対象:住宅資金・住宅ローン
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藤 孝憲
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入を進めるかどうかにつきまして
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ワイマナロさん、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザーの藤と申します。
借入を伴う住宅購入の場合、将来の不透明性もあり、不安だと思います。将来の目標や夢、ご家族の考え方・価値観により、住宅に対する考え方は変わります。住宅を購入したいというご希望があるかもしれませんが、ファイナンス面からのみ判断させていただきます。
まず、借入金3500万円、金利1.99%、借入期間30年とすると、毎月の返済額は129,191円となります。毎月の手取りに対する割合が、ローンの返済だけで43%になりますので、他の支出や毎月の貯蓄額がわかりませんが、余裕がなくなるのではと心配です。なお、諸費用をローンで組むと変動金利でも2.5%程度かかりますので、返済額は増える可能性があります。
一般的な目安に、「返済額が年収の25%以内」というものがあり、今回手取りで判断いたしますが、毎月の返済額が「460万円÷12か月×25%=9.58万円」以内が返せる額と判断できます。また、「家賃+毎月の住宅のための積立額」という目安もあり、これを超えると今まで以上の支出になりますので、やりくりが厳しく感じられると思います。なお、それぞれ、税金や自己修繕積立金を含めた額となります。
加えて、毎月の収入に対する返済額が大きいと、緊急的支出や他の支出(車購入など)にも影響します。万一ご主人の収入が減少した場合、予定外の支出が重なった場合など対応できるかどうかです。資金が不足した場合は新たな借り入れをしなければならないため、利息負担総額が大きくなります。ちなみに前述の住宅ローン条件ですと、借入金額3500万円に対して、利息負担額がおよそ1150万円となります。
また、退職後の生活資金の貯蓄をしなければなりません。退職後の生活資金が十分であれば、返済額が目安より大きくても、問題ないと思いますが、一般的には準備をしておく必要があります。
以上のことから、私は家計への負担やリスクが大きいのではないかと思います。
なお、家計への負担を減らす方法といたしまして、
(1)購入時期をずらして、頭金を準備する。目標額と貯蓄期間を設定し、退職前の完済にするために、返済期間を何年にできるか逆算する。
(2)太陽光パネルは後で現金で購入する。
(3)他のメーカーから見積もりをとる。
(4)可能であれば、奥様も働くことで、世帯の収入を増やす。
(5)住宅の規模を小さくする。中古やマンションも検討する。
などがあります。
以上が私の回答とさせていただきます。
ご参考にしていただければ幸いです。
評価・お礼
ワイマナロ さん
2013/09/04 15:59退職後の資金としては積立の保険に二件入っています。払込は50歳と55歳までで62と65歳時の解約でそれぞれ710万と950万おります。
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主人の手取り月収30万、私は働いておらず専業主婦です。ボーナスは年間手取りで100万程。夫婦2人暮しです。
この度新築を考えておりメーカーからの見積もりが3500万と出てきました。土地代、太陽光パネル… [続きを読む]
ワイマナロさん (群馬県/36歳/女性)
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