上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
筋書きがあるものが生き残る ~金融機関による選別~
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28日のNHKクローズアップ現代では、企業再生がテーマでした。
話の中で、存続できる企業であればお金を貸し、存続ができない企業には廃業などを促す金融機関が出ていました。
金融機関は、お金を貸さないと利息収入が入ってきませんが、かといってお金を貸した先が倒産してしまうと貸したお金が戻ってこなくなってしまいます。だから、本当に強い会社に対して積極的にお金を貸すことで、金融機関も生き残ろうとしていることがうかがえます。
お金を貸している会社の中には、倒産リスクがあるものの、会社の良さを伸ばしていけば存続できるところもありました。
ただ、期限を区切って、
「1年以内に再生できないと、経営者を交代させますよ。」
といった条件を付けていました。
「意気込みだけでなく、会社がよくなるための筋書きがないと、お金を貸してもらえないのだな。」
ということをただただ実感しました。
筋書きというのは、いつまでに、どこで、誰の力を借りて、何を実行して、どのような結果を出していくのか。といったことです。筋書きがあれば、金融機関の担当者もお金を貸してもよい根拠を説明できます。
会社の話でなくても、お客様が住宅ローンを借りる時、ライフプランシミュレーションがあるだけで金融機関の対応の仕方が早くなったりすることがあります。何か新しいことに取り組みたい時、いつでも私にご相談ください。
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