対象:エクステリア・外構
新築工事を終え、ようやく新居へ引っ越すことができました。
これからは、まだ手つかずの外構工事をゼロから検討し、庭造りを進めていくこととなります。
この庭造りについては、すこし変わった疑問をもっています。
実は、隣家との境界部分については、通常であれば、境界線上にブロックなどを配置し、費用を折半する場合が多いかと思います。
しかしながら、私の場合は、ブロックのイメージなどから費用全額を払ってでも、境界の内側にブロックを配置したいと考えています。
隣家にそういった考えがあることを打診したところ、「費用を負担しなくてもよい」というところにメリットを感じたのか、境界部分を私が施工することに了解してくれています。
私自身も、奇抜なものを作ろうとは全く考えていないので、プランができたら、施工前に、一応、隣家にも説明しようかと考えていますが、将来のトラブルを避けるために、何か念書のようなものを交わしておいたほうが安全なのでしょうか?
よろしくお願いします。(私自身は交わしておきたいなという希望をもっていますが、その際に注意することがありますでしょうか?)
補足
2011/06/02 21:05新しく造成した土地ですので、境界の標識プレートはきちんと示されています。
大祐さん ( 福岡県 / 男性 / 40歳 )
回答:3件

竹中健次
建築家
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境界
境界のトラブルは多いです。
境界を中心にして塀などを作るのは,過去の話です。現在は建設者が,費用負担して敷地の中に建設するのが普通です。
境界立ち合いをした方がよいです。
1−境界ピンの作成
2−境界立ち合い写真の作成(遠景・近景写真・立ち合い者の顔がきちんと人別できること・デジカメの時代になりましたので名前の明記)
3−隣接者の同意書の作成(各自持ち合う・写真を添付する)
4−実側測量を行う
5−実測測量による登記
1〜3まで行えば,ほぼ問題はないかと思います。
書類を交換する理由は,土地所有者の変更によるトラブルの防止です。
境界ピンは必ず,実施してください。
公証人・測量・再登記など色々細かな手続ききはあるようですが,かなり費用がかかります。
数十万円かかります。
そこまでは良いのではないでしょうか。
評価・お礼

大祐さん
2011/06/06 23:16早速のご回答ありがとうございます。
説明が不足しておりましたが、新しく造成した土地ですので、隣地との境界杭はきちんと標記されていますので、その点は問題はないかと思います。

下大園 幸雄
建築家
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植栽も配慮して・・・
ログ家設計の下大園です。
大祐様の外溝工事について、隣地との段差等がわかりませんが、ブロック等の境界は、自分の敷地内での施工が大半です。折半ですることが珍しいです。新築の場合は、登記されるときに境界杭が新規か、再確認され(赤いペイント)ています。私の場合は、境界のブロックを積む時は、5mm位控えて施工するようにしています。工事される前に業者さん、お隣さんと境界の確認で良いと思います。
これから生涯お隣さんとお付き合いが始まりますので、念書等は気分的にしこりが残るように思います。 この土地をこれから求めて建築する場合は、境界の確認書等は、トラブル回避に必要な作業ですが今回はそこまでは思います。
隣地側に植栽される場合、桜、ケヤキ等の比較的横に広がりますので少し離して植栽されるようにしてください。桜、ケヤキ等は、葉っぱが隣地に落ちる可能性が大です。年々その量も増えてきます。その配慮も必要です。
リフォーム等の工事の時のよく耳にしましたので。
参考にしてください。
評価・お礼

大祐さん
2011/06/06 23:20アドバイスありがとうございます。
やはり相手の気分を害すような気がしますね。

下大園 幸雄
2011/06/07 10:00評価いただき有難うございます。
工事前の着工挨拶で隣人の方の雰囲気は察知出来たと思います。
隣も方も、どんな方が入居されるか気にしています。

中島 通泰
ガーデンデザイナー
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境界ブロック積みについて
こんにちは。エクステリア設計施工の中島と申します。
境界ブロックの施工については敷地内に30mmから50mm控えて作るというが一般的です。
境界線をはさんでお互いにブロックを積むという状況もよく見かけます。
さて、境界ブロックですが、段数に応じて地中に幅の広い基礎をつくり施工していきますが、通常の方法であれば、基礎のコンクリートを打設する時に境界の外側、内側ともに型枠を入れます。中には土が固くてくずれにくい場合など、入れずに施工するケースもありますが、この基礎が後から掘ったら越境している状態を何度か見ました。
隣地にはみ出さないように指示をしておくと後からトラブルになりません。
念書のようなものですが、境界杭が入っているのであればその杭を元に説明すれば十分です。杭がなく、境界が明確でないなら、ブロックも積めませんので隣地の方と業者と立会いにて確認し、状況写真の載った資料をお互いに持っておくことをお奨めします。
あいまいな記憶からありえないような主張をしてこられる隣地様もたまにいらっしゃいます。境界があいまいでご不安でしたら、代々残るものですので、新築を機会に誰が見ても明らかな状態に費用を掛けてもしておいた方がいいとも思います。まずは、現在の杭の状況が分かりませんので建てた建築会社さんにも相談してみてはいかがでしょうか。
エクステリア設計施工 アーバンスケープ
http://www.urbanscape-labo.net/
(現在のポイント:-pt)
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