対象:エクステリア・外構
回答:2件

三竹 忍
建築家
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外構工事と室外機の設置について
sirakosanさん
初めまして、M設計工房の三竹忍と申します。
寒い中、ご心労のことと思います。
外構工事についてですが、
コンクリートブロックを埋め込むのでしたら、できなくないです。
ただし、土間コンクリート施工時に、室外機が動いたり、汚れたりします。
冷媒管などが破損しないようにしなければなりませんので、
あまり良いとは言えません。
そうではなく、ブロックをはずして、土間コンクリートの施工は、無理です。
コンクリートは、固まるまでに時間がかかります。
その間、室外機は浮かしておかなければなりません。
対策としては、
1.一度、室外機を仮設置して使用する。土間コンクリート施工時にはずす。
設置でき状態になったら、本設置する。
2.既製の壁付け架台を利用して、壁に仮設置し使用する。土間コンクリート施工後本設置する。
又は、壁付けにする。
3.土間コンクリートが施工できる仮設台を造り、仮設置し使用する。
土間コンクリート施工後本設置する。
室外機を仮設置して使用し、施工の時にはずし、施工後本設置する方法が、
エアコンも一時的に使えますし、外構も綺麗にできると思います。
いずれにしろ、追加工事になります。
施工会社さんと話しあってみるといいでしょう。
参考になれば、幸いです。
M設計工房 三竹忍
評価・お礼

sirakosanさん
2012/11/04 23:25仮設置というものがあることを知りませんでした。
わかりやすい回答、ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

加藤 正樹
エクステリアコーディネーター
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室外機と土間コン
結論を言えば可能ですし施工も容易です。入居後にエクステリア工事をするのはよくあることです。最近は室外機も多く犬走り、駐車場土間コン予定部分に置かれています。ブロックを外さずそのまま打設しているケースも見られますがブロック角からヒビが入り見苦しいものです。これを防ぐためには室外機を取り外さず一時的に浮かせて土間コンを打ち乾いてから土間の上に下ろします。
室外機を浮かすために動かすとガスが漏れるからさわらない方が良いと言われますが乱暴に扱わない限りその懸念は無用です。30年ほどしていますが失敗はありません。
浮かせる方法としては色々ありますが主として以下の3通りです。他にも方法はありますが代表的な方法を記します。
(1)施工箇所に余裕があれば重機(ユンボ)で吊る。
(2)室外機の箇所を除いて土間コンを打ち2回目は最初のそれに板を渡し載せる。乾い たら下ろす。
(3)建物基礎にアンカーボルトを打ち込み室外機を載せる。乾いたらアンカーボルトを 外す。
費用ですが室外機吊り上げについては特にお客さんには請求していません。重機に関してはある程度の規模の工事ですと現場に常にあり特にそのために運び込むわけではないからです。土間コンクリートの数量が少なく1回で終わらせる場合は(3)の方法です。当該現場で2回以上土間コン打ちなら(2)を私は採用しています。この方が土間コンの縁切りもできひび割れ防止にも繋がるのがその理由です。
今夏施工したお宅では質問者様と同様周囲の地盤が低く室外機はブロックが3段の上に載っており諸般の事情から(2)の方法で施工しました。
理想は下の土間コン先行でしょうが外構着工前は1~2段ブロックを置いて室外機を載せているお客さんは珍しくありません。
評価・お礼

sirakosanさん
2012/11/05 02:22大変参考になりました。
さっそく、業者と打ち合わせに入りたいと思います。
本当にありがとうございました!
ここに相談してよかったです☆
(現在のポイント:-pt)
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