対象:ペットの医療・健康
はじめまして。ポメラニアン♀6歳です。4月に健康診断にて血液検査をした際(まったく異常なし)体重増加を指摘されて、ダイエットフードに切り替えました。しばらくしたら、便の回数が増え(元々便が硬く1日1回)段々軟便になり、粘膜便や血便が出たため、獣医を受診したところ血尿の症状もありエコーで膀胱炎と診断され抗生剤と下痢止めで様子を見ましたところ下痢止めのせいで逆に便秘になり下痢止めはやめてフードも元に戻しました。たまに食べたものを吐き出す事はありましたが元気で食欲もありました。膀胱炎のフォローアップでエコー検査したところ、僅かながら腹水が見られるので血液検査をさせてくださいと言われその際アルブミンが1.95コレステロール77(4月の検査ではアルブミン3.4コレステロール130)と激減しており蛋白漏出性腸症ではないかと診断が下りました。本来なら、内視鏡で生検を調べないと確定できないが、元気であるし数値から初期症状の様なので、消化器サポート(低脂肪)フードとタイロシン(抗生剤)で様子を見ましょうとの事でした。体重はダイエット食のお陰か上記病気のせいか分からないのですが1ヶ月で3.0→2.8になりました。フードを替えてからたった一ヶ月でこんなに悪化するものなのでしょうか?原因はフードなのでしょうか?また蛋白漏出性腸症はステロイドや免疫抑制剤で無いと効果が無いと言う事がかかれてますが、最初にステロイドを服薬すると正確な生検が出来ないとの事でやはり内視鏡は必須なのでしょうか?収まっていた軟便が低脂肪フードに替えてからまた少し軟便になってしまい、吐き気もあるようです。食欲・元気はありますが、そういう目で見るからか、しんどそうにしてるようにも見えます。動物は病状がかなり悪化しないと表には出さないと言う事もあり心配です。この病気はあっという間に悪化し、完治は望めないとの事でダイエットフードにしたことをとても後悔してます。それまで時々サンプルや外出時などに違うフードを与えても特に異常が出たことは無く胃腸は丈夫だと思ってました。本当に落ち込んでおります。今後の治療方法やまた別の病気の可能性、次回獣医師にかかった時に何を質問すれば良いかを教えてください。よろしくお願いいたします。
補足
2015/08/07 23:30●●先生
早々のお返事ありがとうございました!フォローアップ受診でアルブミンが、1.96から、2.14に上がってるので、良くなってますと言われましたが、数値はまだ基準値を下回ってますし、誤差?と感じてしまいます。内視鏡を希望しましたが、体が小さいので、難しいと言われました。軟便は落ち着いてますが
3日に一度位ゼリー状便がでる旨話しましまら、ステロイドをとりあえず少量を3日に一度投与して様子を見ましょうと言われました。内視鏡が出来ない場合は、CTや、エコーで診断可能でしょうか?その際、ステロイドはどの位の期間断薬が必要ですか?またアルブミンは良くなってるのでしょうか?
ハイジママさん ( 大阪府 / 女性 / 48歳 )
回答:1件
Re:たんぱく漏出性腸症に関してまして
蛋白漏出性腸症の原因は炎症・腫瘍・リンパ管拡張症などがあります。そのため、フードの変更によって起こることは少ないと思います。
蛋白漏出性腸症を正確な診断をするためには、ステロイド服用前に内視鏡生検を行うことをお勧めします。しかし、内視鏡生検を行うためには麻酔のリスクなども伴うため、麻酔をかけるのに適さない場合など、無理に内視鏡生検を行わずに治療を始める場合もあります。
今後の治療としては、低アルブミン血症を起こす肝不全・蛋白漏出性腎症・消化管寄生虫など他の病気の可能性があるのでしたら、それらの鑑別と治療を優先しましょう。
蛋白漏出性腸症の可能性が高いのでしたら、治療として食事を低脂肪食に切り替え、それでも低アルブミンが続くのでしたら、ステロイド剤などの服用を検討していく必要があります。治療経過は一概に同じではありませんが、治療がうまく反応して低脂肪食や薬でうまく維持できている子もいます。ですので、担当医と内視鏡生検を行うべきか、食事をどうするか、薬を始めるべきかなどをよく相談して治療を行っていくといいと思います。
評価・お礼
ハイジママさん
2015/08/11 08:44●●先生
返答ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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