対象:住宅設備
大阪市内に新築する住居の床暖房等の設備で悩んでいます。
16坪の土地に鉄骨木造3階建、延27坪です。売建物件で、売主から提示されている設備は電気の浴乾・ガスコンロです。浴室は1階、LDKは2階です。
床暖房をリビングとダイニングに設置したいと思いますが、ガスか電気か迷っています。また、もし床暖をガスにするなら浴乾もガスにすべきでしょうか。光熱費をなるべく低く抑えたいと思い、ガス料金の割引制度なども調べましたがイニシャルコストとランニングコストの兼ね合いが分からず決めかねています。
またそもそも、10坪弱の2階LDKに3畳×2という床暖(しかも同時に使用するとは限らない)はあまり暖房効果がないのでしょうか。
床暖の使用時間は朝2時間、夕方は3時頃〜25時頃までと思います。
アドバイスの程、何卒よろしくお願い申し上げます。
てるさん ( 大阪府 / 女性 / 38歳 )
回答:1件
次世代冷温水輻射パネル
ご質問は過去ログになりますが、2018年の冬は各地極寒になっているので、暖房について回答致しました。
ハウスダストアレルギー持ちのかたやお年寄りの方達は、巻き上げ風や直接当たる風を嫌ってエアコン設置を断念されるケースが、介護福祉設計においても多々あります。
冬に関していえば輻射熱を利用したオイルヒーターや床暖房の使用が好まれますが、夏場の暑さはこれらの機器ではまかなえません。
そこで最近は冷温水輻射パネルという製品が各社から発売されはじめ、夏冬ともに使用できる環境づくりが可能になりました。
(参考hp コロナ社)
https://www.corona.co.jp/geosis_hybrid/panel/index.html
画像のようなフィンパネルを壁の一部として組み込ませればデザイン的にも問題なく取り込むことができます。
2020年の省エネ基準適合住宅の義務化に向け、住宅内のエネルギー仕様は今までの住宅建築とは変わってくると思いますので、様々な商品・仕様を知っておくことが大切ですね。
断熱材や窓ガラス仕様も今までの断熱地域区分より厳しい地域の仕様にすることで高気密高断熱住宅の質を上げることも介護福祉住宅には重要と考えています。
平成31年の消費税増税前に新築・リフォームをお考えの方はご相談ください。
回答専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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