対象:お金と資産の運用
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こんにちははじめまして。
現在夫53歳(会社員)、妻49歳(専業主婦)です。
5年ほど前から老後のために投資信託で積み立てています。
昨年末まではギリギリマイナスになるかならないかの収益でしたが、アベノミクス効果で現在投資額約626万円で280万円程の利益(約44%)がでています。
来年度から証券優遇税制が終わり、日本版ISAが始まるようですね。
優遇税が10%から20%に変わる前に株価上昇も急角度で上がっているので、売却して利益を確定したほうが良いか悩んでいます。
投資信託内訳
先進国株式インデックスファンド 276万(+93万)現在も積立中
先進国債券インデックスファンド 239万(+57万)現在も積立中
国内株日経平均インデックスファンド 285万(+103万)現在も積立中
国内一部上場TOPIX連動ファンド 106万(+27万)
老後のために積立しているのでこのまま続け様子見でISA口座でも積立開始か
、一度売却確定でその後、ISA口座を使って積立るべきかご教授願えませんでしょうか?よろしくお願いいたします。
なお、その他にも3000万程老後資金は蓄えております。
かめままんさん ( 神奈川県 / 女性 / 49歳 )
回答:1件
投資信託の売却判断について
かめままん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
運用状況、拝見しました。
計画的にコツコツと積み立ててきた成果が今出ているようですね。
昨年までは、欧州債務危機などもあり、積み立て投資の継続をあきらめてしまった方も少なくなかったようですが、やはり計画性と意志の強さが、運用の成果を決めるということかと思います。
さて、ご質問の日本版ISAの前に売却すべきかですが、私は、事前の計画があったのであれば、それに従い、なかったのであれば、この機会に計画を再構築すべきという意見です。
例えば、事前の計画があったのであれば、今は、リバランス等、実施してもよい時期かもしれません。
税金面も確かに気になるところですが、お書き頂いた様子だと、来年の日本版ISA開始以降も新たに投資できる資金がありそうですし、必要以上にとらわれない方がよいかもしれません。
優遇税がなくなり10%から20%に変わるといっても、今10%で税金を払うのと、含み益のまま、複利で運用し続けるのと、どちらがお得か、判断は微妙です。
仮に、含み益のままであれば、10年でも20年でも税金の支払いを繰り延べながら運用することが可能ですし、もし動かすにしても、全部売る、全部買うというような極端なやり方ではなく、一部動かすカタチがよいのではないでしょうか。
実際、私が継続的にご相談を受けている皆さんにもそのようにアドバイスしています。
あとは、もちろん、せっかく運用の成果が出ているわけですから、杓子定規に長期で考えるのではなく、一部利益確定もありだと思います。
税引き後の実現益から、例えば、20万円とか、30万円を引き出して、ご夫婦で旅行に出かけるなども、投資の楽しみ方のひとつです。
評価・お礼

かめままんさん
2013/05/19 09:02森本様、ご回答ありがとうございます。
ただ、老後資金にと始めた投資信託でしたので、これまでの成果が単なる積立(プラマイ0)だったものから利益が急に出たことで動揺してしまいました。
なるほど、リバランスや一部利益確定という方法を思いつきませんでした。
森本様の仰るように、リバランスして且つ少し現実益から引き出して楽しみも考えて見ようと思います。
適切なアドバイス有難う御座いました。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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