対象:ペットの医療・健康
Re:たんぱく漏出性腸症に関してまして
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蛋白漏出性腸症の原因は炎症・腫瘍・リンパ管拡張症などがあります。そのため、フードの変更によって起こることは少ないと思います。
蛋白漏出性腸症を正確な診断をするためには、ステロイド服用前に内視鏡生検を行うことをお勧めします。しかし、内視鏡生検を行うためには麻酔のリスクなども伴うため、麻酔をかけるのに適さない場合など、無理に内視鏡生検を行わずに治療を始める場合もあります。
今後の治療としては、低アルブミン血症を起こす肝不全・蛋白漏出性腎症・消化管寄生虫など他の病気の可能性があるのでしたら、それらの鑑別と治療を優先しましょう。
蛋白漏出性腸症の可能性が高いのでしたら、治療として食事を低脂肪食に切り替え、それでも低アルブミンが続くのでしたら、ステロイド剤などの服用を検討していく必要があります。治療経過は一概に同じではありませんが、治療がうまく反応して低脂肪食や薬でうまく維持できている子もいます。ですので、担当医と内視鏡生検を行うべきか、食事をどうするか、薬を始めるべきかなどをよく相談して治療を行っていくといいと思います。
評価・お礼
ハイジママ さん
2015/08/11 08:44
●●先生
返答ありがとうございました。
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はじめまして。ポメラニアン♀6歳です。4月に健康診断にて血液検査をした際(まったく異常なし)体重増加を指摘されて、ダイエットフードに切り替えました。しばらくしたら、便の回数が増え(元々便… [続きを読む]
ハイジママさん (大阪府/48歳/女性)
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