対象:リフォーム・増改築
北海道札幌市在住です。2階のバルコニー部分(8畳位)を増築か風除室にするか検討しています。
家族が二人だけになって、使わない部屋があるので、部屋貸しを考えています。
新築時に、既に二世帯仕様で建てていて、風呂、洗面所、トイレは、1階、2階、各階に1つずつあって、
玄関のみ、1階に1つだけあります。
それで、いまある階段を取り払って、1Fと2Fの間に床を張り、きっちり分けた造りにして、2階の玄関は、
外階段を造って、今の2階バルコニー部分に繋がるようなカタチで、玄関を造れればいいなと思っています。
そういう造りをしておいて、近い将来、部屋貸しで、家賃収入を得ようかと思っています。
または、それはやめて、それよりも、雨・風・雪を防ぐために、風除室だけ造ろうかとも検討していますが、
2階部分に風除室はちょっと耐久性で、不安な気もしています。
業者は、何本かアルミの柱を建てて、外壁の下地材にボルトでしっかりコーキングしながら、何か所か埋め込むし、
問題はないとは言っていますが、それでも完璧に水が入らないようにはできない、とも言っています。
金額面では増築よりは安くあがるかとは思いますが、何年か後、問題が起きて、また別の工事をすることになれば、
またいらぬお金がかかるかと思いますし、別の業者はそれであれば、最初から増築を考えた方がいいとも言われ、
悩んでいます。
どうすればいいかと思いますか?何か良いアドバイスがあれば、どうか宜しくお願い致します。
78ma-ilさん ( 北海道 / 女性 / 58歳 )
回答:1件
二世帯住宅と終の棲家
はじめまして
住宅での家族構成が変わり、ご高齢になって2階への昇り降りが危険になるため1階だけを居住空間とし2階は取り壊して平屋とする「減築」という手法もありますが、2階に独立した水周りが揃っているということですので、2階を分離させる(賃貸にする)考え方に賛成致します。
2階バルコニーを風除室・サンルームとして変更するのは本州では問題ないですが、北海道では2重サッシが当たり前ですので、防水性だけでなく結露や温度差・積雪の問題など不具合が生じてくると思われます。
せっかく2階のバルコニーをリフォームして風除室・サンルームに変更しても、将来お歳を召された際に昇り降りが問題ない階段の勾配かどうかも検討されるポイントの一つになると思います。
終の棲家として快適なリフォームが出来ると良いですね。
簡単ですがご参考になれば幸いです。
評価・お礼

78ma-ilさん
2017/07/09 14:10ありがとうございます。先生のおっしゃる通り、減築も考えたのですが、せっかく費用をかけて造った、生活に必要な水回りの設備がまだまだ使える状態なのに、無くしてしまうのは勿体ないと思い、思い切って賃貸ということを考えました。
>2階バルコニーを風除室・サンルームとして変更するのは本州では問題ないですが、
>北海道では2重サッシが当たり前ですので、防水性だけでなく結露や温度差・積雪の問題など不具>合が生じてくると思われます。
やはり、そうですよね。北海道はかなりの積雪で、一晩で1m以上積もった日が何回もあったので、最初の何年かはともかく、徐々にいろんな不具合が出てきて、ましてや他人に貸すとなると、色々と問題が起きそうですね。なので、風除室は考えず、二重サッシの方向でいこうと思います。
貴重なお意見をいただき、ありがとうございました。
また、何かありましたら、どうか宜しくお願い致します。
回答専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
(現在のポイント:-pt)
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