対象:リフォーム・増改築
58歳の夫婦です。24歳の双子の息子と現在、借家に住んでします。私が死んだあと、妻は家賃(月15万円)を払えないと考え、ミサワの築28年の中古住宅(床面積39坪)を買いました。
リフォームのやり方で悩んでいます。予算は今のところ、最大700万円程度をメドにしています。このうち屋根・外壁に300万円程度が必要と、交渉中のリフォーム担当者に言われています。築30年近い中古でもあるし、今後10-20年住むことを考えると、雨漏り防止やシロアリ予防は欠かせないと考えています(ただ、この300万円という金額が妥当かどうかは分かりません)。
リフォーム業界は中間業者が多く、消費者は高い買い物をさせられていると思います。小売業界ではトイザらラスの進出が日本の流通業界に風穴を空けて以来、一変したのに対して、こんなシーラカンスのような業界があったのか、と驚いています。
中間業者を少なくして、住設機器を安く(適正な価格で)買うこと、なるべく 腕のいい大工や職人に近い業者に頼むことが大事と考えるにいたりました。
ミサワは最初、840万円の見積もりを出してきましたが、交渉の結果、700万円まで下げました。建築設計会社とも、話していますが、ミサワと同じ700万円程度にしたいと言っています。どちらの場合も、キッチン、浴室は業者に任せるつもりですが、洗面化粧台、靴箱、カップボードは施主支給にするつもりです。
ミサワは木質パネル住宅の本家本元であり、リフォームに手馴れていること、一方、建築設計会社はデザインセンスがいいことに魅力を感じています。
ただ両者とも、大工など職人の間にワンクッションを置くことなるため、自社職人が比較的多い建設会社・工務店や、「メーカー型リフォーム店」を名乗る業者とも相談するつもりです。
現在進行形の相談なのでまとまらない質問になりますが、今後、どういう点を重視して、リフォームを進めていけばいいのか、ご助言いただきますよう御願いいたします。
ゆしまあつし1さん ( 大阪府 / 男性 / 58歳 )
回答:2件
辻 唯寿
建築家
1
原点回帰だと思います。
はじめまして。名古屋の住宅設計事務所TREEHOUSEの辻と申します。
ゆしま様のお考えに共感する次第です。リフォーム業界は案外簡単に参入できるので
経験が少ないことはもちろん一専門業者が丸投げで総合リフォーム業として営業も
簡単にできてしまうのも事実です。
また昨今、リノベーションという言葉もちらほらと目にする関係でその本質たることは
もちろん意味や技法も誤ってとらえられていると感じる次第です。
さて予算の件で内訳で気になる点が2点ありました。
300万で屋根、外壁というのは少しウエイトが多い気がします。い
サッシまで改修を行うのでしょうか?
外部の仕事は板金、塗装、屋根屋さんぐらいが最大限ですので工種もすくなく
比較的コストダウンが行いやすいところです。
もちろん使う材料や施工方法によってはコストは上下します。
もう1点ですが840万が簡単に700万になる仕掛けです。
常識に考えて』840万が800万になるのであれば企業努力の一環かもしれませんが
700万ということですとまともなみつもりを出した会社だと利益がほぼ0円になってしまうと考えます。もちろん0円でもやる会社はあるかもしれませんが
会社を維持していくうえでは最低限の利益や経費が出ないと倒産も近いと考えるのが
当然です。
そういう意味では840万が700万円になるのはそれだけ何か手を抜くか仕様を落とす以外に考えられないと思います。もちろん140万丸丸とはいきませんがどうやってコストを下げた値引いたということが重要です。
最後にいくつもいくつも見積もりをお願いしても平行線ではどこの業者にしていいかわからないと思います。
まずもう一度原点に立ち返り
まず700万という予算であること、
そして問題点および気になる個所を明確にして優先順位を明確にして
ゆしま様の希望をかなえてくれる会社を探すしかないと思います。
予算は業者の都合ではなくお客様の夢であり現実でもあるわけです。
あまり的確な回答ができず申し訳ございませんでした。
ご健闘をお祈りいたします。
TREEHOUSE辻
http://www.shosai-4031.jp/
田中 徹正
リフォームコーディネーター
-
個別発注が最も安いです。
はじめましてトーシンリフォームの田中と申します。
さて、ご質問の件ですが、リフォームの工事は専門業者に個別発注が一番安く済みます。
しかし、リフォームは、塗装、屋根、クロス、サッシ、畳、水道・・・などなど、業種が非常に多く作業はとても大変です。
工事場所ごとに見積りを何社か取って、比べて、発注して、検査して、支払をしてと、これを工事ごとに家中全てやるのはとても大変です。なので、総合リフォームの会社が便利なわけです。
どちらを選ぶかはお客様のお考えによるものだと思いますよ。
うちは、外部のリフォームがメインですので、塗装工事や屋根の葺き替えなどは安く施工が出来ます。
しかし、内装工事などは件数が少ないことなどから、仕入れも高く、少し割高かもしれません。
それを理解された上で、当社に内装工事を頼んでくださるお客様は沢山いらっしゃいますよ。
リフォーム仕事は、値段も大事ですが、それ以上に、手抜きをしない業者と言うのが一番大事だと思います。
小さな工事でも相談できる、自社職人の入る、地元の小さな工務店や、リフォーム店を一軒選んで、長いお付き合いをするのが一番いいと思いますね。
ちなみにですが、外壁塗装と屋根の張替えで、300万円はちょっと高いですね。
ごく一般的な塗装と一般的な屋根材であれば、140万円~160万円
最高級の塗装と、最高級の屋根材であれば、200万円~250万円。
屋根も壁も塗装の場合は、最高級の塗料を使用しても、120万円~140万円って所で収まると思いますよ。
参考になれば、幸いです。
よいリフォームになる事を願っております。
株式会社トーシンリフォーム 代表取締役 田中徹正
【塗装&リフォームはこちら http://www.ts-rf.jp】
(現在のポイント:1pt)
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