対象:リフォーム・増改築
越してきた時は南側1mほどのところに隣家があり、その後東側にも家が隣接してしまい、朝日すら入らなくなってしまい、冬は本当に寒々しい家になってしまいました。台所も暗く、気分まで滅入ってしまい、人を呼ぶのも億劫になってしまいました。日が当らなくても、せめて明るい家に住みたいのです。東西に長い家で東にDKがあり、真ん中あたりにリビング西側に和室があります。ちょうどダイニングとリビングの真ん中あたりの南側下屋にトップライトをつけたらどうなるかと思っています。いろいろ調べても夏は灼熱地獄になるなどと悪い意見しか載っていません。遮光ブラインドなどで遮ったり、真夏は外側からカバーをかけるなどして対策をしてもやはりデメリットのほうが大きいのでしょうか?すでにできているものを壊してまでトップライトをつけることは危険のほうが多いでしょうか?
補足
2009/04/26 23:01南側下屋は2階3部屋のうちの東側の部屋の前になるのですが、真ん中と西側の部屋よりくぼんでいて、西日は真ん中のせり出してる部分によってトップライト部分には影ができます。それでも、南側のトップライトは避けるべきでしょうか?長い目で見ると壊してまでつけるのは避けたほうのがよいのでしょうか?
taimatuさん ( 神奈川県 / 女性 / 37歳 )
回答:2件

漆原 智
建築家
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南側下屋にトップライトをつけたいについて
taimatuさん、こんにちは。
お部屋が暗いと、気分が滅入ってしまうのは同感です。
お部屋の広さに対して、窓の大きさって実は大切なんです。
建築の法律では、住宅の居室の窓の大きさは、そのお部屋の床面積の1/7以上なんてことになっていたりします。
ここでは、あまり難しいことは書きませんが、ある程度の窓の大きさも重要になってきます。
ただ、窓があればよいかというと、そうではなく建物の形状や敷地との距離なども関係してきます。
taimatuさんの場合、近隣が隣接してしまったようですから、トップライトも有効かと思います。
ただ、南側に向けてしまうと、直射日光が入ってきてしまいますから、トップライトの面の向きなどを変えるなどされるとよろしいかもしれませんね。
施工事例を掲載させていただきますので、ご参考になれば幸いです。
補足
細かな状況が良く分かりませんが、西日で影になってしまう場所でしたら、工夫が必要ですね。
屋根なりの面に設けて、すのこ状の格子で直射日光を避ける工夫や、熱線反射ガラスを用いたペアガラスにするなど、さらに工夫が必要かもしれないですね。
屋根の形状が複雑な場合や、雨じまいの悪いようなつくりですと、雨漏りの原因になりますので、その場合はお勧めできません。
実際に状況を専門家さんに見てもらうのも、一案だと思います。

木村 真理子
建築家
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工夫の余地はいろいろあります。
taimatuさん、はじめましてこんにちは。
木村建築研究室、木村真理子です。
たいまつでも焚きたくなるお気持ち、よく判ります。
おっしゃるように、直射が入らなくてもある程度の明るさは欲しいですよね.特に朝の食事を暗いところで食べるのは1日がんばろうという元気が出ないものです。
確かに北側以外のトップライトは、安易におすすめは出来ませんが、工夫の余地はいろいろあります。
最近は、ガラスの性能が良くなっていますから、遮熱断熱タイプのペアガラス、またはトリプルガラスを使い、さらに内側に季節によって使い分けるブラインドや扉などを用いれば、出来ないことはありません。
トップライト部分を3方増築して同じような課題を解決したリフォーム事例があります。
下記URLの事例ですが、参考にしていただければ幸いです。
秦野の家の再リフォーム=http://www.kimuramariko.com/木村建築研究室__WORKS__renovate/Works_秦野の家の再リフォーム_.html
また、敷地の広さや形状などの状況がよくわかりませんが、東側の部屋がくぼんでいるのであれば、さらにサンルームのように食堂の前に増築するという案もあるかもしれませんね。
夏場は、サンルームのガラス戸を解放して、内側のガラス戸を閉めていれば、暑さもさぼど気にならないと思います。
細かな状況がわからないので、断言はできませんが、工夫の余地はいろいろありますので、専門家に直に相談なさるのが良いと思います。
(現在のポイント:-pt)
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