２４歳：８０万の支払い方法

《水野》さんへ

おはようございます。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。

堅実に貯蓄されていますね。
ただ、不意の出費はそんなにたくさんあることでもないので、
今回の経験は無駄にならないと思います。
それと、80万円のお金は一度にかかるのでしょうか。

さて、80万円の件ですが、

貯蓄から1か月分程度の生活費を残したうえでまず支払う。

その上で、親からお金を借りて計画返済する。
(計画例) 2万円×30ヶ月=60万円
できるかどうか別として、まず話してみてください。
今後、住宅ローンなどでお金を借りる際の訓練にもなります。

だめな場合に、低金利ローンの活用を考えます。

医療費控除の件ですが、
我が家も10年前、妻が大学病院の歯科矯正を受けた際、
「不正咬合」の診断書をもらって医療費控除の申告をしました。
※美容的な要素の歯科矯正はだめですよ。

会社の共済制度の中で、あなたの今の治療によって、
医療費の給付に該当するものはないかも聞いてみてください。

打つ手はいろいろありますよ。

《水野》様

初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

投資・運用の原則では、貯蓄と借入金のバランスは、借入金返済が優先されます。
貯蓄から受け取る収益よりも、借入金の利子負担が大きいからです。

従いまして、一旦積立金を降ろして支払い、不足する額を5%ローンを借入、そして毎月の積立金をローンの返済に充てるようお勧めします。

クレジットローンは金利が高く、将来の支払い利息が大きくなります。折角共済で低い金利が適用できますから大手銀行をご使用ください。