8歳の愛犬の分離不安で留守番中の吠えることついて
2018/03/01 03:02質問失礼します。
我が家では今、8歳のジャックラッセルテリアとコーギーのミックス犬を飼ってます。
約1年くらい前から愛犬のみの留守番ができなくなってしまいました。
前までは家族みんなで外出し、用意をしても玄関で見送ってくれて全く吠えずにちゃんと留守番が出来てたのですが、今では愛犬に「買い物に行ってくるね」と言ったり洋服を着替えたりしたらジーっとこちらを見て実際に出かけたらずっと吠え続けています。
動画をセットして留守番の音声を録画したら家族が出かけて1時間くらいずっと吠え続けてるのがわかりました。今では愛犬のみの留守番はさせておらず母か娘のどちらかのみの外出にして、愛犬のみの留守番はしてません。
やむを得ない場合は娘か母が1時間前に先に外出し、後から待ち合わせて外出するという形で愛犬のみの留守番にしてます。その時は吠えてない日もあります。
娘より母に対して分離不安が非常に強いです。
環境の変化といえば前は母は家にいて買物しか外出しなくずっと家で愛犬と過ごしていたのがなくなり、母の外出が事情が変わり頻繁になったことです。娘は元々家にいないことが多かったので、それは変わらないです。
本当に困って獣医師に相談に行っても参考になるような言葉はもらえませんでした。
自分で調べた結果、分離不安症に当てはまるのです。
ですが8歳のシニアになってから分離不安症になるのは認知症って書いてありますし…認知症の可能性は全くないです。
非常に困ってます。直す方法を教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
YOSHIKI☆さん ( 東京都 / 女性 / 22歳 )
回答:3件
ワンちゃんの分離不安症
ワンちゃんは典型的な分離不安症ですね。YOSHIKIさんもかなりお困りのことと思います。
犬という動物は人間とは全く違う動物なので、人間のように思ったり感じたりする事はありません。一番違う点は、群れの(YOSHIKIさんのご家族)外にはたくさん敵がいてその敵の中には私たちを襲ってくるくらい怖い敵がいると信じているのが犬です。そのために、YOSHIKIさんのご家族の中で一番強いメンバーが群れのリーダーとして群れを守って従えて行きます。これを今はワンちゃんがやっています。
分離不安は飼い主さんが大好きだからや、一人でいることがさみしいよ、と思ってする行動ではありません。群れの外には敵がたくさんいる怖い場所です。その怖い場所に、ワンちゃんから見て弱いメンバーが行くことに対して心配して呼び戻しているのが分離不安のワンちゃんです。ここでYOSHIKIさんがしなければいけない事は、ワンちゃんのトレーニングではなく、みなさんがどれだけワンちゃんから信頼され尊敬されるかが大事です。
年齢のことをおっしゃっていましたが、ワンちゃんのトレーニングに年齢は関係ありません。ワンちゃんの問題行動は、自分がリーダーだと思ってしなければいけないと信じてしている行動です。これに対して、飼い主さんが「私が強いからあなたは心配する必要はないし、そんなお仕事はしなくてもいいのよ。」と言ってあげるのは、ワンちゃんが何歳でも全く関係ないのです。
私はワンちゃんの問題行動解消をしています。飼い主さんのご自宅に伺ってする事は飼い主さんがどのような行動をとればワンちゃんから信頼されるかのトレーニングです。ある分離不安のワンちゃんがいました。10歳のトーイプードルです。飼い主さんと二人で生活していました。この分離不安があまりにひどくて、飼い主さんはトイレに入るときも一緒に入れなければ吠える、お風呂に入るときはドアを少し開けておかなければ吠える、の生活に疲れ切っていらっしゃいました。私が伺って飼い主さんの行動を変えることができたので、今ではお留守番は全く問題なくできています。
分離不安のワンちゃんは他のワンちゃんと違って観察力が優れています。YOSHOKIさんみなさんのことをワンちゃんはじ~~っと観察していませんか?後を付いて回っていませんか?みなさんのことが好きだからではなく、みなさんのことが心配で心配で仕方がないのです。この問題行動のワンちゃんは、精神的にクタクタです。このワンちゃんのストレスを取り除いてあげてください。それには、やはりプロの助けが必要だと思います。普段のみなさんの行動がワンちゃんから見て弱いと思われていることが多いので、それがどこでどうすればいいのか、ワンちゃんは毎日皆さんに強さをアピールする行動も取っているはずです。それがなんなのか、などを詳しく教えてくださる方を探してください。
より詳しくお聞きになりたい場合は、0120-272-109 バークバスターズの川添までお電話もしくはメールをHPよりください。
回答専門家
- 川添 千絵
- (犬の問題行動解消セラピスト)
- バークバスターズ ジャパン 代表取締役
問題行動がある犬と飼い主さんをハッピーにできるしつけです。
ワンちゃんが大好きで始めたお仕事ですが、今はもっともっと好きになってます。ワンちゃんも飼い主さんもハッピーになってもらえるのは、本当にうれしいです。餌を使うことなし、無理矢理押さえることもなし。年齢や問題行動問いません。
8歳の犬の留守中の吠え
動物行動学を専門としている獣医師の千田です。ワンちゃんを一人でお留守番ができないと日常生活に支障が出て、お困りでしょう。当方にも、多くの飼い主さんからご相談が寄せられます。
ご質問の内容から考えると「分離不安症」という病名がつくほど深刻な状態ではないかもしれませんが、かなりの問題行動で飼い主さんのご家族が困っていることも十分理解できます。
ワンちゃんにとって、きっとお母さまの外出が増えたことが引き金になっているのではないかと思います。今まで十分かまってもらっていた時間が短くなったことや、自分の要求が叶えられなくなったことで、吠えているのではないかと思います。
問題行動を修正する方法としては、
1.家族が在宅の時は無条件に「撫でる」「ご褒美をあげる」「遊ぶ」など犬の要求に応えることはしない。
2.外出時20分前から無視する。
3.外出する日は、朝ごはんを抜いて、外出する直前にコングなどドッグフードなどが出てくるおもちゃを置いて外出する。
4.帰宅した時は、20分ほど無視する。
5.「撫でて」「遊んで」というような犬の要求に対しては、「おすわり」「伏せ」のような指示に従ってから要求に応える。
などのような問題行動に対する対応があります。
なかなか飼い主さんが8年間の習慣を変えるのは難しいので、動物行動学の専門家の指導を受けた方が早く良くなると思います。
様々な専門家がいますが、
JAPDTのペットドッグ認定トレーナー CPDT-KA取得者
http://japdt.com/members-dogtrainer
日本獣医動物行動研究会のHPからでも問題行動の相談に対応している獣医師のリスト
http://vbm.jp/syokai/
が出ていますので、参考にしてください。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
8際の愛犬の分離不安
ご質問の文を読ませて頂きますと、お母様に対する依存が
強いように思います。
お母様の外出の頻度が多くなったことが、
吠えのきっかけかもしれません。
もしその場合、考えられるのは
お母様が買い物以外に外出しなかった時期、
家にいらっしゃる時にワンちゃんを何気に見過ぎていたり
構いすぎていたのかもしれません。
特にワンちゃんに与える「視線」は意外と影響が大きいです。
過去の例ですと、
お客様のリビングでお話している時、
そのお客様はずっとワンちゃんを見ながらお話を
聞いておられました。
ワンちゃんはと言うと、少し離れた所で背中を向けて、ずっと寝ていました。
丁度「視線」のお話をしていたので、
「ちょっとワンちゃんを見ないでみてください」と言って
視線を外してもらいました。
すると、
1分後くらいにクルっとお客様の方に振り返ったのです。
後頭部からでも、飼い主様の「視線」が来ていないことに
気付く位、敏感に感じると言う事だと思います。
>前は母は家にいて買物しか外出しなくずっと家で愛犬と過ごしていたのがなくなり、
母の外出が事情が変わり頻繁になったことです。
と言う事なので、お母様の「視線」が減ったことが大きいのだと思います。
お母様の外出を減らすことが出来ないのであれば、
「視線」の方で対処すると良いかと思います。
ワンちゃんの方に、
「視線が来る時もあれば、来ない時もある」と言う事を、
ワンちゃんに理解させる、あるいは、諦めさせるように
態度に表していくことです。
具体的には、
遊んであげる時や構ってあげる時は、もちろん「視線」を
与えてたっぷり愛情を与えます。
そして、「疲れたからお終い」とか「家事をしなければいけないからお終い」
「また後でね」と言う時は、一切「視線」を与えないようにすることです。
そのような態度を見せることで、徐々に上記の事を
理解させていきます。
その「諦め」が付けば、また吠えなくなると思いますが、
年齢もありますので、しっかり対処されたい場合は
専門家と一緒に取り組まれる事をお勧めします。
補足
タイトルに誤りがありました。
8際ではなく、8歳でした。
回答専門家
- 小川 真也
- (東京都 / しつけインストラクター)
- ワタナベ・ドッグ・トレーニング
小型犬から超大型犬、パピーから成犬まで対応しています。
「楽しい愛犬とのライフスタイルを、飼い主さんと一緒に構築していく」をモットーに活動しています。犬の個々の性格に合わせた訓練法で、飼い主さんと愛犬とが理想の関係に近づけるように訓練し、アドバイスさせて頂きます。
(現在のポイント:-pt)
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