対象:エクステリア・外構
回答:1件
久保田 優一
ガーデンデザイナー
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フェンスの独立基礎について
引き続きフェンスの独立基礎についてお答えさせて頂きます。
植木を伐根した後の施工として、植木が生えていたということは柔らかい土であろうかと思われます。植物を植えるにはとてもよい土ですが、フェンスを建てる方法としてはあまり向いていません。
施工業者とよくご相談の上、どちらにしても基礎の周りの土を少し改良されることをお勧めします。
強度としてはフェンス基礎に限ってのお話では、全て基礎の大きさによりますので、ブロックを用いる場合でも土を掘って埋め込む方法より大きければ強くなり、小さければ弱くなります。
目隠しフェンスなのか網のメッシュフェンスなのかによって風の影響をどこまで受けるかにもよりますがご相談者様の地域が鹿児島県とのことのようですので、台風の勢力が強いままで影響を受けやすい地域かと思いますので、強固な基礎にされることをお勧めします。
費用は基礎の大きさによってお値段が決まってきます。
単純に土を掘る量が多ければ、土を掘る費用、捨てる費用も大きくなり、穴が大きいという事は埋めるコンクリートを使う量がくなりますので、多ければ多いほど高くなります。
既にできているコンクリート製品(コンクリート二次製品といいます)を使った方が、手間がその分省けるため施工費はお安くなることが一般的ですので、今回のフェンスの独立基礎にしても、ブロック材を用いた方がお安くなることが多いです。
フェンスのメーカー各社が推奨基礎について、情報をもっておりますので、フェンス施工業者さんとよくご相談のうえ、ご計画ください。
ご参考に朝日スチール工業さんのフェンスの基礎図面を添付しました。メーカー各社によって推奨されている大きさが違いますので、都度業者を通じてお問い合わせください。
宜しくお願い致します。
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