対象:老後・セカンドライフ
現在56歳のサラリーマンです。
1.確定拠出型年金を一時金0として、60歳―65歳に年金でで受け取った場合、年金月額39,984円。
退職一時金と混合型年金の一時金受け取り額は、2380万。
退職一時金にかかる税金は136,449円。
2.確定拠出型年金の25%を一時金で受け取った場合、60歳―65歳に年金月額は、29,988円。
確定拠出金と退職一時金と混合型年金の一時金受け取り額は、2440万。
退職一時金にかかる税金は181,613円。
1案と2案を比較した場合、どちらの受け取り方が、よいでしょうか?
ひまわりあすかさん
(
山口県 / 男性 / 56歳 )
回答:1件
退職一時金のメリットを整理してみましょう
ひまわりあすか様
ご質問ご利用ありがとうございます。
早速ではありますが。
まず、退職一時金のメリットを整理してみましょう。
☆勤続年数に比例して、退職所得控除額を得られる。特に勤続20年を超えると、巨額な控除額となる。
☆退職金額から退職所得控除額を差し引き、その2分の1の額が退職所得の額。この退職所得の額に所得税と住民税が課税される。
☆他の所得と合算せずに課税額を計算する。
☆後期高齢者医療制度や介護保険等の、自己負担のいわゆる「現役並み所得」の計算に含めない。
☆国民健康保険や後期高齢者医療制度、介護保険等の保険料の計算の基礎に含めない。
続いて「年金受取」の場合の留意点です。
☆後期高齢者医療制度や介護保険等の、自己負担のいわゆる「現役並み所得」の計算に含まれる。
☆国民健康保険や後期高齢者医療制度、介護保険等の保険料の計算の基礎に含まれる。
☆老齢基礎年金や老齢厚生年金と同じ「公的年金等の雑所得」として所得税や住民税を計算する。
退職一時金で受け取る方が(年金受け取りに比べ)受取額が少なくなると思われますが、「引かれる額」も併せてシュミレーションなさってくださいませ。
参考になれば幸いです。
回答専門家

- 大泉 稔
- (東京都 / 研究員)
- 「保険と金融」の相続総合研究所
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