対象:防災
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淡路島で震度6弱の地震がおこりましたが、震度6弱というのは、震度5よりは強いけど震度6までは行かない、という規模の地震ですか?また震度6強というのは、震度7までは行かないけれど、震度5よりも大きい地震、という認識で良いのでしょうか?
ancoさん ( 東京都 / 女性 / 31歳 )
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「震度6弱」は、揺れの強さの階級の1つです
阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)の再来かと思われる地震、驚いた方も多くいらっしゃると思いますが、しばらくの間余震にはぜひご注意ください。
さて、「震度6弱」は○○と○○の間という概念ではなく、地震の揺れの大きさをしめす階級の1つで、「震度6弱」という固有の強さを表します。日本では地震の揺れの大きさを気象庁が定めている「気象庁震度階級」という階級によって、下記のような10段階に分けて表しています。
「震度0,1,2,3,4,5弱,5強,6弱,6強,7」
震度6弱というのは、この階級でいうと上から3番目に位置する、かなり大きな地震だったということになります。強・弱という言葉が付いていると、段階の間を示す概念かと思ってしまいますがそうではなく、「○弱」「○強」という階級の1つを意味しています。
なお厳密に言えば…
震度5.0以上5.5未満 →震度5強
震度5.5以上6.0未満 →震度6弱
震度6.0以上6.5未満 →震度6強
震度6.5以上 →震度7
と表されます。
ちなみに、地震そのものの大きさを示す「マグニチュード」は階級で分けられないため上限がありませんが、ある地点の揺れの大きさを示す「震度」は7が最高なので、どれほど大きな揺れが生じても震度7以上が発表されることはありません。
もちろん階級は見直されることがありますので、震度7では表現しきれない被害が生じる大震災が発生すると、新しい階級へ見直されるかもしれません。
評価・お礼
ancoさん
2013/04/15 17:10回答専門家
- 高荷 智也
- (静岡県 / 備え・防災アドバイザー)
- ソナエルワークス 代表
備え・防災は、日本のライフスタイル。
「自分と家族が死なないための防災対策」と「経営改善にもつながる緊急時に役立つBCP」のポイントを解説するフリーの専門家。自然災害から原発事故、企業の危機管理まで分かりやすく実践的なアドバイスに定評があり、テレビや各メディア媒体への出演多数。
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