「あなたにピッタリの表現ね」

「これなんか、あなたに似合うわよ」

人は、みんな、自分以外の人に、自分の第一印象や、付き合うなかで作り上げたイメージと言う

「ラベル」を貼って、判断しています。

第一印象によって決められる「ラベル」をはがすのは、骨が折れます。

その日、たまたま、気分が落ち込んでいたその時出会った人は、

「なんだか冴えない表情で、無愛想な人」というレベルを貼ります。

やっかいなことに、一度自分が張ったラベルを貼り替えるには、よほどのことがない限り、

貼り替えてもらうチャンスがないということです。

なぜなら、今貼っているラベルを替えいると言うことは、自分のイメージが違っていたとか、

判断が間違っていたことを自認することになるわけで、

そんな考え違いを受け入れたい人は、早々たくさんいるわけではないはずです。

わたしは、つい最近、励ましているつもりで一生懸命話をした相手から

「説教が上手くなったね！」と言われ、

背中から冷や汗が出る思いがしました。

いつの間にか、不遜な態度だったのだろうか？

上から目線になったのだろうか？

一瞬にして、頭の中に、自分がどんなイメージで受け止められたのかを考えました。

ラベルは、いつの間にか、貼り替えられることもあるようです。

皆さんに張られているラベルは、あなたが納得して受け止められるものですか？

等身大の自分チェック、念入りにしてみましょうね。