竹内 和美
タケウチ カズミグループ
知らず知らずに遣う言葉
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先日、ある団体の依頼を受けてお電話しております・・という
電話を受けられた企業の担当者様が、電話口で激高され、隣にいたわたくしはびっくり。
電話を終えられてから、担当の方に伺うと、
「どうにも、あのタメ口が苦手なんです。○○なんですよぉ~・・・ ○○なんですよぉ~と繰り返されて、つい、我慢ができなくなってしまいました」とのこと。
しかも、そのことを注意すると、「わたしはタメ口なんかきいた覚えはありませんと居直られたものですから・・・」と
口をぎゅっと結ばれていました。
その電話の担当者は、話し始めこそ丁寧な口調だったものの、応対する側(顧問先の企業担当者)が、丁寧に応対したため、電話口の方は上から目線で、威圧的に出てしまったようです。
この件は、すぐに社内に告知され、
今一度、自分の電話応対の姿勢を見直すために、
相互チェックをするように・・と、嫌な思いは、すぐに自社の改善につながることになりました。
話し方を自分でチェックするには、そうとう、常に意識を向けていなければなりません。
コミュニケーションの難しい点は、相手がどう受け取るかは、相手にゆだねなければならないということにあります。
だからこそ、社内で、相互に確認していただくと言うのは、
とても重要な取り組みです。
自分の話し方に、あなたは自信を持てますか?
愛にあふれ、相手への気遣いを感じさせることができますか?
間もなく新入社員がやってきます。
先輩社員として、上司として、セルフチェックをしてみてくださいね。
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