対象:リフォーム・増改築
14畳程のフローリングのリビングの一部5畳程が
埋め込み式の畳でフラットになっています。
今回、この畳部分をフローリングにします。
根太張り、ベニヤ板(?)、フローリングといった手順だそうです。
断熱材が必要かどうかで悩んでいます。
リフォーム会社の方がおっしゃるには
一般的に、断熱材は入れるそうですが
我が家が築17年の建売ということで、他のフローリング部分には
入っていないかも・・・とも言われます。
ベタ基礎・在来工法、二重サッシ皆無で
「夏涼しく冬暖かい」とは無縁な家です(苦笑)
今回のリフォームは家族が集う場所の中心にあたる部分で
断熱材の使用で少しでも快適になれば・・・とは思いますが
結露など、デメリットはないのかと疑問があります。
結露やカビ・・・湿気絡みが何より嫌で
そんなことが起きるくらいなら、寒い方がマシです・・・。
デメリット、または使用する場合のお勧めの断熱材があれば
教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願い致します。
yumyummyさん ( 愛知県 / 女性 / 44歳 )
回答:1件
デメリットはありません
横浜の設計事務所です。
通常、床下には通気口があって外気が通っています。
床板だけしかなければ、足元がしんしんと冷えるのはあたり前ですね。
よくマンションは暖かいけど一戸建ては寒いと言われるのは、ちょっと前までは床下に
断熱材を入れるという考えがなかったせいです。
現在の家は必ず入れるので足元が冷えるというのはあまりありません。
足元に断熱材を入れる場合は、通常は板状のものを使います。
一般的には床用のスタイロフォームが使われますが、あまり性能は高くないので
ウレタンフォームやフェノールフォームの断熱材がおすすめです。
また、ビニールをその上に敷き詰めて気密を上げるとさらにいいです。
部分的であっても特に床や天井裏(屋根)はやっておくと効果は大きいです。
結露は、冷たい所に室内の暖かくて湿った空気が触れるとおこります。
暖かい空気は上に登るので床が結露することはないでしょう。
それでもビニールを敷き詰めておくことは結露対策にも良いです。
室内に温度差があることによるヒートショックは健康に悪いことが証明されています。
お年寄りではなくとも、若い人でもそれはあるそうです。
機会があるのでしたら、ぜひ断熱工事もすることをお勧めします。
【あーす・わーくす : http://office-ew.com】
評価・お礼

yumyummyさん
2011/10/15 15:01回答をありがとうございました。
デメリットがないことを教えていただき
安心して断熱材の施工を依頼することができました。
快適になればと思います。
回答専門家

- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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