対象:心の病気・カウンセリング
44歳男性です。昨年より心療内科にかかり軽いストレスという診断を受け約半年ほど投薬治療を受けていますが、一日の中で特に風呂上がりなど気分がさえなく気分が悪くなるというか体の力が抜け気怠い憂鬱感に浸ることが多々あります。医者を半分信じれず本当にこれはストレスだけなのかと疑っています。というのも3年ほど前に急にめまいがし内科に行きましたところ自律神経失調症だと診断され1年ちょい投薬治療を受けましたが一向によくならず自然と投薬をやめました。その後1年くらいしてまたおかしな感じがしたので現在の心療内科に行きますと病名は軽度なストレスですので薬ですぐによくなりますといわれました。一体自分の体がどうなってるのか薬がいけないのかよくわからなくなってきています。この場合どこに相談しどのような改善方法があるのでしょうか。ちなみに今の薬はレキソタン錠2ミリグラムデムナット錠0,5ミリグラムというのを飲んでいます。毎食後飲んでいますが気持ちの上で投薬後はいいのですが時間がたつにつれだんだん不調な感じになります。自営業を営んでる傍らストレスは常に抱え込んでいます
出来ましたらご回答の方よろしくお願い致します。
補足
2012/05/04 13:49肩こりがひどいときは血行が悪いのかと思うほど調子が悪いこともあります。
ほぐしてもらうと調子が回復することも?
その他症状は急に気分が悪くなることもあります。
naganoyaさん ( 福岡県 / 男性 / 44歳 )
回答:2件
快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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セカンドオピニオンも検討してみてください。
naganoya さま (以下「ながさん」と呼ばせていただきます。」)
はじめまして。心理・睡眠カウンセラーの力田正明と申します。
現在の厳しい経営環境の中での、自営業の代表の方の仕事のストレスの高さは、十分お察しいたします。
質問の情報量の中でのアドバイスになりますが、読み取れない点がありますので、まずその点を列挙させていただきます。
1.3年前にめまい等の発症。内科受診。自律神経失調症と診断。病状経過がよくならない状況で、約1年程で、自分の意思で服薬中止。約2年前に、現在の心療内科受診。診断は「軽度のストレス」。その心療内科に再度受診しはじめたのが、昨年。この間、どの程度の期間、通院せず、薬を服薬していなかったのか? 今までの経過の流れが、この部分が切れているので、あくまでも、現状にフォーカスして、アドバイスさせていただきます点をご了承お願いします。
私からのアドバイスとしては、(多少耳が痛い部分もあるとは思いますが、これは自営業者によくみられる傾向として、受け取ってください。)
1.仕事柄、自分で意思決定しなければいけない立場なので、なかなか人の意見に耳を傾けるタイプの方が少ない傾向があります。(今までの相談経験から)
「医者を半分信じられず」という言葉も、共通して言われることが多いです。
心の病気の場合は、Drとの相性というのもあり、それによって、治療の進み方が変わってくることも否めません。
今回処方されている薬は、「レキソタン」は、うつ病・パニック障害などに処方される、不安・緊張を和らげる薬で、「デムナット」は、穏やかな精神安定剤です。
ここで一つ知っておいていただきたいことが、レキソタンを急に服用を中止すると、リバウンドという離脱症状が起こることが多いです。Drは、抗うつ薬を処方するときは、必ず、段階的に服薬離脱をする治療戦略も考えられます。(症状が改善されてきた時点で)
今回、自分の意思で、服用中止し、受診もおそらく中止されたことは、結果として。症状を増悪させる方向になっているのかもしれません。
補足
今回のアドバイスとしましては、
「一度、病院を変えてみる。」ことも検討されてはいかがでしょうか?
先にも触れましたが、Drとの相性も外科や内科に比べると、影響度が高い点があり、セカンドオピニオンとして、他の医療機関に受診するということも必要かと思います。
Drに、「おんぶにだっこ」のような依存関係もよくありませんが、
「自分の体の最良のDrは自分である」ので、
体の不調を治すためのパートナーとして、Drとの関係構築をされることも、少し意識してみてください。
この回答が、ながさんの心の負担軽減になれば、うれしく思います。
評価・お礼
naganoyaさん
2012/05/06 17:41大変参考になりました。ありがとうございました。
国府谷 明彦
厚生労働省認定 産業カウンセラー
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ご自身の感情を抑え込まないことから始めましょう
こんにちは。カウンセリングセンター聴心館 国府谷です。精神医学や脳神経科学をベースに認知行動療法を中心とするカウンセリングをしています(医療行為は致しません)。
naganoyaさん,ご自身の身体がどうなっているのかと不安を感じていらっしゃる。そして,医師の診断がずばりの所を突いていない気がして,納得できない。このままで良いのかという思いがある。そんなお気持ち,お察しします。私が的を射た回答を差し上げられるかどうかなと思いつつ,ともかくも冷静客観的にお話ししたいと思います。
さて,自律神経のお話が出ていましたので,ここから入りましょう。自律神経は感情とつながっています。感情を抑え込むと,自律神経の異常として出てきます。ふくらんだ風船の一方を押さえつけると,抑えていない部分が異様にふくらんでくるのに似ています。
naganoyaさんは自営業と言うことですので,仕事上のストレスを感じ常に緊張状態にあるのではありませんか。資金繰りや仕事の納期とか様々なストレスがあると思いますが,その時感じた感情を,仕事ということで押さえつけていませんか? たとえば,つらいとかやりたくないとか,そんな気持ちが出てくる。でも,仕事だからそんな気持ちを持ってはいけないと思っている。それが,感情を抑え込むと言うことです。その結果,自律神経の異常として,肩がこる,気分が悪い,ボーっとする,そんな症状が出てきます。
まずは,そうした「ちょっと弱い人間」みたいな感情が出てきてもそれを認めて下さい。そのまま感じてしまうのです。感情というのは長続きしませんから,しばらく見ているとピークを過ぎて別の気分が出てきます。ピーク前に押さえ込むのと,ピークを過ぎて消えていくのでは,自律神経的に全く意味が違います。マイナスの意味での緊張感が消えていきます。そうした毎日を送ることで,自律神経的な症状は少しずつ良くなってきます。もちろん,マッサージや指圧などでリラックスすることも良い方法です。カウンセリングで気持ちを発散して語るのもOKです。状態が良くなってきたら,医師と相談して投薬を終わらせるのも方法です。
症状を薬で治す発想とはちょっと違う考え方をしてみることで,変化が出てきます。良い結果となられることを祈っております。いつでもご相談にのります。必要なときはメール下さい。
補足
【補足】感情が自律神経とつながっているように,思考は中枢神経に,無意識行動は感覚神経・運動神経につながっているのです。騒音などで「いらつく」と,思わず何かを蹴っ飛ばしているなんてことありますよね。感覚神経と無意識行動がつながっている例です。
人は往々にして,無意識のうちに感情を押しつぶしています。意識して感情を認めて,つぶさないようにして下さい。但し,これは他人に感情をぶつけることではありません。ご自分の中で「あ,こんなことを感じている」と見つめたり,うまくこなせないときは,トイレや風呂場で大声を出しても良いのです。歯が痛いときに「ワー」と声を出すと,何となく痛みが和らぐ気がするようなものです。感情を人に向かって出すというのは,あたかも隣の家にゴミを投げ込むようなことですから,感情は自分の中で処理してください。
それから,自律神経の症状と感情は区別して下さい。気分がさえない,だるい,身体の力が抜ける,肩がこる,ボーッとしている,こういったものは自律神経的な症状です。感情のように,時間をおいてもピークを過ぎることはありませんのでご注意を。
このAll About Profile内の私のコラム・聴心記「心の炎」で,感情との向き合い方などをお話ししています。聴心館のWEBサイトでも展開しておりますので,よろしかったらご覧下さい。
http://www.choushinkan.com/
評価・お礼
naganoyaさん
2012/05/06 17:42大変参考になりました。ありがとうございました。
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