対象:矯正・審美歯科
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アメリカで歯列矯正(ブラケット+ワイヤー)を始めて2週間目、30代の女性です。
田舎町に住んでいるため、矯正歯科医院は1か所しかありません。
大した説明もないまま、流れ作業のように矯正がスタートしました。
抜歯もありませんでした。
後にインターネットで、「抜歯が必要なケースなのに非抜歯で行ない、口元が前に出てしまった」という情報を見て不安になりました。
(この時Eラインのことを初めて知りました)
私の歯は重なり合っている状態なので、抜歯が必要なケースだったのではないか?
口元の審美的な事まで考慮してくれなかったのではないか?と。
近々、日本へ一時帰国の予定があるので、日本で信頼できそうな専門医の方に今の状態で大丈夫か見てもらおうと思っています。
例えば日本の専門医の方が、「抜歯が必要だった」と判断した場合、
アメリカの歯科医にその指示を出してもらうことは可能でしょうか?
(このような口元になりたいと考えているので、何番目の歯と何番目の歯を抜いて器具を付け直して欲しい?というような??)
歯科医にはそれぞれの考え方があると思いますので、この様な申し出をするくらいなら矯正中断した方が良いのでしょうか?
既に全額お支払いしているため、今(アメリカ)の医院で、日本の診断を取り入れつつ治療が続けられたら嬉しいのですが。
そのようなことは可能でしょうか?
補足
2014/10/01 14:37もうひとつ質問させて下さい。
現在の医院(アメリカ)でブラケット2年の予定と言われています。
当初はインビザラインを希望していたのですが、私の歯並びではできないと言われ、ブラケットにしました。(インビザラインも行っている医院です。ブラケットの患者さんしか見かけたことが無いのですが…)
もしもある程度歯並びが揃ってきたら、その時点でインビザラインに切り替えるということも可能でしょうか?
付けたばかりですが、一刻も早くブラケットを取りたいと思っていまして…
パナキさん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
回答:1件
堀内 晃
歯科医師
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Re:アメリカで矯正中、日本でのセカンドオピニオン
はじめまして長崎の堀内と申します。さて、お問い合わせの件ですが、
でこぼこが強かったのに非抜歯で矯正治療をされたことが不安になられたということですね。
私は、成人の方でも極力非抜歯で治療しています。抜歯したときのスペースの残り方にもよりますが、基本、抜歯して矯正治療すると顎の位置が不安定になるケースが多く、しかもその顎の位置を確認することができない矯正専門医が非常に多いのも事実なんです。
ですから、矯正治療後に頭痛がするとか肩こりがするというのが問題になりがちです。
ただし、抜歯をしないと口元がでてしまう例では、慎重に顎の位置を見定めて抜歯してなおかつ治療中も顎の位置がずれないような配慮をしながら治療を勧めたりします。
非抜歯で治療する場合でも口元の出っ張りを防ぐことはできることがたくさんあります。
治療の方法にもよりますが、もともと顎自体が後ろに引っ込んでいることを判断出来ていない状態で矯正治療するとさきほどの頭痛とか肩こりなどの問題に直結します。
非抜歯で治療することでこういう問題が解消しやすいということでもあります。
ただし、上にも書きましたが、例外的に口元がどうしても出っ張ってしまう方がおられるのも事実です。
矯正専門医に相談されるのもいいですが、今の担当医にまず相談されてはいかがですか?
治療によって口元が出てしまった場合はどうしたらいいか。また、非抜歯から抜歯治療に移行することは可能かどうか追加の料金が発生するのかどうかについて事前に相談されてみてはいかがでしょう。
ちなみに私の知る限り、非抜歯で治療をはじめても口元が出ているのが気になるからと患者さまから申し出があった場合でも抜歯のための費用が追加されるだけでそのまま抜歯して治療を継続することが可能ですよ。
私も日本歯科矯正学会の認定医ですが、私の知る限り、非抜歯から抜歯に移行したからといって追加料金がたくさん発生するなんてことはきいたことがありませんよ。
ご参考にされてください。
評価・お礼
パナキさん
2014/10/01 14:24早速のご返答、有難うございます。
抜歯した事により問題が起きるケースもあるのですね。
詳しく説明して頂き有難うございました。
今の担当医に相談するということが盲点であったので、
アドバイスしていただき、確かにその通りだと感じました。
気になっている点や費用についてまずは相談してみたいと思います。
その上で、必要と感じたらセカンドオピニオンを考えたいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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