対象:住宅資金・住宅ローン
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こんにちは。
年収が500万なのに、5900万の新築を検討しています。
1 夫(37歳)だけの年収500万
2 嫁(私34歳)は今は専業主婦
3 2000万の自己資金あり
4 今住んでいるマンションは夫の母のもの。それを生前に相続して、相続税150~200万払う予定
5 自己資金以外の貯金は150万くらい(これで贈与税を払うつもり)
6 子供7歳、3歳、一月にもう1人生まれる予定です
今住んでいる夫の母のマンション(40平米ぐらいの間取り2Kで築37年 駅近)を相続した後に、売りに出して1000万円くらいで売れれば、ローンの返済にあてるつもりです。
しかし、とりあえずは住宅ローンで4000万借りないことには、新しい家に引越しも出来ないのですが、普通年収500万の人間に金融機関が4000万円も貸してくれるとは思えません。
そこのところどうでしょうか。
不動産屋は新築なので大丈夫ですと言ってくるし、嫁(私)の実母もとりあえず早く買いなさいといってきます。夫の母親は新築は身分不相応だと反対しています。
しかし今住んでいる地域は都内の23区のまあまあの高級住宅街で、中古の戸建でも5、6000万、マンションでも4、5000万ぐらいします。
中古でそれくらいの値段で買うぐらいなら、新築をかったほうがローンも借りやすいと思うのですが、無謀でしょうか。
ちなみに他の新築戸建は6、7000万するのでまだ安いほうかと思っています。
年収500万だともうちょっと郊外に住むのが常識かなとも思いますが、上の子が小学校に入ってしまったので学区を変わりたくないなと思っています。
働きには出たいのですが、二人目がいまだに保育園が見つからなくて待機児童です。
よろしくお願いします。
carineさん ( 東京都 / 女性 / 34歳 )
回答:2件
住宅購入について
4000万円の借入れについてですが、金融機関からの借入れは不可能ではありません。
ただ、お子様が3人いらっしゃるので年収500万円だと余裕はないでしょう。
特にお子様の進学や習い事などによりかなり左右されます。
ご主人の今後の年収の上昇率や奥様が働いてどのくらいの収入を得られるかにより検討してください。
また、住宅ローン選びも重要になってきます。不動産会社、金融機関の言いなりにはならないようにしてください。
お母様のマンションを生前贈与しなくてはならない理由はなんでしょうか。相続税対策でしょうか。
一度お近くの独立系のファイナンシャルプラナー(上級資格CFP保持者)にご相談され、キャッシュフロー表を作成し今後の収支状況を確認されてから決めたほうが良いかと思われます。
NPO法人日本FP協会でもご紹介しております。
評価・お礼
carineさん
2015/08/15 15:28ご丁寧にありがとうございます。
夫は3人兄弟なので、姑が亡くなった後の遺産相続でもめること、姑が最近身辺整理をし始めたことなどの理由で、姑は生きてるうちに、唯一結婚して子供もいる私たちに今のマンションを譲りたいと考えているようです。
都立高校が近所に2校ありますので、子供は全員高校まで公立の予定です。大学の私立用のお金しか用意しないつもりです。が、やはり細かいお金のこととなると、全く見通しはたっていません。
アドバイス通りファイナンシャルプラナーの方に相談してみようと思います。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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年収500万で4000万のローン は大丈夫??
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
さて、ご質問の件ですが、年収に対する返済比率は審査上の金利でもギリギリ35%あたりで、正直なところ住宅ローンの返済だけでも厳しい状況になります。
実際には、教育費の負担が今後、多くなり家計をひっ迫させますので、あまり無理はされない方がいいかと思います。
ちなみに、平成24年度の文科省の調査資料では、幼稚園から高校まですべて公立の場合で、学習費総額は4,999,271円だそうです。
仮に、3人の子供さんがいれば、トータルで約1,500万円はかかるという計算になります。
ここまでは、高校までですが、大学となれば私立の文系でトータル692万円、理系であれば822万円というデータがあります。
で、仮に、3人の子供さんが文系だとしても、2,100万円になります。
以上のデータから、3人の子供さんが上記の条件で仮に文系大学まで行った場合、教育費の合計はなんと3,600万円になります。
この資金調達はどうされるのでしょうか?
これから生まれる子供さんが大学を卒業するまでは22年、その頃のご主人の年齢は59歳で、ちょうど、住宅ローン返済と教育費の支出がダブります。
ざっくりですが、3,600万円を22年で割れば年間の教育費は162万円です。
これに、住宅ローンの借り入れ4,000万で金利1.75%の35年返済だと、年間返済額は約150万円となり、教育費とローン返済で300万円以上かかる計算で、この合計額は年収500万円の60%を占めることになります。
となれば、ローンの繰り上げ返済も難しく、厳しい家計状況が数十年続いてしまうということは想像できるでしょう。
住宅購入には今、現在は大丈夫と思っても、返済期間の30年の年月で何が起こるかはわかりません。
勤務先の状況や転勤、転職など、昔の高度成長期と今は異なりますし、異常なまでのローン低金利ですが、どう変わるかは誰も予測できません。
そうした時代背景も踏まえ、住宅購入には無理はしない方がいいでしょう。
また、不確定要素のある資金調達を当てにするのも、万が一その資金が調達不可、もしくは大幅な減額となった場合にはどうなるのかも想定しておく必要がありますね。
最終的にはご自身の判断にはなりますが、購入前には将来のことをよく検討して結論を出されてはと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、不動産の購入の是非やローンなど、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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評価・お礼
carineさん
2015/08/19 11:57ご丁寧にありがとうございます。
主人と話し合った結果、質問させていただいた住宅の購入はあきらめました。
低金利なので今買うべきだと不動産屋に言われてその気になっていました。
よく考えたら主人の定年まで後23年しかないのに、老後の資金もためなければならないので、冷静になって考えると返済は無理ですね。
このサイトに質問してよかったです。ありがとうございます。
寺岡 孝
2015/08/20 14:19この度は回答に評価をいただき、まことにありがとうございます。
住宅購入は、将来の見通しを踏まえて、ご自身に見合ったものを購入されてはと思います。
高額のローン利用による住宅購入は、後々の家計をひっ迫させるだけですので、物件を吟味して購入計画を立案してはと思います。
また、家計を安心して運営するのであれば、長期固定のフラットがかなり金利優遇されておりますので、こうした機会に住宅購入を検討することは決して悪いことではありません。
ただ、不動産業者や銀行の担当者は、その時に買えるかどうかの1点でしかお客さまのことを考えていません。
そのため、低金利だからとか、返済比率もぎりぎりであっても「大丈夫です」と言うものです。
それは、彼らすべてとは言いませんが、目先のインセンティブしか頭にない方々が多いので、ご自身の住宅購入後のことは全くと言っていいほど考えておりません。
ですから、購入には慎重かつ冷静な判断が必要ですし、第三者の専門家の意見も聞く必要があるかもしれませんね。
以上、取り急ぎ回答の評価の御礼まで。
アネシスプランニング(株)
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回答専門家
- 寺岡 孝
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