対象:投資相談
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はじめまして。私は現在36歳の会社員です。家族は他に妻36歳と長女5歳、次女0歳の3人がおります。
次女が産まれたことをきっかけに、資産運用を考えるようになりました。目的は子供の教育資金と我々の老後資金です。
インターネットや雑誌等で情報を集めた結果、分散投資とローコスト化を念頭に置き、
(分散投資)=(国内債券)+(国内株式)+(外国債券)+(外国株式)とし、比率はまずは初期投資300万円に対し単純4分割(25%ずつ)、このうち国内債券として国債を購入しました(10年変動)。残る3つについては、全てインデックスファンド(TOPIXやMSCIコクサイ連動型等)に投資しようと思い、このうち、国内株式は当初インデックス投信にしようと思っていたのですが、調べていくと、ETFの信託報酬がさらに低くローコストであるとの認識が生まれました。インデックス投信とETFの違いを自分なりに調べてみましたが、ETFは売買形式等、株式と同等扱いであるところが特徴のようです。
私が調べた中で気になったのは、
・売買単位がETFだと例えば100口単位である等、大口であること。
・インデックス投信は解約して換金するが、ETFの換金は市場で売却することになる。
・流動性が低く、売りたい時にすぐ売れるとは限らない。
1項目は、追加投資時にまとまった金額を用意すればよさそうな気もするのですが、2、3項目がこの文を読んでもいったいどういうことを意味しているのかがピンと来ません。
つきましては、インデックス型投信とETFの違いやメリット・デメリット等をもう少し分かりやすく説明いただけると助かります。
例えば、ETFの方がインデックス投信よりリスキーであると言い切ってしまえるのでしょうか。
以上よろしくお願いいたします。
gonyamaさん ( 神奈川県 / 男性 / 36歳 )
回答:3件
実際の運用をイメージして考えてみましょう
gonyama 様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
**売買単位がETFだと例えば100口単位である等、大口である
そのとおりですね。次のようなことも考えておいてください。
たとえば、「月々、2万円を積み立てる」ことを考えたとします。日本株式の投資額は5,000円。これではETFは購入できません。しかし、インデックスファンドなら購入できます。
**インデックス投信は解約して換金するが、ETFの換金は市場で売却することになる
投資信託約款で確認しなければなりませんが、買取請求が認められていれば、金融機関が買い取ることになります。解約の場合、他の株式等との損益通算が認められないときがあります。
**流動性が低く、売りたい時にすぐ売れるとは限らない
これは株式と同じです。売りたい人と買いたい人がいて、価格が折り合わなければ、売買は成立しません。需要の多い銘柄を選べばよいでしょう。
その他、考えたほうがよいこと。
1. 海外のETFを購入する場合、海外の証券会社に支払う手数料があり、さらに、取引所手数料(日本ではすでに撤廃済)を払う必要があるケースもあります。
2. 現時点で25%ずつのウェイトにしたポートフォリオも時の経過とともにウェイトが崩れてきます。
インデックスファンドとEFTの違いについては、拙著「かしこいお金の育て方〜ちぇるちゃんとバーム君の資産運用」で説明しています。
ただ、それでgonyama 様に本を買えというのは少し酷なので、抜粋版をウェブに掲示しました。こちらになります。
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小口の場合資産配分の修正が難しいことも。
gonyamaさま はじめまして、FPの岩川です。
ETFは何と言っても、ランニングコストが安いことです。その反面デメリットがあるのでは?と考えるかも知れませんが、そんなことはありません。
それでは、簡単ですがご回答いたしますので、参考にしていただければ幸いです。
●流動性ですが、全く心配いりません。すぐに売却できます。(高い指値を出した場合は当然売れない場合もありますが・・・)
ETFの1日の商いを見ればわかると思いますが、数百万、数千万程度は何ら影響ありません。
●売却方法ですが、
投信は、解約請求と買取請求の換金方法によって、株式との損益通算により税金を軽減出来るメリットがありますが、ETFは原則できますので、心配いりません
●最後にETFが大口であることの影響です。
資産運用を行なう上で、投資方針に応じたアセットアロケーション(資産配分)を構築し、また、【維持】することが重要なポイントとなります。【維持】することです。
つまり、ポートフォリオ全体の投資金額が小口になると、資産配分が崩れた場合、きめ細かく資産配分の修正(リバランス)ができない、【維持】ができなくなると考えられます。この部分に影響を感じないとご自分で判断できれば良いと思います。
gonyama様の配分について、気づいた点を申し上げます。4資産に平等配分にこだわりと、何らかの理由により決定しているのであれば良いと思いますが、日本に50%投資することになるのが気にかかります。
世界への分散投資を行うのであれば、市場の規模に応じて投資することも大切です。
(畑の大きさ(面積)に応じて種を捲いてあげるという考えです。)
MSCIkokusai90%TOPIX10%で、およそ世界の市場規模に応じた配分になります。
世界の平均点を取るならば、市場規模に応じた投資という考えもあります。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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ETFがの良さがDX投信より勝ります
gonyama様 初めまして。CFP®の吉野充巨です。ご質問にお答えします。
投資の成果の80%以上が資産配分によるといわれています。投資・運用に際し資産配分から入られたことはより良い結果をもたらすと考えます。そして4資産への均等分散投資も良い選択です。先々週の週刊ダイヤモンドにも、該当4資産の均等分散で、リターン4.3%、リスク8.7%という数値が掲載されています。
また、長期投資のコストに着目されていることも素晴らしいと思います。この投資スタンスを維持ください。
ところでインデックスファンドと上場投信(ETF)の違いはgonyama様のお調べの通りで、コストの低さ、取引の容易さ、投資判断の容易さ等々トータルの評価としてETFが格段に優れています。
1.は書かれている通り、投資金額の違いです。1万円、2万円など小額で切の良い金額での投資が出来ないのがETFのデメリットですが、売り・買いどちらからも入れるなど、株式と同様な取引が出来る点ETFが優れています。
2.の売却ですが、これはETFが優れています。ETFは株式市場に上場されていますので、株式と同様の取引が出来ます。現在時点の価格で取引を行います。投資家にとって判断しやすい透明性です。投信は市場が閉待った後基準価格を計算するので翌日まで売却価格が不明です。
3.流動性の高い(資産残高の大きい)ETFを購入すれば、大丈夫です。ちなみに、TOPIX連動、日経225連動の各ETFは1000億円単位の資産残高です。流動性は大型株並です。
アドバイスです、海外の上場投信ETFも日本で購入できます。6月時点で28本あります。
その中には、NYダウ、NASDAQ-100、先進22カ国の指数に連動する各MSCI指数に連動するものなどがあります。
私のホームページに上場投信ETFと投資信託をシリーズで掲載しています。参照ください。
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-1.htm
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