対象:住宅設計・構造
建築家に依頼して、住宅を作っています。
現在、設計に取りかかったところです。
ツーバイフォーの住宅で、リビングは広くしてもらいたい(20畳程度)のですが、90cmのそで壁が必要と言われました。
これが両側から出てきているのでは、実質上別の部屋になってしまいます。
60cmでもできるが、とっても高価な工法になってしまうので、忘れてくださいと言われました。
別の手段として、そで壁の代わりに、部屋の真ん中に柱を立てる。
という手段でもできるそうです。
しかし、どちらにしても広々とした1つのリビングにはならないと思われます。
「ツーバイフォーはもともと1つの空間が12畳ていど。その四角形の組み合わせが基本だ」と言われました。
ツーバイフォーって、そんな制約が多いのでしょうか。
20畳の開放的なリビングはできないでしょうか?
アメリカのツーバイフォー住宅って、もっとリビングが開放的で広かったようにおもえるのですが。
補足
2012/06/12 19:46私は工法にこだわりは無いのですが、限られた予算の中での建築。
「ツーバイフォーの方が手間がかからない分安くできる」と強く勧められたので従っています。
別の工務店では、材料は独自にまとめて仕入れているので、在来工法でもツーバイでも同じ価格で出来ますとも言われていますので、そちらの工務店で在来工法で建てる方がよいのでしょうか。
amazonさん ( 神奈川県 / 男性 / 49歳 )
回答:3件
基本的には無理です。
こんばんは。
ツーバイフォーの構造体は壁構造が基本ですから
現在の建築家が言われていることは正しい回答です。
アメリカで見た・・・とありますが日米の建築基準法が全てにおいて同じと言うことはあり得ませんから・・・
建築課の言われることを信じて上げなさい!
それが嫌ならツーバイフォーで建築することを見直されることをお奨め致します!
回答専門家

- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
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住宅を建築家に依頼するには
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、まず建築家に住まいの設計等をお願いするにあたり、基本的なことですが、建築家はお客様の予算、住まいへの要望を加味してその条件に見合う構造を提案していくものです。
そういった点が建築家にお願いするメリットでもありますが、はなからツーバイフォーがいいというのは少し違和感を感じます。
多くの住宅設計をしている方であれば、それぞれの工法での予算は概ね把握しているはずですので、依頼者の希望をどう取り入れて設計するかが勝負どころでしょう。
私どもでサポートをしましたお客様もご自身と同じような希望でしたが、ツーバイでは難しい面があり、SE工法を採用して天井まで吹き抜けの広いリビングを設計し、うまく対応してもらったことがあります。
都内や川崎、横浜方面は、建蔽率や容積率の問題、高さ制限も手伝って設計者にとっては難しい面もあります。
そうしたエリアでは、採用する建築工法によって設計に多くの影響を与えますので、注意された方がいいでしょう。
納得がいかないようでしたら、他の建築家の方にも相談されてはと思います。
先ほどのサポート内容は、建築家との家づくりのご相談となります。
詳しくは下記をご参考ください。
http://profile.allabout.co.jp/s/s-3250/
以上、ご参考になれば幸いです。
尚、個別のご相談や詳しい説明をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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富樫 孝幸
建築家
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木造には制約があります
こんにちは、プラネット環境計画の富樫です。
家づくりを考えるといろいろわからない点も多いかと思います。
構造なら、なお更かと思います。
ツーバイフォー工法は、基本的な構造基準が決まっていて構造ルールを理解していれば
もっとも合理的に設計できる工法のひとつです。
耐力壁で囲まれた壁線内の面積、開口部の最大長さなどが決まっています。
一般的な耐力壁線は40平方メートル以下といった構造ルールです。
そのほかにツーバイフォー部材の最大長さも考慮に入れます。
設計者の方が言われている室内に柱が必要というのは、床根太部材を
受けるためのものでしょう。
北米などはプラットフォームフレーム工法と呼ばれ、日本より大きな部材を
使う住宅が多いようです。また、構造の基準も違います。そのため大きな
スパンが可能になっています。
ツーバイフォー工法で大きな空間をつくりたい場合、リビングなどを最上階に
計画すると上部加重がないため、比較的つくりやすくなります。
ツーバイフォー工法に限らず、在来工法など木造住宅などは制約があり
大きな空間をつくるには限界があります。
先の方が言われているように、SE構法など純ラーメンの構造などが
ありますのでそのような構造も検討されたらいかがでしょう。
オープン工法ではないので、登録工務店が施工することになります。
このように、さまざまな角度から計画内容を検討したらいかがでしょう。
(現在のポイント:1pt)
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