対象:リフォーム・増改築
現在、同居にあたり2階部分の全面リホームを検討中です。1階部分も一緒に行いたいのですが、92歳になる重度の認知症の祖母がいるため、祖母のためにも環境を変えるのは良くないと考えたからです。建坪は28坪です。既に2社の見積もりを終えていますが、1社さんは1階部分も住みながら工期をづらし一緒に行った方が良いと引きません。耐震補強のためにも瓦屋根を軽量化し、2階ベランダ部分の増築と、間取りの変更もあるので外壁の塗り替えも一緒に行ったほうが一度に済むとの事です。昔ながらの日本建築な為、無駄な柱と梁が必要以上に入っているため屋根を軽量化するにはバランス的に悪いようです。私どもの考えは既存出来る物は愛着もあるので残したいと思うのですが耐震面を考えると瓦屋根は軽量化したほうがいいのでしょうか?2社目の方は柱一つでも良い物を使っているので残せる物は残したほうが良いと言われました。1社目の方が耐震面に関し絶対に譲らない部分が瓦屋根と一緒に行う全面改装です。床下もコンクリートでベタ張りをしており床下60cmで状態も良いようです。このような状態で耐震は補強出来ないのでしょうか?もちろん、全て新築同様にするに越したことはないですが、今回の私どもの意向と方向性は変わってきていることと、耐震に不安があるなかで無駄なお金は出したくないので相談させて頂きました。よろしくお願いいたします。
saranさん ( 千葉県 / 女性 / 41歳 )
回答:3件
23年目のリフォーム
私は92歳のおばぁちゃんのためにも、1階は改修しない方が良いと思います。
私も計画中に一人、家ができてから一人、お年寄りを亡くしました。
亡くなっても仕方がない歳というのはあるかもしれませんが、環境がかわる ことによってお年寄りには、かなりのダメージがある様です。一日でも長く生きていてもらいたいというのは、家族の願いだと思います。
だからと言って、耐震を疎かにして良いのでしょうか。だからと言って工務店のいいなりで良いのでしょうか。
少しお金はかかってしまいますが、耐震診断を受けられたらいかがでしょう。設計事務所でも構造専門の設計事務所があります。リフォーム工事業者ではない第3者の意見を聞いて、一番、簡単な方法を導き出してはいかがでしょうか?だたやはり耐震となると一部、壁を壊さなければならなかったりするので、大工事にはなりますが・・・おばぁちゃんのこともあるし、考えどころですね。でも耐震診断したら意外に、しっかりしているかもしれないし・・・。1社めと2社目どちらが良いかと聞かれたら、私は2社目の方が良いような気がします。確かに、工事は一度にやる方が安くなります。23年間、外壁の塗装等をしていないのであれば、改装し時ですが、特に痛んでなければする必要はありません。予算とのことのかねあいも考えて、よ〜く考えてください。工事は、信頼がおけると思った方に依頼するのが良いと思います。少しでも、うさん臭いとおもつたら、依頼しないほうが良いと思います。初めから疑わしいと、最後まで疑わなければならないので・・・気持ち良い家にはなりません。一度、構造設計事務所を探して、聞いてみてはいかがでしょうか。
評価・お礼
saranさん
回答有難うございます。女性ならではの心遣いに共感いたしました。オバアチャンを第一に考え進めていきたいと思っております。
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記事制作に関するご相談
深澤 熙之
建築プロデューサー
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お問い合わせの方へも連絡頂きありがとうございます。
はじめまして、saran様
全国住宅リフォーム優良企業促進支援協会 理事長の深澤煕之 兼 昭和アルミグループ 代表取締役会長 深澤煕之と申します。宜しくお願い致します。
早速ですが、質問の件お答をします。
文面の内容より、今現在の建物がどのような状態であるか? わからないところが多いので推測の域での回答になるかと存じますので、ご了承の程、宜しくお願い致します。
現在の外壁がどのような構造になっているのかによっても耐震補強の方法が変わってくるのですが、まず、今の建物がの状態が耐震という視点において、どうなのか?まず調査する事がポイントで、現在の木材の状態がどのような環境下であるかも確認する必要があります。
一番大事な事は現在の躯体の耐震強度は耐久性からの視点に於いても大きな影響があります。
簡単に言えば、耐震対策を考える場合、まず、現在の躯体である木柱が今後の耐久性がどうであるかです、いくら耐震補強をしても木柱などの躯体の耐久性が年々劣っていくような環境ですと耐震補強自体が無意味になってきます。
また、現在の住宅の柱や躯体は古き良き時代の木材です、それを長持ちをさせていくと言う事はとても良い事だと存じます。
外壁部分の耐震補強または地震対策においては、実際に見てみないと何とも言えませんので今の段階では適切なアドバイスはできそうもなく、申し訳ありません。
また、屋根においては、地震だけの事を考えれば、軽いほうが地震が万一、起きた場合、重い日本瓦が建物を押しつぶして倒壊したという例がありますので、安心とは言えますが、現在の屋根を支えている躯体が頑丈であれば、必ずしも軽くしなければ、ならないと言う事ではないかと思います。
なんでもかんでも新しいほうが良いとは言えません、古いものと新しいものの融合というような視点でご判断をされてもよろしいのでないかと存じます。
補足
実際に今現在の建物を見てみないとはっきりとした事がわからない部分があり、抽象的な回答で申し訳ありません。
saran様に合った、耐震を含めたリフォームの在り方というものがありますので、ご予算とご家族の状況に最適なリフォームになられますよう、お祈りしております。
参考サイトを下記に列記させて頂きました。
昭和アルミ公式ブログサイト
昭和アルミグループ総合サイト
昭和アルミインターナショナル外壁リフォームドットJP
評価・お礼
saranさん
回答有難うございます。
早速、昭和アルミさんのサイトと見させていただき、資料請求させて頂きました。サイディングにも興味がありましたもので。。。
回答の通り、ベランダからの雨漏りもあり、木材への心配もあります。今回の増築で雨漏りの問題は解決できるかと思いますが、躯体の状態が心配です。しっかりと進めていきたいと思っております。
横山 彰人
建築家
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リフォームの考え方
2社のりフォームに対する考え方が違うようですね。耐震に対しての不安も分かりますし、高齢者は特に環境を変えることは避けたいところです。
リフォームの場合あれもこれも工事をしてしまうと結果として、予算をオーバーしてしまいます。
ほんとうに屋根を軽量化しなければならないのか、1階をどこまでやるか、できれば工事をする当事者ではなく、設計の方を入れて判断をしてもらう方が良いと思います。
どうしても工事業者は会社の収益や工事のしやすさのことを優先して考えがちです。
専門的な用語を使われると、一般の方は従わざるを得なくなったり、分からないままスタートしたりするケースが多く注意が必要です。
そのためにも、建て主の側に立った設計者が必要だと思います。
分からないと事があれば、ご相談下さい。 横山彰人
評価・お礼
saranさん
回答有難うございました。
本当にその通りでして、2階の増築、リホーム、そして雨漏りもあるので含めた依頼をしたところ・・・気が付けば新築のような見積もりに変わってました。いずれは行う1階部分ですが、住みながらのりホームしか出来ないため、祖母には難しい問題だと思っております。
今一度、焦らず考えていきたいと思っております。
saranさん
耐震診断について
2008/10/20 17:08回答有難うございました。家の建て替えには気をつけなければいけないと良く言われますが本当にその通りだと思いました。現に一昨日、オバアチャンが椅子からずり落ち、大きな骨折には至りませんでしたが、少しの間、車椅子になりそうです。
回答を頂いた耐震診断ですが、何処までが信用できる診断なのでしょうか?よく『見積もり、耐震診断無料』とありますが、2社目の方が言うには本格的な耐震診断にはお金もかかるし、マンションなどは行うが、一戸建てで行う人は少ない。とおっしゃってました。一般的な費用は幾らぐらいなのでしょうか?やはり、そこから考えていく必要があると思いました。
宜しくお願いいたします。
saranさん (千葉県/41歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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