お金についてド素人です。

ひつじさん、はじめまして。
FPの栗本と申します。

アメリカの事情はまったくわかりませんから、その点についてのアドバイスはできないのですが、家計管理の基本的な考え方は同じじゃないかと思いますので、一言お伝えしたいと思います。

家計の管理は、とにかく「支出を把握し、管理すること」につきます。

まずは1ヶ月間、生活するために必要なお金を把握することをしてみてください。
食費がいくら、光熱費がいくら、クレジットカードの返済がいくら・・というような感じで、ノートか何かに手書きで記録しておくだけで十分です。
できればそれを3ヶ月ほど続けると、1ヶ月の平均額がおよそつかめてくると思います。

もちろん、ただ単に支出額がわかればいいものではなく、次はこの支出がちゃんと収入の範囲で賄えているのかどうかを把握しなくてはいけません。

収入以上に支出が多いのであれば、その時点で収入を増やすのか、支出を減らすのかを考える必要がでてきますよね。

こうした理由がはっきりしていれば、旦那さんに「いったいいくら収入があるの？」ということも聞きやすいかもしれないですね。

こうやって、一歩ずつお金を把握するようにしてみてはいかがでしょうか。

ひつじ様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

私もアメリカの事情はよく分かりませんが、家計管理の基本として助言します。
家計はとてもシンプルな構造です。
? 収入 − ? 支出 ＋ ? 資産×運用利率 ＝? 貯蓄(年間の増・減)
で表されます。この式に沿って項目を一つずつ、ご自分が分かるところから丁寧に追いかけていくだけです。
?収入に関して
定額の月23万円、インターネットでの収入6万円、そして家賃8万円合計37万円から始めましょう。チップは毎月正確である必要はありません。ご主人にどの程度あったのかで結構です。これが収入です。
?支出に関して
クレジットカードをご使用しているのですから、請求明細書が来ています。これが支払の管理表です。そして出来るだけクレジット払いにすれば、ご自分で管理する必要はなくなります。ランチでもクレジットで支払っている人を見ています。これに徹してください。ただ、チップなどは1コイン、1ドル紙幣ですから、これはアバウトで把握ください。
税金、社会保険料(健康保険は加入会社から請求が来ていると思います)は支払った都度、記載ください。そしてクレジットで支払わなかった分はレシートで管理しましょう。
レシートを支払先ごとに、白紙に貼り付けてください。毎月何処にいくら払ったかを合計すれば全体像が掴めます。

?の資産はご主人にお伺いください。多分話していただけないと思います。アメリカスタイルは男がお金を管理するのが過半です。でも、お話を聞きながら大体の金額は把握ください。

なお、家計簿ソフトにインプットされることもご検討ください。私はMSNマネーを使用しています。これは元は米国ですからネットで購入できます。また日本同様無料のソフトもネットに乗っていると思いますが、危険を避けるためには信頼できるベンダーの有料ソフトのご使用をお勧めします。

ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。

お金の流れをつかんで下さい。
今でも結構つかんでいるじゃないですか。
まず、収入はレストランの給料23万円、学生達からの家賃8万円、その他は＋αですね。
支出は毎日の生活費ですよね。衣食住の費用です。さらに40万円分相当するクレジットカードの返済分です。（このカードの分は毎月分割して計上しないと無理だと思います。）

それらを収入から支出を差し引いてみて下さい。＋なら銀行に貯金ができます。−なら収入を早く増やす必要があります。

こうやっておおざっぱにやっていくうちに見えてきます。自分の家計がどうなっているのかが。そして少しづつ正確な数字にできるようにご主人と話し合ってみてはいかがでしょうか。

現状ではご主人がお金を握ってしまっていて、ほとんど見えませんよね。それでご主人が何とかしてくれるならそれも結構でしょう。

しかし、日本もアメリカも税金を過少申告していいはずはありません。災いに巻き込まれそうなら、早めにご主人とよく相談をして改善させるべきです。

それでもダメなら最悪、ご自身の生活分だけでも確保しないと、なれない土地でしょうから何かあってからでは遅いと思いますよ。