてくるのが、その人が、暮らしの中で大切にしている価値観です。価値観を再確認することで、お金の使い方・ふやし方もおのずと決まってきます。