八納 啓造(建築家)- コラム「一人部屋が及ぼすもの その2 後半」 - 専門家プロファイル

八納 啓造
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八納 啓造

ヤノウ ケイゾウ
( 建築家 )
株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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一人部屋が及ぼすもの その2 後半

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子供の住環境を考える 一人部屋が及ぼすもの 2007-06-11 07:30
(つづきです)

なぜなら、一人きりでしか集中力を発揮できない精神性は、社会に出たときには大きなストレスを抱える可能性があるからです。もう少し具体的にいうと、例えば会社に入った新入職員の職場環境をイメージしましょう。

大きな部屋にレイアウトの差こそあれ、机を並べて仕事をします。そして年齢も20歳代から50歳代とバラバラで、取り組んでいる仕事もバラバラです。

人によっては、休憩を取って談笑していたり、電話対応で大きな声を出していたりと様々です。時には上司ら、上司の都合で話しかけられます。

どうですか?想像できますか?
このような状況では、ストレスがどんどん溜まるのが目に見えています。

新入職員の段階で、重役クラスの個室が手に入らない限り一人きりで集中する環境を手に入れるのは困難を究めるでしょう。近年、SOHOや起業して一人で仕事をしている人が増えている背景にはこういった部分も影響しているかもしれません。

あなたはこの話を聞いてどのように感じるでしょうか?
時間を作って夫婦で話し合ってみてください。
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