対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
40代女性です。2年ほど前にFPの方のすすめでPCAの変額年金保険に加入しました。目的は老後の資金(貯蓄)です。ところが先日「新契約の取り扱い休止」の案内が保険会社から届きました。
加入済み契約は従来どおりとの事ですが、、、不安です。
?定額の増額積立を止め、このまま契約を継続する
?元本割れしても解約し、他へ投資する
どちらが適当でしょうか?
税の繰り延べをメリットと考え変額年金に加入したのですが、コストが高いとの指摘を他の回答で見ました。
変額年金と投資信託、どちらがおすすめですか?
アドバイスをお願い致します。
takeroseさん ( 愛知県 / 女性 / 41歳 )
回答:4件
変額保険の解約等
変額保険の解約等ですが、特定の企業の事は分かりませんが一般的には変額保険の運用は他通貨等に分散されて運用されているケースが多く、コストは割高です。
また、解約という事でも評価額が恐らく元本割れしていると思われますので、解約するとかなりの損になると思います。日本の投資家の方の全般的なニーズの特徴ですが、「満期時に元本保証」という事を第一条件にしているせいか、「満期時以外では元本割れする商品」が売られています。
既存の払い込み分については解約するとかなりの実現損が出て来ると思いますので、既払い分を満期まで継続してそれ以外を他の投資に振り向ける事をお勧めします。
この変額保険の募集中止の一つの理由としては、絶対的な投資額を集められなかったという事が一点、本運用によって運用主体が利益を得られない状態になっていると言うのが1点「推測」ではありますが考えられます。
(つまり運用している会社自体がこの変額保険の運用で儲かっていないと言うことです。ただ、契約者との契約は残りますのでその企業が存続する限り契約は履行されるはずですが。)
今後の投資ですがお勧めの一つが株式投資で初心者にはETFをお勧めします。「Simple is best.」です。
日経マネーで高配当銘柄の特集がされていましたが、そんなのを読まれて配当の高い株式投資をされるのが良い様に思われます。(詳細は以前もどこかでコメントしているので割愛しますが)
「自分年金」の構築がポイントであれば不動産投資も良いかと思います。
回答専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
純粋に運用を考えられえるのであれば・・・
はじめまして、takeroseさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
万が一、保険会社が破綻したとしても日本で運営されている保険会社は保険保護機構に加入していますので、全てが無くなる事はありません。
確かに変額年金保険は税の繰り延べなどのメリットはありますが、ご指摘のように手数料などのデメリットもあります。
takeroseさんのご年齢からすると老後資金としては20年くらいの運用期間がありますね。
保険商品という間接的な運用よりも投資信託など直接投資の方が運用効率は良くなる可能性はありますね。
ただ全て投資信託の方が良いと言うわけではなく、運用するに当たっての基本は守りながら分散投資をしていかれると良いでしょう。
現在の変額保険が積立のものでしたら、今後は時間の分散でリスク軽減も計れますので、投資信託の運用も視野に入れて検討されると良いでしょう。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
変額年金保険の解約タイミングと投信の購入について
takerose 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
★定額の増額積立を止め、このまま契約を継続するにつきましては
変額年金保険の加入後2年ですから、契約上積立の増額が停止できるのであれば停止して、加入後5年の解約ペナルティなしの状態になった際に解約されるようお勧めします。
現況は3%程度の解約によるペナルティが発生します。
★変額年金と投資信託、どちらがおすすめですか?
変額年金保険も中身は投資信託で、保険という衣をつけたものです。一見投信の信託報酬は低く設定されていますが、保険料分をプラスすると大変高いものになります。従いまして貯蓄・資産形成として考えますと極めて効率の悪い商品になります。
ご自分で通常の投資信託を積立されることが資産形成には向いています。
ただし、投資信託全てが向いているのではなく、買付手数料(ゼロのものが望ましい)と信託報酬の安いものがより資産形成には有利です。
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンド(上場投信ETFを含む)をなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
これは、市場全体のリターンからコストを引いたものが一般投資家のリターンですので、中間コストは低いほど、投資家が利益を得るチャンスが大きくなる。
インデックスが購入できれば市場全体を購入することと同じという発想で、開発されたファンドもでファンドマネジャーの運用(≒アクティブファンド)も長期的にはインデックスを上回ることが困難なことが実証されています。
補足
また、様々な実証研究によれば十分に分散されたポートフォリオで組む資産運用の成果の91%は当該資産配分によって決まると報告されています。
私は、定期預金の他に、日本債券(国債)、日本株式、外国債券、外国株式、資産クラスへの分散投資を、夫々の資産クラスを対象とするインデックスファンドで構成されるようお勧めします。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
なお、現在では、ネット証券専門のインデックスファンドで、買付手数料なし、信託報酬の安いものが購入できます。対象とするインデックスは、国内債券、国内株式、先進国債券、先進国株式、新興国債券、新興国株式、そして、国内リート、外国リートですから夫々のファンドの購入でコストの安い運用が可能です。
私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
http://www.officemyfp.com/ETF-1.htm
ファイナンシャルプランナー
3
解約はもう少し先に、積み立ては投資信託を
takeroseさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
PCAの変額年金は同じような他社の変額年金とくらべ、コストが低く、取り扱っているファンドも豊富で、いい商品です。また自動的にリバランスしてくれるというのも良い点だと思います。
しかしあまり売れ行きがよくなく、今回親会社が日本から撤退することになりました。
破たんではありませんので、それまで加入されていた分についてはそのままで継続します。
変額年金の場合は販売手数料もかからず、分配に税金がかからないというメリットがありますが
保険関連費用が1.5%ですので、実際のファンドの利回りからそれを差し引いた分が実質利回りとなります。
純粋にどちらがいいかということになると、もちろん投資信託を直接買ったほうが良いのですが、配分や、ファンド選び、リバランスということを考えると、変額年金のほうが手間はかかりません。
2年前に始めたということですので、おそらく今は元本割れ状態でしょう。
さらに今解約すると、解約控除が差し引かれます。
2年経過で6%も引かれますので、ちょっと痛いですね。
解約控除についてはこちら
http://www.pcalife.co.jp/attention.html
増額をストップして、その分を投資信託で積み立てて、解約に関してはもう少し回復して、さらに解約控除も少なくなってからでもいいと思いますよ。
また特別勘定(中身のファンド)に関してはより積極型へ見直しをした方が戻りが速くなると思います。
今までの分は見直しを、これからの積み立ては投資信託を直接購入をお勧めします。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A