八納 啓造(建築家)- コラム「狭小敷地での土工事での注意点」 - 専門家プロファイル

八納 啓造
世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?

八納 啓造

ヤノウ ケイゾウ
( 建築家 )
株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
Q&A回答への評価:
4.5/245件
サービス:3件
Q&A:636件
コラム:627件
写真:11件
お気軽にお問い合わせください
082-207-0888
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ

グループ

専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

狭小敷地での土工事での注意点

- good

家づくり現場 資産になる家 K邸 2007-07-25 13:43
現在進行中の「資産になる家 K邸」ですが、街中の間口5mの狭小敷地です。間口5mにいっぱいいっぱい家を建てようとすると、どうしても基礎が隣地境界線ギリギリのところまで配置するようになります。

隣地とギリギリまで迫る場合は、写真のように写真のように土留めを作る必要があります。狭小地での工事費がどうしても割高になる要因のひとつでもありますね。

それと、このときに注意する事が1つあります。
それは、隣地ギリギリまで工事をするために隣家に土工事の影響がないかどうかというポイント。

土工事で隣家が傾く、内装・外装にひびが入るというケースも全くないわけではありません。(もちろん細心の注意は払っていますが・・)

具体的には、隣家の中に入らしていただき、工事前の内装写真を撮らせていただきます。そうすれば、隣家に何かあっても工務店は保険を適用して修理することが可能になります。

このとき写真を撮っていないと、保険がおりませんので、建主が自腹で修理費を負担するようになりますので注意が必要です。

今回の話はちょっとリアリティのある内容でしたが、狭小敷地の場合は特に注意してくださいね。
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真