対象:リフォーム・増改築
回答:2件
金属サイディングですね。
エリ0110さん。浜田と申します。
金属サイディングですね。私は、鋼板や金属サイディングを使うことも多いのですが、
他社さんの考え方も有るかもしれないので、
私共がさせていただいている施工方法をお伝えいたします。
サッシの上側(建築用語では上端、うわばと言います。)は、
サッシの両サイドの5~10cm程度はシールをして
それ以外の内部はしない場合が多いです。これは、もし万が一、
水がサイディング内に入った場合に、そこから速やかに排出するためです。
また、その部分から壁内部に通気をさせるためということもあります。
サッシ下側(建築用語では下端、したばと言います。)と両サイドは、
全面シールする場合が多いと思います。
水は、壁体内の上から入ると下に流れてしまいますので・・・。
サイディングは、メーカーごとに設計施工資料集や、施工手順書がありますので、
そちらを御確認されるとよいかと思います。
それが無ければ、カタログにも、
サッシ廻りであれば、納まり図が掲載されていると思いますので、
ご確認いただければと思います。(メーカーのHPでカタログも閲覧できると思います。)
他社さんの考え方があると思いますので、以上は、参考程度にしておいてください。
ご参考になれば幸いです。m(__)m
評価・お礼
エリ0110さん
2012/06/10 22:43返答のお礼が遅くなり申し訳ありません。
業者さんによって考え方も色々とあるのですね。
もう一度直接聞いてみようと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
- 浜田 肇一
- (福井県 / 工務店)
- 濱田建設株式会社 代表取締役専務
パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを
福井県・滋賀県近郊で、パッシブデザインのZEH住宅を手がける設計工務店です。時を経てライフスタイルが変化しても、各空間の用途を自在に変えられるのが大きな強み。自然エネルギーも最大限に活用し、低コストでエコな暮らしをサポートします。
曽根 省吾
一級塗装技能士
-
サイディングのシーリングの隙間
サイディングのシール部分は、サッシの取り付け構造によると思いますが、隙間がある場合もあればない家の場合もあります。
外壁塗装をしていてよくあるのか出窓の上のシールが両サイドされていて、真ん中の数十センチ程度はシールがされておらず隙間が空いているという事象です。
簡単にいえば、隙間がない状態の場合、もしその上に位置する壁の部分から、たとえばひび割れなどで雨水が侵入した場合、水の逃げ場がなくなって袋小路になってしまいます。
そうすると家の中に水が入って雨漏りということになります。
他の専門家の方も言っているように、そういうときのために排出する場所をわざわざ設けてあります。
当社は塗装会社ですので、塗り替え時も元々隙間が空いている場所は、やはりそこを埋めずにそのままにして、シーリングの打ち替えをします。
その理由を知らない施主さんから、クレームを頂いたこともあります。
逆にそのような理由があるにも関わらず、新築時に無理に埋めてしまうこともあるようです。
以前、そのお家の塗り替えの際、高圧洗浄をして家の中に水が侵入してしまったこともあります。
ですので、今回のご質問の隙間は問題がないというより、必要なのではないかと思います。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング