高窪 美穂子(料理講師)- コラム「野菜をたっぷり摂るメニュー構成のコツは」 - 専門家プロファイル

高窪 美穂子
海や大地と家族をつなぐシンプル調理で美味しい家庭料理

高窪 美穂子

タカクボ ミホコ
( 東京都 / 料理講師 )
株式会社アッサンブラージュ 100%天然素材家庭料理実践家
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野菜をたっぷり摂るメニュー構成のコツは

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少人数制料理教室・クッキングサロンM&Y 2010-06-11 13:17

こんにちは。

高窪です。

 

これだけお天気がよいのも、今週中まで。

来週からはいよいよ雨の季節がやってくるそうです。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

 

突然ですが、みなさん、毎日どれくらいの量の野菜を摂っていますか?

1日の目標量は400g以上だそうですが、実際の平均摂取量は290g程度だそうです。

 

野菜を料理するのは時間も手間もかかって面倒、と考えて、野菜ジュースを摂っていれば大丈夫、と考える若い年齢層を中心とした方たちもおおいようです。

とはいえ、野菜ジュースは野菜をしぼったもので、野菜そのものとは違いますし、粉末やタブレット状になった野菜粒ですべてが賄えるわけではありません。

やはり、できるかぎり野菜そのものをお料理して、食べたいものです。

 

私自身、野菜は意識して摂っています。

家族にもたっぷり摂ってほしいと、毎日の晩御飯は野菜が7割以上になるように工夫しています。

 

野菜を料理するときは、男性や食べ盛りの子供にも満足感があるように、こんなことを基準にしてメニューを組み立てています。

・茹でたり、炒めたりする加熱した野菜と生野菜、両方を摂るようにする。

・味にバラエティを持たせる。基本的には塩味、醤油または甘辛い醤油味、酢を利かせた味、味噌味を組み合わせる。

・出汁を利かせた煮物もしくはお味噌汁などは必ず作る。

・野菜だけでなく、肉や魚、豆腐などのたんぱく質と合わせる。

 

昨日の晩御飯を例に挙げると、

・じゃがいものソテー(塩味)とトマトを付け合わせにしたポークソテー

・きゅうりと玉ねぎ、わかめのごま風味サラダ

・なすの味噌炒め

・エビとアスパラ、ブロッコリーの塩味炒め

・大根と鶏挽肉の出汁煮

・冷ややっこ、長ネギの薬味添え(醤油出汁かけ)

 

エビや鶏挽肉と組み合わせて、コクをさらにプラスしたり、目で満足してもらったり。

とはいえ、それぞれ使ったエビも鶏挽肉もごくわずか。

本当なら、煮物にはキノコも入れたかったところでしたが、たまたま昨日はストックがなくてこんな組み合わせになりました。

 

野菜が主役のメニューばかりです。

 

野菜をたっぷり摂ることは、健康にもつながります。

味の組み合わせや調理方法の組み合わせで、さまざまな種類の野菜を飽きずに食べることができますので、この週末、是非ともお料理にトライしてみてくださいね。 

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