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猫の肝炎と悪性リンパ腫の診断

人生・ライフスタイル ペットの医療・健康 2009/01/10 04:12

恐れ入ります、少しでも情報が有ればと思い投稿させて頂きました。
宅の三毛猫♀推定9才が昨年10月辺りから急に肝臓値が上がり始めました。1ヶ月でALTが200ちかくALPが100近くと急激な上昇をし、掛かり付けの獣医さんではリンパ腫を疑われました。細胞針では確定診断は出来ず、大学病院で内視鏡検査もしてもらいましたが、その際には腫瘍は検知されず、けれど肝臓値はどんどん上がり、ついに生検に踏切ました。その結果は慢性の胆管肝炎(ステロイドを処方されたので非化膿性と思われます)で、腫瘍細胞はないということでした。5日前からプレドニン服用を始めています。ちなみに最終血液検査の際には(2009年1月5日です)ALT894、AST422、ALP318、T-Bil0.6、でした。しかしながら生検で一応『胆管肝炎』と確定診断が出たのですが、掛かり付けの先生がどうにも腑に落ちないらしいのです。と言うのも何度か細胞針をしたのですが生検前最後にした時、細胞の中にグロブロリューコサイト(すみません、名前間違ってる可能性大です…でもこんな感じの名前でした)という大きな顆粒が非常に多く有って、だから当初悪性リンパ腫を疑っていたのですが、肝炎でそういう症状は見た事がないそうなのです。一応生検で確定診断が出ましたので、胆管肝炎の治療をしてゆくのですが(肝炎にしてもとても楽観視出来ない数値なので…)、どうでしょうか、グロブロリューコサイト?という顆粒が肝炎で増えるというのは症例としてないでしょうか。ネットで調べると一度目の病理検査でリンパ腫の診断が出ず、2度目3度目で出たという話もありました。ステロイドを長く使うと抗ガン剤は効かなくなるとも聞きます。補足ですが生検を担当して下さった先生によれば腸も胃もキレイなものだったと言う事です。それと隠れ膵炎を持っています。1ヶ月程前にリパーゼ検査をした際には正常値でした。よろしければ見解をお伺い出来ないでしょうか。

みけっこさん ( 埼玉県 / 女性 / 39歳 )

回答:1件

猫の肝炎と悪性リンパ腫の診断

2009/01/14 21:02 詳細リンク
(4.0)

昨年末、当院でも肝リンパ腫のネコちゃんがいました。エコー検査で肝臓内に他の部分と明らかに濃さの違う部分が、幾つも認められましたので、開腹してその部分を採ってきて、リンパ腫と判定されました。すぐに化学療法を開始しました。開腹検査を選択したのは、ネコちゃんに体力があったこと、それほど時間がかからないこと、確実に十分な量の患部を採取できるという理由です。

大学病院で受けた内視鏡検査というのは腹腔鏡検査でしょうか、消化管内視鏡検査でしょうか?
主治医の先生が御採りになって、グロブリンを溜め込んでいると思われる細胞がたくさんあった材料を、認定を受けた病理組織専門医が、リンパ腫と確定診断できる細胞ではないと判定し、大学の判定でも腫瘍細胞でないと判定したのであれば、現時点ではリンパ腫の化膿性は低いと考えざる得ません。

グロブリンをたくさん溜め込んだ細胞は、骨髄で生まれたリンパ球が、B型リンパ球や、T型リンパ球に育っていく過程で現れます。グロブリンM、グロブリンGのどちらを貯めているかで、Tリンパ球型のリンパ腫かBリンパ球型のリンパ球かを判定します。人の医学ではリンパ球が関与した腫瘍は、これらを使ってとても細かく分類されて、それぞれの治療法を取っています。最近、小動物臨床でも、T型高分化型、T型低分化型、M型高分化型、M型低分化型というように分類して治療していこうという動きになってきています。

評価・お礼

みけっこさん

ありがとうございました。

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みけっこさん

猫の肝炎と悪性リンパ腫の診断

2009/01/15 19:01

大学病院で受けた内視鏡検査は消化管内視鏡検査です。有名な先生だそうで、猫では難しいらしい十二指腸の方まで見て頂いて細胞採取をしてもらったのですが、そこでも良くないリンパ球が増えてはいるものの腫瘍性細胞はない、という診断でした。腹腔鏡検査もいずれという流れでしたが余りにも関数値が急激に悪化していった為、それを待つ事が出来ず掛かり付けの先生の所で肝生検を行い大学の病理に出した次第です…。

>現時点ではリンパ腫の化膿性は低いと考えざる得ません。
やはりそういう事になりますよね…。勿論そうであって貰いたいのですが…。とりあえずは出された診断に沿った治療で頑張っていこうと思います。

みけっこさん (埼玉県/39歳/女性)

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