海や大地と家族をつなぐシンプル調理で美味しい家庭料理

高窪美穂子

タカクボミホコ

( 東京都 / 料理講師 )

株式会社アッサンブラージュ　100％天然素材家庭料理実践家

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温かな食事が伝え、届ける「温かな心」

よい食材を考え、選ぶこと 2012-01-13 22:00

こんばんは、高窪です。
今日も本当に寒かったですが、日差しはまぶしい一日でした。
みなさま、いかがお過ごしだったでしょうか？

さて、昨日の夕食は家族のリクエストで肉団子でした。

肉団子には思い出があります。
私が幼かったころ、まだ5歳くらいだったでしょうか。
母のお手伝いをして、肉団子を丸めて丸めて…。
上手だと大げさなくらい褒められてうれしくて。
それが、お料理を好きになるきっかけだったと覚えています。

女性にとって、お料理は切っても切り離せないもの。
それならば、お料理が好きになって楽しんでお料理して欲しい。
そう願ってお料理をするたびに褒めたのだと、私が成長した後に母から言われました。

その思惑通り、しあわせなことにお料理が好きになり、こうやって今は仕事としています。

好きこそものの上手なれ、ということわざもあります。
それの実践だったのでしょうね。

肉団子を作るたびに、母への感謝とともにこのことを思い出します。

心を込めて相手を思いやりながら作った温かな食事は、おなかを満たし身体を温めるだけではありません。
心も温めてくれるのです。

それを日々実践し、生活の中で教えてくれたのも母でした。
私も、相手を思いやり心まで温める料理を作りたい、と心の底からいつも思っています。