対象:防災
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地震がある度にニュースで数字が発表されていますが、震度とマグニチュードの違いが良く分かりません。それぞれの違いを教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:1件
震度は場所ごとの揺れ、マグニチュードは地震そのものの大きさ。
マグニチュードは、地震そのものの大きさを示す単位です。ですので、一つの地震に対して測定されるマグニチュードは、一つだけとなります。
一方震度は、場所ごとの揺れの大きさを表す単位です。地震の震源に近い場所の震度は大きいですが、遠い場所の震度は小さくなります。
例えばかつての阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)を具体的な例に取ってみますと…
■地震そのものの大きさ=マグニチュード
M7.3
■場所ごとの揺れの大きさ=震度
最大震度7 神戸市長田区、須磨区など震源近く
震度6 神戸市の広い地域
震度5 京都など
震度4 大阪など
震度3 名古屋など
震度2 横浜など
震度1 新潟など
と、マグニチュードは一つだけですが、震度は場所によって変化します。震源に近いほど大きく、離れれば小さくなります。
また震度は、あらかじめ定められている分類表によってつけられますので、最大値が決まっています。日本の場合は震度7が最大です。一方マグニチュードは物理的な計算で求められますので上限はありませんが、観測史上最大は9.5(1960年のチリ地震)です。
回答専門家

- 高荷 智也
- (静岡県 / 備え・防災アドバイザー)
- ソナエルワークス 代表
備え・防災は、日本のライフスタイル。
「自分と家族が死なないための防災対策」と「経営改善にもつながる緊急時に役立つBCP」のポイントを解説するフリーの専門家。自然災害から原発事故、企業の危機管理まで分かりやすく実践的なアドバイスに定評があり、テレビや各メディア媒体への出演多数。
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