対象:防災
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クッションフロアの上に、食器棚や本棚を置く場合の、家具転倒防止対策について質問です。
地震に備えて、家具転倒防止をしたいのですが、クッションフロアの場合、どの方法が有効でしょうか。現在検討しているのは以下のとおりです。
1.L字金具で家具の上部を固定
2.ポール式と家具転倒防止板の併用
3.ベルト式もしくはチェーン式で上部を固定
因みに現在は、2の方法をとっており、一応手で家具を押してみてもぐらつきはないのですが、家具転倒防止板はクッションフロアではあまり効果がないとも聞くので、心配になっています。
ご回答どうぞよろしくお願いいたします。
補足
2016/08/15 07:58ご回答ありがとうございます。まだ検討していますが、L字金具で壁にビス留めが最も安心かなと思いました。
そこで、壁にビス留めする際に、幅木分の隙間が壁と家具上部の間にあいてしまいますが、この隙間は気にせずビス留めしても良いのでしょうか。
また、現在は家具転倒防止板を敷いているので、家具が壁にもたれかかっており、隙間はありません。
ビス留めする際も、家具転倒防止板は外さない方が良いのでしょうか。
だいふくうさぎさん ( 東京都 / 女性 / 46歳 )
回答:2件
地震時の家具転倒対策について
東京多摩地域で建築設計に携わっている大沼と申します。
家具転倒防止板は、家具全体を後傾させつつ、足元のすべりを抑えることで手前に倒れにくくすることを狙っています。従って耐震対策が転倒防止板だけならば、確かに柔らかめなクッションフロアは、硬いフローリング床などに比べて防止板が床に食い込みそうな分、その効果を弱めてしまうように思えてしまいます。
ただし、L字金具、ポール、チェーンなど、家具頂部の動きを抑えるパーツと併用するならば、転倒防止板の役割はすべり防止のほうに寄りましょう。そして床仕上の如何に関わらず、L字金具、ポール、チェーンなど家具頂部の転倒防止材が壁や天井に対してしっかり取り付けられていることのほうががより重要になります。それらの材から力を受ける相手先がしっかりしていないと、建物本体が先に壊れてしまうからです。できれば間柱や野縁など、壁や天井の下地面材を支える裏骨組に対してL字金具、ポール、チェーンなどが固定されたり突っ張っていることが望まれます。もしその骨組からずれる場合は、せめて下地面材に強力に止めるよう留意していただきたいところです。
現在はポール併用とのことですが、天井側が、叩くとポコポコと弱そうな薄板部に対して突っ張ってはいないでしょうか? コンコンと硬い音がする(≒野縁が流れている)場所にポールを突っ張らせたほうが、床仕上げの種類を気にするより効果的と思われます。
以上、期待される回答からはややずれましたが、多少なりともご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 大沼 徹
- (東京都 / 建築家)
- 大沼建築・環境計画事務所 主宰
人の思いと土地の個性を結んだ、オンリーワンの環境づくり
土地は本来、ひとつひとつ固有の個性を持っています。その個性を求められている用途と結びつけ、周辺環境と呼応した、その土地ならではの空間/環境づくりをめざします。
床材の素材にはあまり関係ないです。
だいふくうさぎ 様
地震については誰しもが心配ですよね・・・
今回のご質問にある「家具の転倒防止」に付きましては概ねNo1が最適かと思います。
但し、金具に止めるビスには、下地が一般家庭の場合にはプラスターボードと呼ばれる石膏ボードですから通常のビスでは直ぐに衝撃で抜けてしまいますから~
必ず「ボードアンカー」と言う石膏ボード専用に止めるビスをご使用くださいませ。
ホームセンター等で売っていますのでお気軽にご相談下さい。
回答専門家
- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス
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