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対象:住宅設計・構造

鉄骨造の基礎補強について

住宅・不動産 住宅設計・構造 2008/06/02 23:11

築30年になる鉄骨造の家に、親の高齢化に伴い戻る事になりました。まずガレージを造る為に家の基礎近くを掘っていた所、フーチングが見当たりません。結局無い事が分かりました。家の他の部分も掘ってみたのですが、図面の寸法とは全く違っていました。約350ミリしかありませんでした。恐らく無筋ではないかとも疑われます。どのような補強を何処に相談すればよいのでしょうか?s.48木質パネル住宅です。このハウスメーカーを呼んで、補強法を尋ねましたが、全く話になりませんでした。それどころかメーカーとは信じ難い回答しか得られませんでした。

補足

2008/06/02 23:11

早速ご回答頂き有り難うございます。
S.48の鉄骨プレハブ住宅です。外壁は木質パネルに吹付けです。
鉄骨プレハブの出始めの頃のシリーズです。メーカー名は敢て出しませんが、当時施工面で色々問題が生じ、改良が重ねられましたが結局このシリーズは生産中止になったようです。
先日現場に来た人は、”当時の施工について責任取れない。”と来るなり言いました。こちらは責任の有無を責めているのではなく
”今後の改修法を問うているのです。”と伝えましたが、この建物に耐震補強の必要はない。の一点張りで、”データを持って耐震性があるのか示してくれたらそれでいいです。当時の図面もお持ちでしょう。” と言っても”できない。大丈夫” の一点張りでした。そのまま帰って頂きました。
図面が家に残っていましたので、凡その検討は付けられるのですが、基礎は炭素繊維による補修はどんなものでしょう?橋梁の補修で見かけたりしますが。(明石海峡大橋の補修で見かけました)
これから、何処から手をつけようか考えたいと思います。アドバイス有難う御座居ました。

packmanさん ( 京都府 / 男性 / 53歳 )

回答:2件

森岡 篤

森岡 篤
建築家

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耐震診断が必要

2008/06/03 13:22 詳細リンク

packmanさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。

色々問題ありそうですね。

建物の構造は、常時(生活荷重)と地震や暴風雨等一時的に大きな力が加わるものと、分けて考える必要があります。

現在の構法と比べ、明らかに基礎が小さい、無筋だとしても、築後30年を経て、基礎が下がるような問題がなければ、常時荷重に対しては一応クリアしてきたと言えます。

一方、地震に対してはさまざまな問題がある可能性があり、まず耐震診断することをお勧めします。
一般木造の耐震診断は比較的簡単なのですが、メーカーの鉄骨造で、メーカーが頼りにならないと結構難しい事ではありますが。

耐震診断の結果、基礎のみならず、フレームが耐力不足の可能性がありますので、補強は、耐震的な観点で総合的に行うことが必要と思います。

耐震診断や改修設計は、専門性のある設計事務所に依頼することになります。
当事務所は、これらの条件を満足しているのですが、場所が東京なものですから・・・

相談アドバイスもしておりますので、よろしければお気軽にお問い合わせ下さい。


「鉄骨造の家」と「s.48木質パネル住宅」はどのような関係でしょうか。

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中舎 重之

中舎 重之
建築家

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鉄骨系プレハブ住宅の基礎

2014/05/14 07:42 詳細リンク

鉄骨系プレハブ住宅は、木造の柱・梁の替わりに軽量鉄骨の柱・梁が存在していると考えて下さい。ですから、基礎は鉄骨用ではなく、あくまでも木造のスタイルです。まず上部構造の建家の耐震性能は、木造に比べてかなり高いと思います。問題は下部構造の基礎の話です。建築年代が昭和48年の住宅での基礎に鉄筋が有るか?無いか?の確率は50%です。まず無いとして考えます。基礎の高さが350mmでフーチングが無いとなれば、基礎補強を考えて下さい。炭素繊維の補強には反対です。土木ではコンクリートのボリュウムが十分で、せん断耐力に若干の不足があるので炭素繊維で補充しているのです。建築の基礎も高さもあり幅(フーチング)も十分ならば補強そのものが不要です。此処での十分とは、フーチングが厚さ150mm、幅450mmが現在の基礎にプラスして存在しているならばOKと言う意味です。基礎補強は建物の内部で厚さ250mm、幅600mm、鉄筋D13ダブルにして既存の基礎とアンカーにて接合されると良いでしょう。
以上です。 2014.5.14 中舎重之

昭和時代
プレハブ住宅
軽量鉄骨
構造
基礎

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