対象:ペットの医療・健康
こんにちわ。来月に14歳になる、フォックステリアを飼っています。
2/17の午後1時ごろ、右を下にして倒れたまま、起き上がれなくなりました。
近所の動物病院で、血液検査とレントゲン検査をしました。
その結果、貧血、脱水症状、白血球増多、肝不全(低カルシウム、低血糖、軽度高アンモニア)、肝酵素上昇、血液電解質異常
触っただけでわかる大きなしこりがあり、レントゲンの結果、胃を圧迫している塊状物は、おそらく肝臓ガンではないか、とのことでした(細胞検査はしていない)。
そして、眼振があるので前庭疾患である、と診断されました。ただし、先生が言う、食欲不振や、嘔吐はなく、前日までご飯を食べていました。
ただ、この前庭疾患が高齢による急性のものか、肝臓のガンが脳に転移したか、ははっきりせず、MRIが必要とのことです。しかし、MRI検査は麻酔をかけて行うので、今の肝機能では、麻酔は危険だとも言われました。
まず、肝臓の機能を改善するために点滴をして、それから前庭疾患の治療に入る、ただし、肝臓の機能が改善する保証はない、と言われました。
このまま何もしなければ、あと1週間と言われ、昨日は水分補給の点滴だけしてもらい、家に連れて帰りました。
ペット用の牛乳やお水は、スポイトでしっかり飲み、今朝も寝たままの状態で、排泄・排便もしっかりしています。半生のドッグフードも、口元に持っていくと食べています。体が動かない以外は、元気なように見えます。
せめて前庭疾患だけでも治してあげたいのですが、MRI検査は絶対に麻酔をかけなければ、出来ないのでしょうか?
MRI検査をしないで、治療をしてはいけないのでしょうか?
また、治療法は薬しかないのでしょうか? 自然に症状が治まったりしますか?
fullmoonさん ( 埼玉県 / 女性 / 29歳 )
回答:1件

RE:犬の前庭疾患と、MRI検査について
基本的にはMRIは体が動いてしまうと画像がぶれてしまうため麻酔が必要です。
MRI検査を行わないで脳神経疾患を治療することももちろん可能かと思いますが、原因を特定できずに治療するので、果たしてその治療が適当なものなのかという問題はあります。
また、MRIは万能な検査ではありませんので、全ての脳神経疾患の診断ができるわけではありません。MRIを行ったけれど原因が特定できない場合もあり得ます。
ですが、神経症状(起立が難しい、発作が起こる、眼振がある・・・など)がある場合にはとても有効な検査です。
しかし、現実的には費用の問題やMRI施設が近隣にないこと、内臓機能に重大な問題があり麻酔の危険性が高く検査が行えない、といった場合には検査を行わないで治療を行うことも多々あります。
一口に前庭疾患といっても、原因により治療法は異なります。
前庭疾患の中には無治療でも徐々に症状の改善が認められる病気もあります。
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