対象:矯正・審美歯科
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今、矯正専門医で矯正を始めました。上は糸切り歯後ろを2本抜歯、下は糸切歯手前の前歯を1本欠損しているため、同カ所を1本抜歯して、詰めていくとの診断です。
そのため、下は実質前歯2本となります。
行きつけの一般歯科の先生は非抜歯の考え方で、前歯を抜くのは考えられないし、上下の役割がどうなるか、わからないとおっしゃっています。
考え方が全然違うので板挟みで不安ですし、すでに動き始めた歯が本当にきちんとした役割を担うのか不安になってきました。
中立的なアドバイス、こういったケースの場合の症例など教えてください。
jamsさん ( 福岡県 / 女性 / 34歳 )
回答:3件
下の前歯の抜歯と矯正治療について。
上顎の小臼歯を2本抜歯して矯正治療をしていくことになったのであれば、オーソドックスな治療法であれば、下顎も小臼歯を2本抜歯する方法が一般的です。しかし、元々、前歯が足りない場合には、反対側の前歯を抜歯することもあります。そのケースでは犬歯を前歯の代わりに配列し、かみ合わせを作っていきます。しかし、犬歯の形が前歯とは違ってくるため最後に形の修正が必要な場合もあります。現在のかみ合わせの位置関係によって変わってきますが、上の歯と下の歯の真中を合わせるために同じサイズの歯を抜歯することはありますので、もう一度担当の矯正歯科の先生にお話をお聞きになってみるといいでしょう。
参考にされてみてください。
ティースアート 矯正歯科
www.teethart.com
www.teethart-ortho.com
回答専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
Re:前歯1本欠損時の矯正
(回答)
この症例で大切なことは、下の糸切り歯の後ろの歯(小臼歯)を糸切り歯として使うため、上の糸切り歯と下の糸切り歯の後ろの歯(小臼歯)がうまく噛む位置に移動出来るかどうかという事です。
つまり、上の前歯に比較して、下の前歯が小さければ、下の前歯を抜く必要はないかもしれませんし、下の前歯がおおきければ抜かざるおえないことになります。
院長の専門分野
舌側矯正(ぜっそく矯正)、リンガル矯正、裏側矯正
http://www.aoyama.or.jp/lingul.htm
補足
〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-9-9 アサックスビルB1
青山審美会歯科矯正クリニック(JR渋谷駅、表参道)
http://www.aoyama.or.jp/
回答専門家
- 小谷田 仁
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。
堀内 晃
歯科医師
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Re:前歯1本欠損時の矯正
はじめまして長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、上の小臼歯2本の抜歯と下の前歯1本を抜歯しての矯正治療を開始するに当たって不安を感じておられるということですね。下の前歯が元々1本すくないということもあるということ。
jamsさまの矯正治療にあたって選択肢として考えられる方法は
1.上下ともそのまま並べる方法
2.下の前歯1本分のの隙間を作って上下の歯の数を合わせて並べる方法
3.上の小臼歯2本を抜歯して、下を抜歯しないで並べる方法
4.上の小臼歯を2本抜歯して、下を1本抜歯して並べる方法
5.上下とも抜歯しないで歯の側面をスライスして並べる方法
が概ね考えられる方法かと思われます。
上顎の小臼歯2本を抜歯するという選択肢を取られていることからするとおそらくでこぼこがあるからの選択だと思いますので、1、2の選択はまずないのかなと思われます。
残る方法ですが、
現在選択されている4以外の3,5の方法についてメリットとデメリットをご説明しますね。
3についてですが、メリットとしては抜歯を1本避けられることです。デメリットは、噛み合わせの左右のバランスがあわせにくいということですね。たとえば、治療後に右側がなんとなくかみにくいなんてことが起こりやすいということですね。
5についてですが、メリットとしては、やっぱり抜歯を避けられるということですね。
デメリットとしては、歯を削られないといけないこと、歯の側面を削ることで隣の歯と歯の根っこが近接しやすく歯周病を考えた時に少し不安が残ります。
また、ほとんどの歯を正確にスライスすることができるという前提になりますのでちょっと微妙な部分もありますね。
これを踏まえて4の方法についてですが、
メリットとしては、噛み合わせが作りやすい、左右のバランスが整いやすいことです。
デメリットとしては、歯を3本抜歯することですね。
ちなみに4を選択したときに糸切歯を前歯として使用すること対する不安についてですが、
5のように全体の歯をスライスして調整するより下の左右の糸切歯を調整することのほうが誤差などは少ないということもありますのでそういった意味において消去法で選択するとこの方法が一番なのかもしれませんよ。
(現在のポイント:-pt)
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