対象:お金と資産の運用
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老後の為の貯金が500万円あります。普通預金に預けっぱなしの状態です。
現在夫と子供1人の3人暮らしで近々もう1人子供がほしいと思っています。その為の預貯金、生活費用緊急対応用の預貯金は別に用意してあるのでこのお金には手をつけないようにしています。
先日、銀行で資産運用の提案を受けました。200万円を投資型年金保険(運用期間は10年だけど目標値を設定して、達成した時点で満期になるというもの)200万円を2年の利付国債、100万円を投資信託(MMF・バランス型)にしてはどうかというものでした。
私は投資について全く知識がなかったので急いでインターネットで調べ始めましたが、当然すぐに理解することなどできません・・・
債券とは?株式とは?といったところから勉強しないといけない程知識がないのです。経済新聞を毎日見る余裕もなく、空いた時間にパソコンを開くのがやっとです。こんな私でも始められるような投資信託はありますか?銀行からの提案についてはどう思いますか?
今の状態では投資信託をする自信がないので、ネット銀行の金利のよい1年定期に取り合えず預けて様子を見ようかとも考えています。
ヤスコさん ( 長野県 / 女性 / 33歳 )
回答:8件
資産運用の資金をさらに区別しましょう。
FPの岩川です、はじめまして。
「緊急のための資金」と「資産運用の資金」を区別する考え方は、家計の資産を守る上で、最も重要です。資産運用の基本です。
できれば「資産運用の資金」をさらに区別すると、最適な商品を探すことが出来るようになります。
例えば、500万のうち、
200万・・・2年後に車購入に使用する資金と考えた場合、
2年国債は最適と判断できます。
2年後の流動性を確保し、その2年で最も金利の高い商品を選択します。
200万・・・60歳までの老後資金の準備と考えた場合
投資型年金保険(変額年金)も選択肢の一つと考えられます。
10年以上の長期の場合には、物価上昇により、ほぼ確実にお金の価値は目減りします、物価上昇に連動できる株式や債券を上手に組み入れて寝かせる必要があります。
ちなみに株式や債券は、車の運転と同様に「ルール」を守っていれば、事故を未然に防止できます。ギャンブルのように恐いものではありません。「恐い=株」ではなく「知ろうとしない」ことが恐いのです。
変額年金は、株や債券を上手に運用する手段のひとつです。
現在、日本で販売されている変額年金保険は100本程度ありますが、運用に使用できる変額年金は、ほとんどありません。
投資信託と同等の運用結果が期待できる変額年金は、私が調べる限り国内では1本か2本です。
また、「何%上がったら保険金を保障される」
「設定期間保有すると元本が保障される」など
「何々したら、こうなりますよ」といった条件付の商品は注意をしましょう。
最後の100万・・・・15年後の教育費と考えた場合
投資信託は選択肢のひとつです。
たとえ、教育費であっても、10年以上じっくりと寝かせることができれば、選択の一つになります。
投資信託は、価格の変動をいつでも確認できるので、資産の増減に一喜一憂しないことが、成功の秘訣となります。
家計で行う堅実な資産形成をご案内しています。
http://www.toushinmkt.com/toushin/index1.html
評価・お礼
ヤスコさん
ありがとうございます。
資産運用の資金の区分で商品の選択は違うんですね。ホームページもとてもわかりやすいもので興味深いです。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
資産運用のはじめ方について
ヤスコ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
銀行からの提案の件、決して悪いものではありませんが、ヤスコ様に適しているか、いないかが重要です。また、単純に手数料の安さだけが選択基準とは限りません。
例えば、投資型年金保険は、コスト高ですが、保険ゆえの死亡保障や税制メリットなど、投資信託にはない特長も備えていますので、その方の家計状況やリスクに対するお考えによっては、選択肢として検討の余地はあります。
また、高いリターンを求めれば、高いリスクを伴うのが、資産運用の原則ですが、長期・分散の考え方をとることで、一定レベルまで、リスクを低減できる方法があることが、過去データからは、分かっています。
よって、ライフプランをしっかりと作り込めば、必要最小限のリスクをとった最適なプランを組み立てることが可能になります。
最適なプランは、具体的には、次の4つのプロセスで組み立てます。
1.投資目的を設定する。
資産、家族、趣味、仕事など、実現したい夢・目標を設定します。
2.使用時期を計画する。
綿密なキャッシュフロー分析を行い、いつまでにいくら必要なのかを把握します。
3.資産配分を決定する。
株式と債券の割合、地域と通貨の割合など、目的にあった適切な資産配分を決定します。
4.金融商品を選択する。
リターンとリスクの情報やレーティングの確認などを行い、最適な金融商品を選択します。
ネット銀行の1年定期も検討されているようですが、時間を味方につけるという観点からは、本格的な資産運用のスタートは早い方が良いでしょう。
補足
追記します。
ご自身で勉強する時間が取れない場合は、投資アドバイザーのサービスを利用されるのが、早道ですが、現状、FP事務所は、都内に集中しているため、お住まいの地域で、探すのは難しいかもしれません。
必要であれば、一定の範囲まで、電話・メール等によるサポートをいたしますので、詳しくは、お問い合わせください。
森本FP事務所
評価・お礼
ヤスコさん
ありがとうございます。
そうですよね・・・早めに動くことも必要ですね。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
アドバイスのレベル、高くありません
ヤスコ様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
最近、ファイナンシャルプランナーが教えるポートフォリオ運用と題して、資産運用の基礎をまとめてウェブ上で公開しています。もちろん、無料です。
さて、銀行の提案についてです。アドバイスとしてはレベルは高くありません。
投資型年金保険はどうして目標を10年に定めて、かつ、目標が達成したら満期にするのかよくわかりません。そもそも、年金保険に満期の概念を持ち込むこと自体、アドバイスとしては不親切です。それは、満期ではなく、解約です。
年金保険はあくまで年金を主たる目的としたものです。したがって、短期で解約することを勧めるのはいかがなものかと思います。
2年の利付国債に投資することもあまりよくわかりません。ヤスコ様がご指摘のとおり、利回りのよいインターネット銀行などを使ったほうがよいでしょう。
最後に投資信託ですが、MMFとバランス型ファンドは、同じ投資信託という以外は全く異なるものです。バランス型ファンドについては、その担当者に、どうしてそのバランス型ファンドがよいのか聞いてみましょう。
評価・お礼
ヤスコさん
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
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記事制作に関するご相談
少額から始めればいいのでは。
京都のファイナンシャルプランナー、税理士の佐々木です。
資産運用についてわからない、自信がないということであれば、500万円まるごと「運用」しようと考える必要はないですよね。10万円でも20万円でも「このぐらいなら」と思える金額で足を踏み出してはどうですか。少額でも実際に運用をすすめていくうちにしっくりくるようになったりもします。その間は残りのお金は安全でわかりやすい定期預金でいいのでは。
老後の資金として考えておられるとのことですので長期の投資になりますね。長期であればやはり投資信託をお勧めします。ヤスコさんご自身がどの程度までリスクをとれるのかに応じて分散投資を考えましょう。さしあたり手軽にできる分散投資としてバランス型の投資信託が、あまり大きなリスクをとらず安定的に運用したいのならインデックス型の投資信託から始めてもいいでしょう。あまり手間もかからないのでヤスコさんの毎日の生活にもてきしているのかもしれませんね。
[[http://profile.allabout.co.jp/pf/yasuyukisasaki-caetlafi/column/detail/18773
[[http://profile.allabout.co.jp/pf/yasuyukisasaki-caetlafi/column/detail/18910
銀行の提案は老後資金を準備するための運用という観点からみると、少し頼りない提案のように思えますね。長期の資産運用です。ライフプランを思い浮かべてみて、いつ頃、いくら資金が必要か大まかにでもはじき出して、それにあわせて資産運用の方法を考えましょう。
気軽にご相談ください。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
円満な遺産分割、生前贈与、事業承継、節税、納税資金の確保など、それぞれの着眼点から家族構成や資産構成ごとに、ベストアドバイスを行います。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
基礎知識を学ばれるようお勧めします
ヤスコ 様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
銀行で紹介された商品をご購入せずにお帰りになられたことは、懸命なご判断と考えます。投資の鉄則は「分からないものは買わない」です。またご紹介された投資型年金保険は投資信託に保険という衣を着せたもので、購入手数料が高く且つ毎年の手数料も高いもので、私はお勧めできない商品と考えています。
一度、投資・運用についての基本知識を学ばれ、その上で投資に臨まれるようお勧めします。
その期間はネットバンクの定期預金か、円のMMF(国内の短期金融商品や国債で運用する投資信託の1類型です。購入時に手数料が無く、購入後1ヶ月間は解約時にペナルティがつきますが、以降はいつでも手数料なしで換金できます)の購入をお勧めします。
基礎知識のベースとしてお伝えします。
なお、様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。従いまして、投資・運用は国内外の債券や株式への分散投資をお勧めします。
私は、初心者もベテランにも、原則、定期預金、日本債券、日本株式、外国債券、外国株式5資産クラスへの分散をお勧めしています。ご自分の運用方針に合わせ資産配分を検討します。
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している年金基金連合会、企業年金連合会、年金積立金管理・運用(独行法)の資産配分、そして資産別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。私のHPに国内外の債券と株式を対象としたインデックス・ファンドを掲載しています。こちらもご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
インデックス・ファンドはコストも安くまたTOPIXなどの指数に連動していますので初心者にも分かりやすい商品です。
私のメール相談メニューの中に、リスクとから始まり、株式の特徴、債券の特徴、外貨資産、資産配分・分散投資等々の基礎知識を学び資産配分を考えるメニューがあります(有料です)。宜しければ承ります。
評価・お礼
ヤスコさん
ありがとうございます。
早速勉強させていただきたいと思います。
ファイナンシャルプランナー
-
基本は分散投資です。
ヤスコさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
投資型年金は投資信託が着物を着ているものと考えてみましょう。
うわべの着物にもお金がかかります。
だったら余計なコストをかけず、裸の投資信託で運用した方がいいと思いませんか?
利付国債は半年ごとに利息が支払われて元本そのものは増えない単利の商品です。
元本と利息を合わせたものに利息がつく複利のものがいいと思いませんか?
MMFは堅実な運用ですが、預貯金に毛の生えた程度の利回りです。
純粋に老後資金と考えると、30年近くの運用期間があります。
もう少し積極運用をオススメします。
運用の基本は分散投資です。
株、債券と言った対象の分散、
アメリカ、ヨーロッパ、アジア、日本と言った地域(通貨)の分散
一度に買わずに数回に分けて買うと言った時間の分散
この3つの分散でリスクを減らし効率よく運用をします。
と言っても個人で買える物は限られていますので、プロに運用を頼むのです。
それが投資信託です。
世界債券型、日本、米国、欧州、亜それぞれの株式型、に分けて購入しましょう。
毎日新聞を読む必要はありません。
個別株のように短期売買ではなく10年くらいはじっと保有するものだと考えましょう。
配分はヤスコさんのお宅のライフプランによって異なってきます。
ご主人は退職金や企業年金のある会社にお勤めですか?
年金見込み額はどの程度でしょう?
単に増やせばいいというのではなくヤスコさんのお宅ではどの程度で運用すればいいのか
を考えることからはじめたいですね。
運用を含めて、ライフプラン相談を依頼してみてはいかがでしょう。
素人判断ではじめるよりはアドバイスしてもらえる信頼できるFPとのお付き合いも
この先の人生を左右すると言っても過言ではないですよ。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
ヤスコさん
ありがとうございます。
とてもわかりやすくご説明いただき、やってみようという意欲がでてきました。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
長期運用ですので。
はじめまして、ヤスコさん。
マネースミスの吉野です。
やはり、誰でも最初は不安になりますが、ヤスコさんの資金は老後資金にとお考えですので、長期で運用できるメリットがあります。
銀行で勧められたものを見ますと、いわゆるローリスク・ローリターンという印象を受けます。
約30年という、運用期間があれば、運用がよければ何倍にもなる事も期待出来ます。投資信託はリスクもありますが、分配金が再投資されていくものもあり、長期の運用ですとリスクは少なくなっていきます。
また1年複利の複利運用では、15年を境にリターンは大きくなっていきます。
投資信託を購入する時には、元本保証ではないことや日々、基準価額という投資信託の時価のようなものが変動する事をしっかり理解されて購入する必要はありますが、運用などはプロのファンドマネージャーと呼ばれる人などが運用しますので、経済を勉強することは必要ないです。ただ、やはり景気などで変動するので経済などに興味をもたれるようになる方もいます。
大事な資産を任せるのであれば、やはり良いパートナーとめぐり合うことが必要です。
日本の金融会社では、資金提供や関係会社などの繋がりが多く、そういったファンドしか勧められないのが現状です。
ラーメン屋さんが、他の美味しいラーメン屋のラーメンを勧めて、自分の店でそのラーメンを出前してもらい食べさせる事はしませんよね。
しかし、私のようなIFAも増えてきています。
私の提携している証券会社では、そういった垣根をなくして厳しい基準でファンドを選びお勧めしています。
相談されたのが一社であるのであれば、複数の銀行や証券会社やFPなどで説明を聞いてみたりされると良いのではないでしょうか。
評価・お礼
ヤスコさん
ありがとうございます。
色々な方法があることがわかりました。やってみようという意欲が出てきました。
渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
-
基本的には銀行の提案で構いません。
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
私は大体おおざっぱに言うと、その銀行の方のような提案をいつもしています。
あとはヤスコさんの事情をどこまで銀行員が把握できているかによります。
変額年金保険は実際は投資信託に保険機能をプラスした商品です。その結果10年まるまる持つなら投資元本を減らすこともないケースが多いですし、殖えれば殖えた分が手に入るわけですからいいですよね。ただし、10年以内の中途解約の場合は普通の投資信託と同じであるケースが多いので、その場合は注意ですが、普通に投資信託をやったと思えばいいのですから、時期をちゃんと見極めれば構いません。
2年の利付国債は元本保証などはありませんが、2年間満期まで保有すれば元本保証と結果は同じです。又、定期預金と比べるとわずかに有利かもしれません。これも中途換金をしないことを前提に考えれば悪くありません。
もう一つMMF・バランス型の投資信託ですが、MMFは貯蓄預金か、外貨預金に近い商品ですが、投資信託なので元本保証はありません。又バランス型の投資信託は全く性格が違います。
結果は似たものになるかも知れませんが、MMFは証券会社の普通預金のようなものです。
だから利回りは低いけど、流動性に優れております。
バランス型投資信託は、コラムを見て下さい。
http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/21247
法令上この場で詳しくお話しできませんが、必要であれば別途ご相談下さればお答え致します。
評価・お礼
ヤスコさん
ありがとうございます。
銀行の提案も今後の判断に取り入れたいと思います。
ヤスコさん
資産運用について
2007/12/18 10:46投資信託ということであれば、やはり金融機関や証券会社への依頼ということになりますよね?どこで投資信託をするかということも大切なのでしょうか?
子供が小さいので色々と出歩くことがなかなかできませんし、インターネット上での情報収集も知識が足りないため理解がなかなかできなくて判断ができません。
やはり身近にある銀行の投資信託の中で、分散投資をするしかないのでしょうか・・・
FPにライフプランを相談するにはどういった方法があるのですか?
ヤスコさん (長野県/33歳/女性)
ヤスコさん
資産運用について
2007/12/18 11:10子供が小さいので色々なところへ説明を聞きにでかけるのは難しい状況です。
依頼する金融機関や証券会社も投資信託には重要なことなのですね・・・他に方法といえばFPに相談するということになるのでしょうか?
ヤスコさん (長野県/33歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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