対象:ペットの医療・健康
8ヶ月になる猫(メス、小柄で2.65キロ。五つ子のオスは4キロ超)の避妊手術の10月に為病院で血液検査をしたところ肝臓の数値が
T-BIL 80
GOT 80
GPT 448
T−CHO 106
と値が高いため肝臓の治療を優先することになりました。
薬を飲み10日後の検査では、
GOT 82
GPT 264
ALT 65
さらに2週間後
GPT 159
ALT 59
さらに2週間後
GTP 98
と下がってきましたので、薬をやめて肝臓の値の様子を見ることになりました。
24日後の検査で
TP 6.4
GOT 24
GPT 250
T−CHO 106
と再び数値が上がってしまいました。
1回目の発情を迎えており、これ以上手術を伸ばさないほうがよいとのことで、1週間薬をのみ、手術をする予定となっております。
病院での診断は胆管の蛇行拡張はあるもののはっきりせず、観葉植物による中毒か、ウィルス、先天的なもの・・・、中でも観葉植物を疑っているようでしたが、以前はアジアンタムにかみつくことはありましたが、最近は気をつけています。
その他の病歴は、引き取ったころより猫風邪にかかっており、予防接種を2度しました。
(2度目の摂取時に、顔が赤く腫れるなどのショック症状を起こしました。)
11月に結晶ができ膀胱炎になり、PHコントロールを食し落ち着いています。
年齢的にも若くこのように肝臓のが高い値を示すのはどのような原因があるのでしょうか。
また、今後の育成への影響や、肝硬変や肝臓がんなどに移行していくのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
ミント姉さんさん ( 茨城県 / 女性 / 31歳 )
回答:1件
RE:8ヶ月の猫(メス)の肝臓の値がものすごく高いのです
肝臓の数値が上がる原因としては、肝炎、腫瘍、胆管閉塞、門脈シャント(先天的な肝臓の血管の異常)、中毒などが挙げられます。また、膵炎でもビリルビンが上がり黄疸が出ることがあります。
まずおすすめするのが肝臓の超音波検査です。門脈シャントはCT検査を行わないと分からないかもしれません。膵炎は超音波検査や血液検査で診断することが出来ます。
もし、避妊手術を受けられるのであれば、手術の際に肝臓の切除生検(肝臓の一部をとって顕微鏡で見る検査)をやってみても良いかと思います。
育成への影響や肝硬変への移行は原因が分からないとお答えすることが出来ません。 また、猫では人のように肝硬変から肝臓がんへ移行することはありませんし、肝炎ウイルスというものはないので、今回の症状が将来的に肝臓がんへ結びつくことはないでしょう。
アルブミンの値が低くなければ、今のところ肝硬変、肝不全といった状態ではないと考えられます。
評価・お礼
ミント姉さんさん
ご丁寧にお教えいただきましてありがとうございました。
アドバイス頂いたことを頭に入れ、経過を見ていこうと思います。ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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