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はじめまして。
約1年ほど前からの話です。
小学校から同じで、しばらく離れてはいたものの、お互い子供を得て
また20台後半から仲良くなった友人がいます。
なんでも相談でき、ときには言い過ぎて、性格も似すぎているためか、
心のどこかで、腹を立てたこともありました。お互いに。
しかし、その1年前から、友人が私を避けるようになりました。
それから話しかけるも、すぐどこかへ逃げるように去っていくようになりました。
半年ほど悩み続け、眠ることが困難になってきたため、相手に電話し、
理由を聞くことにしました。
すると、私が誰かに何かを言ったことが原因で、私のことがもうわからなくなったと
言われました。
友人は吐き気や頭痛を伴い、とても精神的に参っていることも知らされました。
私はとても物の言い方がきつく、人に誤解を与えやすい話し方をします。
そのせいで、悪口ととらえられたことがあったのか、など、いろいろ考えましたが
友人に対しての悪口は言っていないと思い、反論しました。
すると、「私だけのことならいい。ただ私のことではないことが原因。これ以上は言えない。言った人が特定されて、その人との関係がこじれるから」とのこと。
相手の体調を悪くするほど何かひどいことを私は言ったようです。
身に覚えはありません。
ただその気がなくても相手を傷つけてしまうことがあるということはよくわかりました。
それから半年。反省の日々ですが、まだ状態は変わりません。
今の思いを伝えるために、電話する機会があったときにまた話しました。
友人は、自分の頑固な性格が災いして、まだあなたとふつうにはなれないといわれました。
時間が経ち、いつか話せる日がくるかもしれないけど、と。
私はそれまで反省し、友人を待つ。あなたは大事な友達だからと伝えました。
言った言葉は取り返しのつかないものです。
ただ、知り合いという人たちの裏切りある言動に人間不信になりそうです。
何のために友人に何かを言ったのか。と。
毎日毎日頭のどこかでこのことが気にかかり、
子育て中にもかかわらず、心から笑える日がありません。
どうか心持ちや解決方法などございましたらアドバイスいただきたいと思います。
藁をもすがる気持ちで書いております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
pironさん （ 東京都 / 女性 / 38歳 ）
回答：3件
網野 麻理
ビジネスコーチ
1
次につながるよう、気持ちを切り替えましょう
はじめまして。
コーチの網野麻理です。
pironさんの苦しい胸の内が伝わってきました。
いろいろと思い悩んでいるのですね。
まず、自分自身の発言が原因で、ご友人との関係がうまくいかなくなったとのこと。
自分に非があることを認識できるのであればそれを謝罪し、今後改善していくよう
努力されたらいいかと思いますが、現時点で思い当たる節がないのであれば
これ以上思い悩んでも前に進まないと思いますので、今後このように
考えてみてはいかがでしょうか。
■長年のご友人との関係について
これで関係がきれるのであれば、それまでの関係だったのだと割り切る。
そして、自分の改善する点があるのであれば、それを真摯に受け止め
今後の人間関係構築に役立てるための機会をもらえたのだと考える。
■ご自身のコミュニケーション方法について
＞私はとても物の言い方がきつく、人に誤解を与えやすい話し方をします。
と自己分析をされているのであれば、どこをどのように変えれば誤解を与えないかを
考えてみましょう。例えば、物腰やわらかく表現してみたり、ストレートに発言することを控えたり、まずは相手の意見を聞くことに注力してみるなど。
■子育てについて
子供は母親の精神状態を敏感にキャッチします。そしてお母さんが不安定だと
子供も不安定になる。親子の精神状態は、とてもリンクしているのです。
まず、自分が囚われているところから抜け出し、気持ちを切り替え
気持ちを安定させることに集中してみましょう。
最初は難しいかもしれませんが、お母さんの経験をもとに、
お子さんがより良いコミュニケーションがとれるように教育してあげてくださいね。
応援しています。
評価・お礼
pironさん
2012/05/22 10:39評価の仕方がわからず、回答への評価が遅れてしまい申し訳ございません。
ご丁寧な回答をありがとうございました。
先生のおっしゃられるとおり、今後は自分自身のコミュニケーションの仕方を考え、
慎重に話をしたいと思います。
頭の切り替えがなかなかできないのですが、これまでの関係だったと言い聞かせ、
そして、これからの新しい人間関係に活かせたらと思います。
大変ためになるアドバイスでした。
本当にありがとうございました。
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国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
6
すべての責任があなたにある訳ではないことに気づきましょう
こんにちは。カウンセリングセンター聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています（診断・治療行為は致しません）。
pironさん，親しくしていた友人に対して，無意識のうちにご自分の言葉でダメージを与えてしまった。予想外の結果に戸惑っているし，悪いことをしてしまったという罪悪感もある。取り返しのつかないことになったという思いが，自分にこびりついている。そんな感じのお気持ちなのですね。深刻な思い，お察しします。気持ちが伝わってきます。
最初に，前提となる話をしましょう。伝言ゲームという遊びがありますね。間に何人か人を挟むと違ったメッセージが伝わってしまう。言葉というのは不完全な物なのです。こちらがAのつもりで言っても相手がBと理解してしまう。こちらの表現が悪いとかいう問題ではなく，相手がはなからBと思い込んでしまえば，こちらが後からCと言おうがDと言おうが，相手はBと理解してしまう。そんなものなのです。言葉のそんな性格を意識しておいて下さい。
さて，pironさんは，自分以外の人の心や感情を変えることができると思いますか？ 悲しんでいる人を慰めたり，怒っている人をなだめたりしますが，実際には，人の心を変えることはできない。ということは，pironさんの悪口と思える言葉も，友人に感情のきっかけは与えているけれども，実際に友人の心にダメージを与えている訳ではないのです。友人が自分でダメージと思い込んでいるんです。ようするに，友人がダメージだと思い込んだから，ダメージ状態があると言うこと。友人がそう思わなければ，ダメージにならなかったと言うことなんです。だから，友人が自分でダメージでないと思えるようになるまで，本人が手放さない限りはこの状態が続くんですね。
つまりは，すべての責任がpironさんにあると言うことではないといえます。きっかけを作ったという意味での責任がありますが，ダメージの受け方は本人の感じ方次第です。そこまで気にすることはないですね。
さらに，もうひとつのお話があります。文字数が足りなくなってきましたので，補足の方で展開しますね。
補足
もうひとつの意味，それは，人生的な意味です。無意識にダメージを与えてしまったと思い込んでいるpironさんと，ダメージを負わされてしまったと思い込んでいる友人は，必然性があって，この形のマッチングになっていると言うことです。
pironさんは，今回のことから自分の心や性格の中に何かを気づかなければならない。一方の友人も，今回のことから自分の考え方や気持ちについて，何かに気づかなければならない。お互いに，人生的な意味で何かに気づかなければならない。そのために，今回のマッチングができて事件が起こったと考えるのです。
物事は幸不幸に関係なく起きています。空中でボールを手放すと地面に落ちます。それ自体に幸福も不幸もない。雨に降られるのも事故に遭うのも表彰されるのも，それ自体は何の意味もなく必然的に起きています。それに意味を与えるのが人間です。その与える意味が気づきにつながるのです。
pironさんは今回の出来事を，不幸な出来事，自分がダメージを与えた人，相手の出方を待つ人，そんな位置づけで終わらせますか？ 人生的な意味で，どんな気づきをこの出来事から学びますか？ 今回のことについて，積極的に意味を考えてみましょう。
相手の気持ちは，友人自身が自分の価値観に新たな気づきの１ページを加えるまで待てば良い。植物を育てるときには，大きく育つのを待ちますね。無理矢理引っ張ったりしない。その待つ間に，pironさん自身の価値観の新たな１ページを作りながら待ちましょう。どんな意味が出てくるかは，pironさん，あなたの気づき次第です。
良い未来が来ることを祈ります。困ったときはいつでもご相談下さい。
聴心館WEBサイト http://www.choushinkan.com
評価・お礼
pironさん
2012/05/22 10:47ご丁寧な回答をありがとうございました。
先生のお言葉で、心がすっと軽くなりました。
自分を責め続けてきたため、自分自身でも相当のダメージを受けていました。
それを少し肯定的なとらえ方でお話してくれたのが、とてもうれしかったです。
伝言ゲームの例え、人間の思い込みによるダメージの作られ方、あてはまる要素がおおいにありました。
今後は今回の件に関し、気づき、を考えるとともに、一歩前へ踏み出そうと思います。
本当に素晴らしい回答をありがとうございました。
国府谷 明彦
2012/05/22 12:02pironさん，メッセージありがとうございます。pironさん自身も，自分で自分にダメージを作り出していたことに気づかれたんですね。よかったです。
自分のダメージは自分で作り出している。そして自分でしか取り除けない。そんなことを覚えておいて下さい。でも，他の人のダメージのきっかけを作ってしまうことはありますから，そこは気をつけましょうね。
pironさんがどんな気づきを得られたのか，また別の機会にでも教えていただけたら幸いです。頑張って生きましょう。
吉武 利恵
人の印象の専門家
2
十分反省されていますね
pironさん
はじめまして。コーチやイメージコンサルタントなど、ヒューマンサポート行っておりますリリアの吉武利恵です。
pironさんの「藁をもすがる気持ち」であるとお書きになられているのを読みました。
辛く、悲しく、いたたまれないお気持ちお察しいたします。
小学校からの友人がpironさんを避けるようになり、友人に話を聞くとpironさんが言った事が原因だと言われた時は、
とても驚かれたことでしょうね。
言葉は人を励ましたり、癒したりすることもありますが、
使い方によっては、相手を傷つけるナイフになることもあります。
pironさんはご自身で人に誤解を与えやすい話し方をすること、
そして、言った言葉は取り返しがつかないものであることを、
もう既に知っているのですね。
友人の体調が悪いのはpironさんのせいではないか、とご自身を責めながら、
知人の裏切りある言動に人間不信になりそうで、
毎日毎日頭から離れず、心から笑える日がないという、
いたたまれない日々をお過ごしなのですね。
第3者が優位に立つために、
2人以上の友人の仲間割れを起こす仕掛け（悪口など）をする方がいます。
今回、pironさんはそれに巻き込まれてしまったのかもしれません。
pironさんは、既に友人に反省していること、大事な友達であること、友達の心が戻ってくるまで待つことを伝えられましたね。
とても、心ある対応だと思います。
できることはやりましたね。
数か月後か何十年後かはわかりませんが、友人の心がいつか戻ってくることを信じて待ってみませんか？
大切なお子さんと笑い合って良いんですよ。
もう、ご自分を許して大切にしてあげてください。
人生には多くの出会いと別れがあるものです。
pironさんの優しい心が友人に届くことを願っております。
リリア株式会社 吉武利恵 http://www.riria.co.jp/
評価・お礼
pironさん
2012/05/22 16:44ご丁寧な回答をありがとうございました。
時間が解決してくれるわかっていても、心のザワつきがおさまりませんでした。
ただ先生に背中を押していただけたので、それを信じていこうと思います。
私自身のことを想っていただいた、先生の優しいお言葉
本当に感謝いたします。
精進して前に進みたいと思います。
（現在のポイント：3pt）
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