上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- コラム「老後資金の準備、本当に大丈夫ですか?」 - 専門家プロファイル

上津原 章
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。

上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
上津原マネークリニック お客様相談室長
Q&A回答への評価:
4.6/336件
サービス:2件
Q&A:943件
コラム:462件
写真:9件
お気軽にお問い合わせください
0820-24-1240
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

老後資金の準備、本当に大丈夫ですか?

- good

資産運用の考え方 2015-05-28 21:10

 人生で必要な三大資金は、住宅資金 教育資金 老後資金です。

 その中でも老後資金は、長生きをされる方であれば、誰にもやってくる課題です。そこで、平成26年 家計の金融行動に関する世論調査(金融広報中央委員会)から、私たちの老後に関する意識について考えてみたいと思います。

あなたのご家庭では、老後(今後)の暮らしについて、経済面でどのようになるとお考えですか。

非常に心配である。 41.3% 多少心配である。  41.4%

なんと、82.7%の方が将来について心配されています。


その理由としては、(複数回答可)

年金や保険が不十分ではないから。 74.9%

十分な金融資産がないから。    70.5%

 といった2大要因以外に、

生活の見通しが立たないほど物価が上昇することがあり得ると考えられるから。と答えられる方が大きく増えています。

平成22年 22.6% → 平成26年 27.2%


アベノミクスが進んで物価が上昇したことが、私たちの生活に大きく影響しているようです。今朝の新聞の一面でも、1ドル=123円になったことが新聞の一面を飾っていました。

物価上昇への不安がここまでいわれているにもかかわらず、

株式や投資信託などで元本割れのリスクを取ってふやしているお金の割合は、およそ14%といわれています。このことから、不安を持っている方は多いものの、不安に対して備えをされている方が少ないことがうかがえます。

私たちが、人間関係やこれからの将来をもっとよくしたいと思うとき、

「周りを変えることはできないが、自分を変えることはできる。」

といったことがよくいわれます。お金の世界も同じではないでしょうか。

お金を残すことは大事ですが、それだけで物価上昇に備えるのには限界があります。これからは、お金をふやすことも学んでおきたいですね。

カテゴリ 「資産運用の考え方」のコラム

我が家の新しいNISA対応(2024/01/31 21:01)

新しいNISAを始める前に(2023/12/28 22:12)

カテゴリ このコラムに関連するサービス

対面相談 体験相談会

普段から気になっている、お金の課題を解決してみませんか。

料金
無料

ファイナンシャルプランナーに相談したいけれど、どのように相談したらよいかわからない、相談料がいくら必要かわからない、といった方のための相談会です。

体験相談会
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真