対象:住宅資金・住宅ローン
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主人の手取り月収30万、私は働いておらず専業主婦です。ボーナスは年間手取りで100万程。夫婦2人暮しです。
この度新築を考えておりメーカーからの見積もりが3500万と出てきました。土地代、太陽光パネルやガレージ、駐車場の土間コン、土地の地盤改良が必要になった際の費用も全部含まれての金額です。
頭金はほとんどナシに近く3500万そっくりローンを組むつもりですが家計を圧迫するのではと不安です。
このまま進めていいのかご判断お願いします。
主人、私共30代半ばです。現在の家賃は66000円です。
補足
2013/08/30 18:32結婚して今年の11月で2年になります。その間に貯まったのは250万です。それは手元に残しておきたいと思っています。それぞれ独身時代の貯蓄は車を買ってしまいましたのでありません。
ワイマナロさん ( 群馬県 / 女性 / 36歳 )
回答:3件
貯蓄の習慣を作ることが先かもしれません
ワイマナロ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
ご相談の件、仮に3500万円の住宅ローンが組めたとしても、頭金がほとんど無しに近いのは、問題があると思います。
万一、収入の減少など、不測の事態が起きて、売りたくなった時も、一般的には、建てた時の値段よりも売却価額は下がるわけですから、売却代金でローンを完済することができず、苦しむことになりかねません。
一方、ある程度の頭金を用意して、買った人であれば、最悪の場合でも、売り抜けて、賃貸に戻れる可能性が高くなります。
要するに、リスク管理上の話です。
家賃がもったいないので、買ってしまおう、という発想の方も多いですが、実際には、ローンの元本返済+利息を毎月支払っていくわけで、しかも返済は待ったなしですから、プレッシャーは大きいです。
家が資産になるといっても、銀行から多額のお金を借りている状態では、大家さんから借りるか、銀行から借りるかの違いでしかないと、個人的には思います。
もちろん、立派な家に住んで、ローン返済のプレッシャーがあった方が、頑張って働けるというのであれば、それもよいですが、お金を借りる分、リスクの高い行動であるという点は十分に理解して、検討してみてください。
なお、まだ頭金の少ない方は、一般的には、積立貯蓄または、積立投資に取り組むことからスタートされることをおすすめします。
頭金を作れていないご事情はお書き頂いた文面からはわかりませんが、ひょっとすると、貯蓄の習慣がなかったことにも要因があるかもしれません。
いきなり待ったなしのローン返済に入るよりも、調整可能な積立貯蓄等からスタートして、ある程度の期間、継続し、余裕をもって返済できる水準を把握した上で、購入を検討するのもひとつの選択です。
ご参考にしてください。
補足
補足拝見しました。
2年間での貯蓄250万は、わるくないペースですね。
頭金(手元資金を含む)は、少なくとも3500万の2割(700万)を用意したいところです。
もしも今のペースでいければ、あと3~4年の辛抱です。
あとは、お子さんの予定も関係してくるはずです。未定の場合は、新築する際の間取りをどうするかの問題もあります。
その他にも、車の買い替え、共働きをどうするか、退職の時期など、さまざまな論点を考慮する必要があります。
あとは、国の財政状況を考えると、本当に、公的年金のみで老後生活が成り立つのか、という疑問をお持ちの方は、多いです。
今大事なことは、目先の家賃とローン返済額の比較ではありません。
人生最大の買い物になるかもしれませんので、長期の視点で慎重に考えてみてください。
具体的には、一度、キャッシュフロー表(人生の資金繰り表)を作成されるとよいと思います。
評価・お礼
ワイマナロさん
2013/09/04 15:56一応、老後の心配もありますので積立保険に二件入っています。50と55歳までの払込でそれぞれ満期62歳と65歳の歳で解約すると710万、950万降りる予定のものです。いずれも主人の保険で主人は今年33歳です。
それを考慮して今の段階での住宅購入も少し考えたほうがよいのでしょうか?
森本 直人
2013/09/04 17:42ワイマナロ様、評価・コメントありがとうございます。
住宅購入に関しては、今は欲しい気持ちが先行しているかもしれませんが、冷静に数字で判断するようにしてみてください。
もちろん、貯蓄性の保険も貯蓄にカウントしてよいのですが、手持ちの250万円は、もしかすると、新居の家具代、引っ越し代等、諸経費で、かなり取り崩してしまう可能性もあります。
経済が右肩上がりだった頃は、住宅ローンを組んで家を買わない人はおかしいというくらいでしたが、今は、給料がどんどん上がる時代でもなく、年金不安などもあります。
個人的には、頭金を十分に用意することが、リスク管理上は、大切と考えています。
あと、家の新築は、一般的には家族構成が固まってからの方が、間取り等の問題が生じにくいのではないでしょうか。
ご参考です。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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手取り月収30万の住宅ローンについて
ワイマナロさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺です。
『頭金はほとんどナシに近く3500万そっくりローンを組むつもりですが、
家計を圧迫するのではと不安です。
このまますすめて良いのかご判断お願いします。』
につきまして、
例えば、借入金3500万円につきまして、
ローン金利1.0%・35年返済とした場合、
毎月の返済額は99,000円ほどとなり、
現在の支払い家賃よりも33,000円ほど多くなります。
また、ご主人様の手取り月収30万円に占める住宅ローンの負担割合は33.0%ほどと、
住宅ローンを組むことで、将来家計が圧迫されるかも知れない水準となりす。
尚、預貯金250万円を頭金に加えた場合、
借入金は3250万円となり、毎月の返済額も91,800円ほどで済むことになります。
また、ご主人様の手取り月収30万円に占める住宅ローンの負担割合も、
30.6%にまで下げることができますので、
もし、検討している住宅を購入するのでしたら、
頭金を少しでも増やすこともご検討ください。
住宅ローンにつきましては、
35年と長期に渡ることになりますし、
一旦組んでしまうと返済がきついからといっても、
毎月の返済額を減額などしてはもらえませんので、
無理のない返済計画をたてるようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼
ワイマナロさん
2013/09/04 16:02なんとか3300万以内でローンを組むよう削れるところは削ってみます。
渡辺 行雄
2013/09/04 16:36ワイマナロさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
藤 孝憲
ファイナンシャルプランナー
-
住宅購入を進めるかどうかにつきまして
ワイマナロさん、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザーの藤と申します。
借入を伴う住宅購入の場合、将来の不透明性もあり、不安だと思います。将来の目標や夢、ご家族の考え方・価値観により、住宅に対する考え方は変わります。住宅を購入したいというご希望があるかもしれませんが、ファイナンス面からのみ判断させていただきます。
まず、借入金3500万円、金利1.99%、借入期間30年とすると、毎月の返済額は129,191円となります。毎月の手取りに対する割合が、ローンの返済だけで43%になりますので、他の支出や毎月の貯蓄額がわかりませんが、余裕がなくなるのではと心配です。なお、諸費用をローンで組むと変動金利でも2.5%程度かかりますので、返済額は増える可能性があります。
一般的な目安に、「返済額が年収の25%以内」というものがあり、今回手取りで判断いたしますが、毎月の返済額が「460万円÷12か月×25%=9.58万円」以内が返せる額と判断できます。また、「家賃+毎月の住宅のための積立額」という目安もあり、これを超えると今まで以上の支出になりますので、やりくりが厳しく感じられると思います。なお、それぞれ、税金や自己修繕積立金を含めた額となります。
加えて、毎月の収入に対する返済額が大きいと、緊急的支出や他の支出(車購入など)にも影響します。万一ご主人の収入が減少した場合、予定外の支出が重なった場合など対応できるかどうかです。資金が不足した場合は新たな借り入れをしなければならないため、利息負担総額が大きくなります。ちなみに前述の住宅ローン条件ですと、借入金額3500万円に対して、利息負担額がおよそ1150万円となります。
また、退職後の生活資金の貯蓄をしなければなりません。退職後の生活資金が十分であれば、返済額が目安より大きくても、問題ないと思いますが、一般的には準備をしておく必要があります。
以上のことから、私は家計への負担やリスクが大きいのではないかと思います。
なお、家計への負担を減らす方法といたしまして、
(1)購入時期をずらして、頭金を準備する。目標額と貯蓄期間を設定し、退職前の完済にするために、返済期間を何年にできるか逆算する。
(2)太陽光パネルは後で現金で購入する。
(3)他のメーカーから見積もりをとる。
(4)可能であれば、奥様も働くことで、世帯の収入を増やす。
(5)住宅の規模を小さくする。中古やマンションも検討する。
などがあります。
以上が私の回答とさせていただきます。
ご参考にしていただければ幸いです。
評価・お礼
ワイマナロさん
2013/09/04 15:59退職後の資金としては積立の保険に二件入っています。払込は50歳と55歳までで62と65歳時の解約でそれぞれ710万と950万おります。
(現在のポイント:-pt)
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