対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
200万円を18年で400万円にできないかと、最近運用の勉強を始めました。今年産まれた子供の教育資金です。自分で資産配分を作ってみたのですが、これでいいのかどうか自信がありません。ご意見をお聞かせいただけませんでしょうか。
効率フロンティア曲線を使ってアセットアロケーションを割り出し、何をどれだけ買うかを選んでみました。
<日本株15%>
うち10%を
第一候補 「MHAM−TOPIXオープン」
第二候補 「日興-インデックスファンドTSP」
第三候補 「日興−インデックスファンド225」 のいづれか
うち5%を
さわかみ投信 さわかみファンド
<外国株25%>
うち20%を
「SSGA−外国株式インデックス・オープン」
うち5%を
「インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式」
<日本債券40%>
個人向け国債変動10年型
<外国債券15%>
「グローバル・ソブリン・オープン1年決算型」
もしくはMMF(米ドル・ユーロ・オーストラリアドル) のいづれか
<その他 5%>
世界リートなら
第一候補DIAM−ワールド・リート・インカム・オープン
第二候補日興−ラサール・グローバルREITファンド のいづれか
コモディティなら
第一候補岡三−コモディティ・インデックスオープン
第二候補損保ジャパン−DBLCIコモディティ6 のいづれか
SBI証券に口座を作ったので、さわかみファンド以外の投資信託はSBIで買える積立型のものを選んでいます。
kanachaさん ( 神奈川県 / 女性 / 38歳 )
回答:7件
それほど悪くないと思います
kanacha様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
アロケーションはそれほど悪くないと思います。選んでいる商品もそれほど悪いものではないと思います。
アロケーションに関しては、平均分散アプローチで計算したところで、所詮1期間モデルですし、また、予想する利回りと相関係数で結果も異なってくることでしょう。アセットアロケーションでパフォーマンスの9割が決まるなどという妄想を話すつもりもありません。
気にかけられるとよいのは、次の3点。
(1) 資産クラスごと個別のファンドで運用されるようですから、リバランスには注意を払われるとよいでしょう。
(2) コモディティは投資する個別商品を、新興国はファンドの運用能力を少し気にかけられるとよいかもしれません。
(3) 日本株インデックスであればTOPIXベンチマークがよいでしょう。理由は、この本に書いてあります。
新興国ファンドは、過去にメルマガで分析結果を公表しているものがありますから、よろしければ参考にしてください。(こちら)
回答専門家

- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
ご希望のポートフォリオに近いでしょう。
はじめまして、FPの岩川です。
過去の実績(期待収益率)から言えば、18年で倍となる希望のポートフォリオに近いと言えるでしょう。
ポートフォリオに使用する銘柄も、長期投資に使用して良いと思います。
日本株はTOPIX連動を、また、外国債券ですが、グロソブと外Mは、リスクとリターンが全く異なる商品です。
長期投資(短期でも同様ですが)であれば外Mは、リスクに見合ったリターンが得られる商品ではないと考えられます。
期待(希望)とするリターンを最小限のリスクで得るために、有効フロンティを基にポートフォリオを作成するわけですが、一昔前は、それが有効であったかも知れません。
しかし、直近10年はほとんど役に立っていません。(20年でも)
また、今後もその配分が効率的かどうかも全くわからないのです。
その解らないを前提に計画することが重要です。
過去のリスクやリターンは、すべての国が高度成長してきた数値です。
過去30年、20年、直近10年の有効フロンティアはすべてことなります。
投資の勉強は過去の実績数値を基に行うしかないのですが、ポートフォリオが資産形成の成功に「直接つながる」訳ではないので、あらゆる角度で考えましょう。
ポートフォリオなどテクニカル的なことは、
車に例えると、「エンジン内部」のこと。
車の運転は、必要な知識の他に、アクセルやハンドルの操作、天候変化による対応方法などを理解しているからこそ、危険な乗り物でも、生活必需品になります。
つまり、ポートフォリオだけでなく、上昇時の保有方法、下落時の保有方法、実行後のメンテナンス・・・・は、最重要事項です。
継続は力なりですが、反面、継続は難しいものです。
とくに長期投資の成功に直結する情報は、極めて少ないため継続することが困難なものです。
時間がればコラムご覧ください。
http://profile.allabout.co.jp/fs/iwakawa/column/list/series/3473/?p=1
回答専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
アセットクラス内での比較をされると良いでしょう!
こんにちは!“kanacha”さん
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
内容を拝見しましたが、かなり勉強されていらっしゃるようですね。
200万円を18年で、400万円にするということは、複利で約4%での運用となります。
アロケーションを拝見したところ、アセットの組み合わせとしてはまずまずの配分ではないかと思います。
SBI証券で購入可能という前提があるので難しいかもしれませんが、本来であれば、各カテゴリー(アセットクラス)ごとに、投信間のヒストリカルデータ(過去に実績)の比較をしてファンド(投信)の選定をされるのが良いと思います。
国際分散投資や資産分散をおこなっている投資信託も、パフォーマンスが悪いものが結構あります。
それは、総論は良くても、各論として各投信の運用実績はかなり違いがみられるからです。特に、インデックスファンド以外は、そのあたりを比較されると良いでしょう。
また、組み合わせで、あえて言うと、債券の個人向け国債とグロソブはどうかな!?といったところです。
200万円の一時投資だけでなく、積立投資を併用されるとさらにリスク分散できると思います。「円」資産はすでにお持ちなので、お勧めは、私の専門が「海外分散投資」なので、米ドルやユーロ建です。
以下のサイトに外貨建て投資の説明があるので、ご参考としてください。
http://www.ifa-japan.co.jp/fund/products1/fpi.php
回答専門家

- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
荒川 雄一が提供する商品・サービス
運用スタート後も考えて
kanacha様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、200万円は、完全な余裕資金のようですし、さらに、運用目的や運用期間、目標金額を明確にされ、資産クラスも分散されていますので、わるくないプランと思います。
教科書通り、忠実に実践していきたいタイプと、お見受けしました。
ただ、個人的には、今の市場環境を考えると、あえて、日本債券を40%にすることはないのかな?とも思います。
さらに言うと、割安感のある新興国をもっと入れてもよいのでは...とも思います。
資産配分に絶対は、ありませんが、ご自身なりに考えて、納得いくカタチでスタートされてください。
あとは、スタート後ですね。
200万円を一括投資して、仮に、1年後にもっと下がった時に、どう思うかを想像してみてください。
かなりへこむなぁと思われる場合は、投資タイミングの分散も検討しましょう。
また、コスト面でメリットのあるインデックス・ファンドだけでなく、お気に入りのアクティブ・ファンドを選んで、超過収益を楽しみにする、という選択もあります。
これから18年もありますので、ちょっとした楽しみもあるとよいですよ。
あとは、投資・運用は、メンタル面のコントロールが、非常に難しいですから、信頼のおけるアドバイザーを味方につけるのもよいでしょう。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
資金を倍にする数字
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
よく調べられて、ポートフォリオを組まれていると思います。
ある資金を倍にする数字があります。
これは、ある資金を何パーセントの複利運用をすれば倍に出来るかという計算を簡単に計算できる数字です。
''72の法則''
この72という数字が、その数字です。
しかし、先日69の方が誤差が少ないという計算をされた方が居られましたが、それでも少し誤差が出ます。
私は、その間を取って70を使っても良いかと思って、今回は70を使って考えてみます。
計算は、
70÷運用期間=期待利回り
という計算式になります。
ですのでkanachaさんの場合、18年で倍にされたいので
70÷18=3.88888・・・・・≒3.9%
という事になります。
ですので、期待利回りが3.9%以上の運用が出来れば18年後には倍になっていると思われます。
各国の指標などで分散運用した場合には、平均で7%前後の運用利回りが実現できるというデータもありますし、運用が悪くても10年以上の運用期間ではプラスに転じる可能性も高くなっています。
18年という運用期間もありますから、債券の割合をもう少し減らして株式の比率を上げられても良いと思いますよ。

ファイナンシャルプランナー
1
教育資金なら積み立ても入れましょう
kanachaさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
とてもよく勉強されていますね。
基本的にはそれでいいとおもいますよ。
でも私だったら、国内債券(個人向け国債)は今は入れません。
金利も低いし、単利の商品ですから。
その分海外債券の比率を上げて、新興国の債券ファンドも入れてみてはいかがでしょう?
利回りはぐっとアップします。
外貨建MMFは短期の公社債で運用する商品ですので、これよりは長期の国債などで運用する投資信託のほうがいいでしょう。
また住宅購入予定があるとしたら、お子様の教育費に200万円を運用するのではなく、
100万円+月1万円にしてはいかがでしょう?
頭金はなるべく多くあったほうがローンが少なくなります。
毎月1万円を18年間4%で積み立てると300万円を超えますよ。
運用は100万円で始められてはいかがでしょう?
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/

杉浦 恵祐
ファイナンシャルプランナー
-
「平均何%の収益」という考え方には注意が必要です
kanachaさんへ。FPの杉浦恵祐です。
複利利回りや72の法則の考え方は収益にブレが無い預貯金のような商品には当てはまりますが、
毎年の収益が大きくブレるような商品の場合にはその考え方は危険です。
また、幸いにも200万円を400万円にできたとしても、そこには通常税金がかかります。
200万円を税引き後手取りで400万円にするというのが実務的には重要です。
まず税金の考え方ですが、想定されているファンドは、期中収益分配金の出し方が様々です。
これにより課税方法が異なりますが、ここでは次の2パターンで試算します。
なお、現在の公募株式投資信託の収益分配金の源泉徴収税率は10%、換金時の譲渡益の税率は10%ですが、18年間の試算ですので、固めに税率を20%とて試算します。
A 18年の間、期中収益分配金が全く支払われず(途中に税金が引かれることはない)に1
8年後に初めて売却時に18年分の利益にまとめて課税(満期時一括課税)の場合
18年後の税前金額をYとすると、
Y-(Y-200)×0.2=400
Y=450
もし、求めるリターンが幾何平均で表されるとすると(=72の法則の考え方)
200×(1+X)の18乗=450
2.25の18乗根=1.046
X=4.6%
B 18年の間、年間収益分(個別元本超過額)が全額期中収益分配金と支払われ、課税された後に同じ個別元本で再投資する場合
もし、求めるリターンが幾何平均で表されるとすると(=72の法則の考え方)
200×(1+0.8X)の18乗=400
2の18乗根=1.039
X=3.9÷0.8=4.875%
つまり、もし求めるリターンが幾何平均で表されるとしても、年5%近くのリターンは必要になります。
補足
次に、平均5%近くのリターンがあれば18年で200万が400万になるかですが、投資対象の分散投資をすることにより、もし18年の間の各年の実際の収益と幾何平均の5%の収益にブレがほとんど生じないならば、この幾何平均のリターンで考えて良いでしょうが、今年のように全く分散投資の効果がない=大きな損失が1度でも発生すると、この平均の数字には全く意味はなくなります。
1年目に△10%の場合、Bのケースで残る17年で平均6%必要
1年目から5年目は当初目標平均だったが、6年目に△10%の場合、Bのケースで残る12年で平均6.5%必要
1年目から10年目は当初目標平均だったが、11年目に△10%の場合、Bのケースで残る7年で平均7.6%必要
1回の10%の損でもそれを挽回するのに相当のリターンが必要になるのですから、損が18年のうちに何度かあったり、今年のように世界の9資産に分散しても50%超の損が発生するような時に遭遇したりしたら、同様の分散投資のやり方では目標時期までの挽回はまず不可能です。
理論と現実は異なりますので、あまり理論に振り回されない方が私は良いと思います。

kanachaさん
個人向け国債のかわりのもの
2008/12/14 23:16こんにちは。いつも拝見しています。ご回答ありがとうございます。
個人向け国債の今の金利を見ると、わたしもこれはどうなのかと思っているのですが、「国内・海外の株式・債券に分散させる」というのを読んで、目の前の金利よりも分散させるのが長期の投資には大事なのかなあと入れてみたのですが...。
金利だけで言ったらネットバンクの定期のほうが上です。これは今回のプランの個人向け国債の代わりにはならないでしょうか?
kanachaさん (神奈川県/38歳/女性)

kanachaさん
ご回答ありがとうございます。
2008/12/14 23:27こんにちは。いつも拝見しています。
「国内・海外の株式・債券に分散させるのが基本」というのを読んで考えてみたプランなのですが、個人向け国債の金利をみると、あまり積極的な気持ちになれないのが正直なところです。(40パーセントも割り当てておいてなんですが...)。債券の部分で、代わりになるものといったら何があるでしょうか?
200万円ある資金ですが、一度に投資してしまうのは怖いので、最初は勉強もかねて積み立てで少しずつと思い、積み立て型の投資信託を選びました。けれどあまりゆっくりやっていると18年という時間が足りなくなってしまいます。時間はどのくらい分散させればいいものでしょうか?
kanachaさん (神奈川県/38歳/女性)

kanachaさん
ご回答ありがとうございます
2008/12/14 23:29こんにちは。いつも拝見しています。
200万円ある資金ですが、一度に投資してしまうのは怖いので、最初は勉強もかねて積み立てで少しずつと思い、積み立て型の投資信託を選びました。
けれどあまりゆっくりやっていると18年という時間が足りなくなってしまいます。時間はどのくらい分散させればいいものでしょうか?
kanachaさん (神奈川県/38歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A