高窪 美穂子(料理講師)- コラム「暑い季節、おいしく感じる味付けは…」 - 専門家プロファイル

高窪 美穂子
海や大地と家族をつなぐシンプル調理で美味しい家庭料理

高窪 美穂子

タカクボ ミホコ
( 東京都 / 料理講師 )
株式会社アッサンブラージュ 100%天然素材家庭料理実践家
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暑い季節、おいしく感じる味付けは…

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少人数制料理教室・クッキングサロンM&Y 毎日の料理 2010-07-20 23:00

こんばんは!
高窪です。

今日も本当に暑いですね!
さすがの私も日中、室温が33度になった時点でたまらずエアコンをつけました。

さて、こんな暑い時はお料理の味付けにちょっとだけ工夫を。
少しだけ、塩分を強めにすることをお勧めします。

これは、汗と一緒に塩分が体外へ排出されてしまうため。
夏の身体は、いつもよりも塩分を欲しているのです。

その状況に応じた味付けというと、思い出すエピソードがあります。
以前、何かで読んだのか、テレビで紹介されていたのかは忘れてしまいましたが、帝国ホテルで総料理長まで勤められた故村上シェフがオリンピックの選手村で料理人として働いた時、いつもの味付けでお料理を出したところ、アスリートの方たちにあまり評判が良くなかったそうです。
そこで、何かをきっかけにして塩分を強めの味付けにすることに気づいて、お料理を出したところ、好評を博したそうです。

スポーツ選手は汗をかきます。
だからこそ、通常よりも塩が効いたお料理をおいしいと感じたのです。

それは、夏、汗をかいている私たちも同じこと。
もちろん、加え過ぎてもおいしくありません。
これこそ“塩梅”と言えるのではないでしょうか?

少し塩を効かせたきゅうりの浅漬けや、塩茹でした枝豆、とうもろこし。
この時期、よくおやつに出たとうもろこしの甘さと塩味が入り混じった味が、なんとも言えずおいしかったことを思い出します。

お料理をする時に“塩梅”、ちょっとだけ思い出してみてくださいね。

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