対象:ペットの医療・健康
よろしくお願いいたします。
鼻腔腺ガンに侵された柴犬10歳オスの治療について悩んでいます。
確定はCT検査により昨年の9月です。手術は不可能、という事で放射線を薦められましたが、放射線治療と全身麻酔による愛犬への負担を考え、緩和の道を選びました。
漢方薬と丸山ワクチン投与で、半年は転移もなく、食欲も旺盛で元気でしたが
漢方薬による酷い下痢が続き、好転反応という説明でしたが、可愛そうになり一時中断した所、鼻の盛り上がりが顕著になり「光線力学温熱療法」をして頂ける獣医科を受診しました。インドシニアグリーンとシクロフォスファミドを患部に注入。患部に温熱照射するという治療です。週1回を4回行った所、ドロッとしたみどり色の液や赤黒い血膿のようなものが出て、鼻の盛り上がりは随分治まりました。投薬は一日おきにサリドマイド・ピロキシカム・シメチジンの3種を。一週間に一度シクロフォスファミドの錠剤と利尿剤を投与します。鼻の盛り上がりは軽減し、鼻づまりによる食欲不振も改善されましたが、鼻の中で何かが流れ落ちるのか、就寝時 頭を上に持ち上げてしまい、いびきにより起き上がってしまい熟睡できないようです。一日おきの投薬の日はこれが顕著です。現在は2週間に一度の施術となりましたが、投薬は同じです。一昨日夕方に投薬した所、深夜2時~朝6時まで15分おきに「えづき」が始まり、何かが詰まったような咳をしてはえづくという繰り返しでした。嘔吐はなく、草を食べて、吐くという動作と同様ですが吐赦物はありません。獣医師に抗がん剤の副作用だと思うので、少し量を調整して頂くか、中止したい旨を伝えた所、心証を悪くされたのか「副作用ではなく、喉への浸潤だ。どの道、最期はあちこち悪くなってしまうんだから、悪化していくのは当然。薬の副作用ではなく悪化したということなので手は打てない」と言われてしまいました。えづきは1日で治まり、食欲は旺盛です。食べる際に喉に詰まって食べにくいという事もありません。ただの副作用だと思いたいのですが・・ご意見をお聞かせ下さい。お願いします。
補足
2014/07/18 16:28緩和治療の道を選んだので、苦しい症状が出るのは可哀想に思います。
癌は消えてくれることはないので、穏やかに寿命を迎えさせてやりたく思っています。
睡眠障害解消の為に、気道確保の手術を受けさせるべきか、
それとも 抗癌剤をともなう温熱治療と免疫療法(丸山ワクチンなど)を続け、
これ以上 癌が大きくならないように・・と願うべきか・・
愛犬にとって どの道が 一番苦しまずに済むか 悩んでいます。
ヤンヤン7788さん ( 大阪府 / 女性 / 53歳 )
回答:1件

Re:抗癌剤の副作用について教えて下さい。
サリドマイドやピロキシカムの副作用で気持ちが悪くなり、えづく症状が出るのであれば、制吐剤の使用や容量の減量を検討してもよいと思います。
ただ、鼻腔腺癌という病気では鼻腔内の癌組織によって粘液の分泌や貯留が起きやすく、サリドマイドやピロキシカムはその粘液を排出して減少させる効果があるのではないかと思います。したがって、薬の容量減量や投与間隔を延ばすことは鼻腔腺癌の症状を悪化させることになる可能性もあるので、慎重な判断が望まれます。
鼻腔内の粘液を除去する方法には、去痰剤の投与や噴霧した薬剤を吸引するネブライジングという方法もありますので、サリドマイドやピロキシカムを減量する代わりに取り入れるのも良いと思います。
鼻腔腺癌は難しい病気のため、悩まれることも多いかと思いますが、担当の獣医師とよくご相談された方が良いでしょう。
評価・お礼

ヤンヤン7788さん
2014/08/04 15:30回答済みのメールが来なかったため、御礼が遅れて申し訳ありませんでした。
大変ご親切な回答に感謝いたします。薬を減量して、症状が悪化してしまっては治療している意味がないと理解しました。アドバイス頂いたとおり、去痰剤やネプライジングを提案させて頂きます。ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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