対象:矯正・審美歯科
回答数: 2件
回答数: 6件
回答数: 5件
17歳男です。
僕は、歯並びがとても悪く、小学校2年生から高校2年生まで上下の歯の矯正をしてきました。ちょうど今月で器具が外れて1年ほどになるのですが、矯正した歯がだんだんと並びが悪くなってきてしまいました。
こうなってしまうということは、一生器具をつけ続けないと歯並びは維持できないのでしょうか?
また、最近になって気づいたことなのですが、鏡で自分の横顔を見てみると口元が突き出して、バードフェイスになっていました。(歯が歯茎を含めて外に向かって競り出てる感じです。)
前から見ると顎がとがっているとよく友人に言われるのでそれが原因かもしれません。
どうしたら口元の出っ張りをなおすことができるのでしょうか?
よろしくお願いします。
漆原 奏さん ( 神奈川県 / 男性 / 17歳 )
回答:4件
Re:矯正後の上下顎前突
(回答)
写真が無いので、想像で回答させて頂きます。
随分長い間矯正されたのに、歯並びが悪くなって来たのでは堪りませんね。
矯正した歯がだんだんと並びが悪くなってきたとすると、おそらく、あなたの歯のサイズは大きいのではないでしょうか?
歯の後戻りで一番起きやすいのは、矯正治療の完了時に前歯に多少ズレが残っていてそのズレが大きくなっていくことです。
この状態は、奥の歯を抜かないで矯正治療すると起こりやすいとも言えます。
したがって、前歯の前突が大変気になり、奥の歯(糸切り歯の後ろの歯)を抜かないで矯正治療したのであれば、歯を抜く矯正治療に移行する必要があるでしょう。
また、矯正した歯がだんだんと並びが悪くなってきた事だけが気になる様でしたら、前歯だけの部分矯正で治す事が出来ます。
いずれにしても、あなたが現在気になっている事を、遠慮せず、率直に担当医に訴えて下さい。
そうすれば、担当医も解決方法を検討してくれると思います。
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出っ歯、上顎前突、歯ぐき
http://www.aoyama.or.jp/orthod_depa.htm(舌側矯正の症例)
部分矯正、後戻り
http://www.aoyama.or.jp/bracket_place.html(舌側矯正の症例)
回答専門家

- 小谷田 仁
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。

福井 只美
歯科医師
-
上下顎前突の治療
まずは治療された矯正歯科医院でご相談されることをお勧めします。
長い期間をかけて治療されたようですのでその医院にはレントゲンをはじめとして
治療に関する資料が保管されていると思います。
一般的には上下顎前突を治療するには上下左右第一小臼歯を抜いて治療します。
抜くことによってできたスペースに前歯を移動してくれば治ります。
漆原様は抜歯して治療されましたか?
歯を抜かずに治療されたならまだ抜歯して再治療するという選択肢が残っています。
しかし、すでに抜かれて治療されているなら難しいかもしれません。
上下顎の骨の位置の問題もあります。
どちらにしても治療された医院で相談されて改善策があるのかどうか
聞いてみることをお勧めします。
補足
同じように一度矯正治療をしてから再治療を行った患者さんをホームページに掲載しています。もしよろしければ参考になればと思います。
http://www.invisible.ne.jp/newcase/

高 大松
歯科医師
-
矯正後の上下顎前突について
漆原様のお悩みは矯正治療後の後戻り(あともどり)と口元の出っ張り感のようですね。
後戻りは矯正治療終了後に歯が元の位置に戻ろうとしてすき間や捻じれが生じることを言います。
それを防止するために保定(ほてい)と言う概念で歯を動かした後に一定期間、保定装置を用いて歯を固定して骨を固めます。
また、オーバーコレクションと言って戻るのを勘案して強めに治したり、
親知らずの影響で後戻りが起きそうな場合には予防的な意味合いで親知らずを抜くことも検討します。
ただ、上記の後戻り予防処置を行っても患者様の生活習慣(特に歯軋りや無理なお口の使い方等)で後戻りが起こってしまうことが少数ながらございます。
しかし、患者様に合った歯並びを付与できればそうそう後戻りは起こりません。
また、お悩みの口元の出っ張りは上顎前突症(出っ歯)又は上下顎前突症のようですね。
上(下)顎前突症の原因には1、歯によるもの、2、骨格性によるもの、3、歯と骨格性の両方に起因するものが考えられます。
また、それぞれに上に問題があるのか、下に問題があるのか、その両方に問題がある場合が考えられます。
その原因によって上(下)顎前突の治療法が変わって来ます。
成長が終了した大人の方ですと骨の成長をコントロールすることが出来ませんので
骨格性の問題を歯並びで補償して治して行きます。
前歯を後方へ移動することで上顎前突(出っ歯)/上下顎前突症を治して行きます。
矯正治療で歯をたくさん移動させる必要がある場合には
歯列の真中あたりの歯(小臼歯)を抜いて隙間を作ってから前歯を下げていきます。
矯正治療の最良のゴールを設定してそれを達成するためには
歯を抜くことで他の歯を長持ちさせることができたり
全体のバランスを整えることができます。
お顔つきも整えることができます。
骨格性の問題が大きい場合には外科的手術を併用した矯正治療も検討されます。
日本自然派矯正歯科センター
大松矯正歯科クリニック
院長 高 大松
東京都豊島区池袋2-13-2 金子園ビル3F
池袋駅西口 マルイシティ池袋前
電話 03-6912-7200
http://www.4180.jp

高橋 滋樹
歯科医師
-
後戻りと上下顎前突は別々に生じてきているのでしょうか?
後戻りが出てきてしまっているということと、
治療が終わったが上下顎前突が残っていることに気づいた
ということでしょうか。
それとも、上下顎前突も後戻りの一貫として再度出てきているということでしょうか。
やはり治療を行った先生とお話するのがまずは第一とは思います。このあたりをご自分で整理しておいてから臨まれることをおすすめいたします。
器具がはずれて今年で1年とはブラケットが外れて今年で一年ということでしょうか?そうであればその後リテーナーという歯並びを維持するための装置はお使いではなかったでしょうか?歯並びの維持を長期に渡って100%保証するというのは実際には簡単ではありません。維持するひとつの要件として一定期間しっかりとブラケットを外したあとリテーナーという装置を使うというのは原則です。当院の場合はブラケットを外した後1年間は食事と歯磨き以外のときはリテーナーを使い、その後様子をみながら使用時間を短くしていきますが、似たような方法を矯正専門開業の先生は取られていると思います。
口元の突出をどう治すかというのは、矯正医のなかでもバラつきが多いところだと思います。もし、治療を開始する段階で、口元突出の改善を担当の先生に強く訴えていないのであればそこを治療目標とはされない先生もいるのではないかと思います。漆原さんが抜歯を望まなかったりしていた場合はなおさらそうなると思います。
もし抜歯をされていない治療であれば、抜歯をすることで口元の改善ができる可能性はあると思います。もちろん限界はありますが、相談をする価値はあるように感じます。
(現在のポイント:-pt)
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